日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

首都の空は日本の民間機はとぶことができない

2020-02-20 05:40:50 | 政治
今日の言葉

知らぬが仏 (しらぬがほとけ)
知ると不愉快になるものごとでも
知らなければ心を乱すことはない。

東京の空はアメリカのものだった

「東京の空、灰色の空ほんとうの空がみたいという」歌の文句じゃないけれど、日本の民間機が自由に自国の空を飛ぶことができない、また、米軍基地が日本国内に、いくつもあるのが気になっていました。矢部宏治著「知ってはいけない隠された日本支配の構造(講談社新書)」読んで合点がいき、朝日新聞の記事をみて、確信しました。それは、敗戦後から令和まで、今でもアメリカの支配下のもとに置かれている自国です。羽田空港のルートが変更されたことを広告等で告知されていましたが、気にもとめませんでした。東京五輪・パラリンピック対策程度の認識でした。よく「日本はアメリカの属国だ」と耳にしますがその通りですね。知ったところでどうにでもなることではないけれど、現状と将来のこと気になりだしました。記事紹介します。

記事

「首都圏の上空」を覆う巨大な空域は戦後、連合国軍総司令部(GHQ)が管制を掌握。今も日米地位協定を根拠に日米合意で管制を握り、日本の民間機は米軍の許可なしに進入できない。政府関係者は「同じ敗戦国のドイツやイタリアでさえ、首都上空は自国で管制しており、横田空域は異質な存在」と語る。

最高高度7千㍍の横田空域が壁となり、羽田空港を発着する民間機の飛行ルートは急上昇や旋回を強いられる。ある管制官は「返還されれば、着陸をやり直す時などの管制の煩わしさはなくなるメリットは少なくない」と話す。

東京五輪を前に羽田空港発着の新ルートを設けることに伴い、日米両政府は昨年1月、横田空域の一部使用を許可した。だが、「返還」ではなく、1日3時間に限った「一時使用許可」に過ぎない。日本政府関係者も「全面返還どころか、一部でも『返還』を要求していたら、五輪には間に合わなかった」と苦渋の選択だったと振り返る。


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