Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

四天王寺ワッソ

2008年11月02日 | masudaizumi.com
四天王寺ワッソ、参加してまいりました!

予想以上に、すごい本格的な歴史絵巻の再現で、衣装も一人ひとりがそれぞれのもので、本格的。貴重な機会に参加させていただいた楽しい時間でした。

楽屋入りは11時20分。
モデルで写真家の本堂亜紀さんと楽屋が同じでした。
お話のなかでは、昨年も出演されたそうで、このイベントでは、リハーサルがないので、まるで古代当時さながらのお見合い結婚のようで、お化粧をして衣装を身につけ、王妃となって舟に乗ってから初めてお相手の大王さまにお目にかかったとか。


東京のお仕事だと、こういう大きなイベントは、打ち合わせに、リハに、、と何度も詰めるものですが、四天王寺ワッソでは、私も王仁博士とは、当日までお目にかかれず、歌会の打ち合わせに、昨夜すこしだけお話をさせていただいただけ。
のびのびと、ご自由に、というスタッフからのご説明で、かなり縛りのないとこが、大阪っぽくて好きです。

それから髪を結うこと一時間弱。
采女の衣装を着けて、メイクをしていただいてから、歩いて現地へ。

一面の緑の芝生に古代衣装の美しいこと。
出番を待って周囲のかたとお話していると「あんた采女かいな!」という声が。

は、はい。すみません。

「なんや住吉さんとこの巫女さんみたいや!
毎年奈良の采女祭りいってんねんけど、衣装違うで!、、、ちゅうても、あの時代でも毎年同じ衣装ってわけちゃうしな、、、そうか、ファッションやな!せやな、同じ衣装毎日着てるわけないしな!がはははははははは、、、、で、、あんたさん、誰?」

「わたし、、、ただの人です」

「がははははは、そんなわけないやろ」



それにしても、、采女まつりですか~
采女って、そんな祭りになるほど、すごいんですね。

来年はそちらのお祭りもいってみようと思います。

さて、その後、日本側の巡行の列のなかで並び、日本の船に乗り込むと、反対側から、新羅、百済、高麗句、朝鮮王朝、、、その国の舟が次々とやってきました。

このパレードだけで一時間くらいでしょうか。

「安積の采女さ~ん」と呼ばれて、私が舟から移動して舞台へあがる前、初めて王仁博士におめにかかることができました。

博士!想像以上にお背が高くていらっしゃる!

ラジオではずっと声を聞いていたのですが、お写真より、ずっと素敵な、、、こういってはなんですが、役者さんをされているからか、色気のあるセクシーなかたでした。

一緒にお写真とっていただいたのですが、掲載は、またの機会です。

このイベントで感動したのは、これだけ隣接した国どのでも、しっかりと自分たちの国の音楽と踊りを文化としてもっていること。

一番華やかだったのは、夢舞。
白頭学院建国小、中、高等学校の伝統芸術部の子供たちです。
帽子に新体操のリボンがついていて、それをクルクルまわしながら踊ったり、楽器を演奏したり、ノリのよい舞楽で、拍手喝采でした。

伝統と文化を誇りとして披露できるこのイベント、ほんとうに素晴らしいと思います。

こういった文化交流が国際的な友愛を育てる場としてもっともっと発展していくことを心から願います。

スタッフのみなさま、お疲れ様でした!!!
ご来場の皆様、ありがとうございました。