Matthewの映画日記?

Matthewの独断と偏見に満ちたお気楽日記

死神を葬れ / ジョシュ・バゼル

2009-08-21 12:06:09 | '09 読書
            

本屋で、鮮やかな黄色の表紙に惹かれて、手に取った本、「死神を葬れ」を読みました。


あらすじは、

俺は、研修医ピーター・ブラウン。
俺には、秘密がある。

俺の本当の名は、ピエトロ・ブラウナ。
今は、医者だが、以前は、殺し屋だった。

俺の祖父母は、俺が14のときに、自宅で殺害された。
祖父は、医療ボランティア、祖母は図書館でボランティアをしていた。
そんな、善き二人が殺害されるなんて。
警察の調べでも「怨恨や強盗のたぐいではなく、マフィアに入るためのチンピラの通過儀礼として、偶然に殺害されたのだろう」ということだった。
結局、警察は、犯人を捕まえることは出来なかった。
今も、のうのうと犯人は大手を振って、街を歩いている。
そんなことは、許されない。
祖父母の葬式が終わったあとから、俺は、身体を鍛え、武術を学び始めた。

高校で、マフィアの息子アダム・ロカーノ、通称“スキンフリック”と出会う。
こいつとは、ウマが合い、こいつの家族も、俺を本当の家族のように扱ってくれた。
そして、期を見計らい、俺は祖父母を殺した犯人を、アダムの父に、問い詰めた。
そして、俺は、本懐を遂げた。

そのあとでも、俺はロカーノ家とは、手を切らず、付き合っていた。
そして、アダムの父から、殺しの依頼を受けた。

それが、俺が俺でいられなくなる人生への始まりだった・・・




この作品、購入してから気づいたのですが、帯に「2010年に、デイカプリオ主演で、映画化決定」と書かれていました。

内容は、可もなく、不可もなくといったところでしょうか。
ただ、文章中の語句に対しての脚注(?)が多く、それがウザかったです。
脚注と言っても、主人公の語り言葉で書かれていて、脚注にすらなってないんですが・・・

ディカプリオは、主人公のイメージには合っているかもしれないですね。

レオナルド・ディカプリオが元殺し屋の医者を演じる? - シネマトゥデイ


死神を葬れ (新潮文庫)
ジョシュ バゼル
新潮社


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