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杉本博史

2009年01月10日 | masudaizumi.com
今朝「杉本博史を知っていますか?」

というタイトルのブルータスの本を咲甫さんが持ってきて

はい、これ!

と渡されました。


咲甫さんの職業は古典芸術だけれど、交友と興味は幅広く、美術系高校を卒業していることもあって、現代アートを購入しては部屋に飾っていたり、アート大好き人間。

古典芸術を職にされているかたは、皆さん勉強熱心、稽古、稽古、、の毎日とはいえ古典以外のご趣味や収集、特技をもっている方が多いので、よく驚かされます。


それに比べてこの私。

やっと今年から読書に目覚めたばかりで、杉本博史?いま一番有名な美術作家?まだそんな難しいこと、知りません。

そういえば主人の部屋にあった白と黒が半分ずつ映っただけの写真。

あれ、、、これ、杉本さんの作品だったのね、、それに、、あの写真、黒く映っていたのは海、白いとこは空だったんだ。

女性雑誌に、こんな内容の特集があるわけもなく、ブルータスってすごい。

しばらく読んでいるだけで、ずいぶん杉本博史というかたの作品の流れを知ることができました。


現代のアーティストって、難しくて作品のコンセプトがわからない人も多いけど、杉本さんの作品は、私のような平凡な人間にでも、どきゅ~ん、と感動を与えてくれました。

写真というものの使い方、古典に惹かれる杉本さんの今までの私の概念が全く変わってしまいました。



さらに渡された、もう一冊、杉本博史さんの評論集「苔のむすまで」は、かなりすごいそうです。これから私も読んでみるつもりです。

皆さんにも、杉本博史さんの作品で、是非、この感動体験をお薦めいたしたく、ここにご紹介いたしました。