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教育

2009年06月02日 | masudaizumi.com
先日、「エチカの鏡」という番組をみました。
その後、通園のバス停で、この話でもりあがりました。

子供の教育について、2つの例を放送していましたが、共感できるものがたくさんありました。

そのなかでも、子供を伸ばすには競争をさせる、というもの。


これは私も賛成でした。


負けて悔しいって思う事、自分もあんな風になりたいっていう憧れの存在、お手本が近くにいる、ってことは、いくつになってもすごく大事だと思う。

「負けるが勝ち」
負けたほうが学ぶこと多いもん。



あるお母様が、ドリルを2冊かって、ママと競争しようか!?といったら、いつもは、だらだらとやっていたカタカナドリルを、みるみる終わらせて、漢字まで書いてしまったとか。。。


おまけに、朝起きたら、またドリルを持ってきて、「ママ!競争しよ!」といっていたそうです。


すごい!

リトルも競争は大好きだけど、それが、子供の本能だとは認識していませんでした。

あれ、っと思っていたら、テレビで放送された幼稚園のお子様がやっていたブリッジや逆立ちをまねしています。

へ~~~~!


これは私には指導できないけど、あまりにがんばっているので、二人で練習してしまいました。




あ!そうそう、、、、



絶対音感は、三歳秋でつく、という放送内容が、あたかも良いことのように放送されていましたが、これは要注意です。

絶対音感をもっている人の話では、ピアノなど、音が叩けばでる、という楽器を弾くには便利なものですが、絶対音感がない人も混じって合奏するとき、バイオリンとかね、弦楽器、管楽器、など自分で音をつくる楽器がほとんどでしょ。誰かが音程が悪いと、良いテンションで弾いているんだけど、ものすごく音程が気になって、嫌悪感を覚えるといってました。


音楽って、音程がポップス、ジャズ、クラシック、ついでにいうと古典芸能も、、その業界でいい音、というものは、微妙にピアノで奏でるピッチとは違っているしね。



私は移動度、と呼ばれる聞こえ方をします。

うまくいえないのですが、ト長調、ハ長調、イ長調、、、、と音の高さが変わっても移動度の人は「咲いた、咲いた、チューリップの花が」っていう歌が、ドレミ、ドレミ、ソミレド レミレ、、、とそのメロディに聞こえてしまうの。

絶対音感のひとは、ハ長調で、ドレミ、ドレミ、となっているものが、ト長調になると、ソラシ、ソラシ、レシラソラシラ、と全部聞こえるそうです。


機械的に音楽を弾く事はできるけど、最終的に音楽を奏でるために、絶対音感は必要か、というと、あったらすぐ弾けて便利かもしれないけど、最終的に情感をだすことや、歌詞を伝えるときには必要ないから、絶対音感があるために、音楽的に自由になれないという欠点もあると思う。

あの、パヴァロッティは音符が読めなかったし。

わたしも、楽譜は苦手です。




いずれにせよ、眠っているお子様の能力を引き出すのは、周囲の大人なんだなぁ。、、、とその無限大の可能性に改めてびっくりでした。



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1 コメント

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絶対無音感 (まさみ)
2009-06-04 21:34:11
音感がない私ですが、増田さんの絶対音感については、絶対音感= モーツアルトくらいしか知識はなかったので、興味深く読みました。絶対音感の人は歌詞がそのメロディに聞こえてしまうというのは驚きでした。ハ長調とト長調の音程を聞き分けてしまう?というのは絶対の対語が相対なので理解できる気もしますが(笑)。パヴァロッティが音符が読めなかったというのは雑誌で読んだと思いますが、オペラ歌手は再現者とすれば耳で聞いて歌う分には音符が読めないのは問題でないとは思いますが、新作の譜面を作曲者から渡された場合は困りますね。新作を歌う機会の多い歌謡曲などの歌手の方に譜面を読めない方がたくさんおられるようにも思えるのですが、パヴァロッティは例外ということですね(笑)。ついでに「エチカの鏡」は第一回目に本田美奈子さんの話しでその回だけ見ました。
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