益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

行って来ました。

2006-12-02 22:39:47 | Weblog
 2ヶ月程前になるでしょうか?以前このブログにもちらっと書いたことがあるのですが、宇都宮にあるフレンチ系の創作料理のお店に念願かない、先日行って来ました。フレンチとか創作料理とか、そんな枠組みで決め付けるのはよくないと思うくらいのすばらしいものでした、あえて説明するのに言うとすればお箸でいただくフランス料理といったところになるのでしょうか?
 前にも書きましたが、ここのお店は以前、雑誌で特集されたこともあるくらい、栃木県では有名なお店といえるところなのですが、益子焼きの器を使われているといったこともあり、オーナーシェフの方も益子によくいらっしゃり、そんなこんなで益古時計にも何回かいらっしゃってくださり大変ご好意にさせていただいています。そしてありがたいことに益古時計のスイーツやコーヒーを、恐縮ですがとても気に入っていただいております。
 そんなこんなで一度はそのお店に行ってみたいと、前々から思っていたのですが、ようやく先週は暇だったから・・・というわけではないのですが、ついに行くことができました。
 感想はいうまでもないのですが、建物や内装・調度品などお店の雰囲気もよかったですし、料理はもちろんすべておいしかったですし、器も素敵でした。それ以上に個人的によかったと思うのは、敷居の高いお店という感じはなく、オーナーシェフの方をはじめスタッフの方もとても感じのよい方ばかりですし、フルコースですが、すべてお箸でいただくことができるので変に緊張することもありませんでした。そして何よりも、食材や味はもちろんですが、雰囲気からなにから、お店に対して、お客さんに対して、すべてにおいて真面目に向き合っているということがとても感じられそれがなによりよかったです。
 こういうくくりで物事をとらえるのはどうかとも思いますが、いわゆる高級料理店と呼ばれるようなお店は、料理は本当においしくても、押し付けがましいサービスだったり、マナーやらなんやらで、妙に緊張したりすることも多いのですが、このお店はそういう感じがまるでなく、まずはお客様ありきという姿勢がとてもよかったです。
 ・・・なんて、えらそうなことを言える立場でもないのですが、うまく伝えることができないので申し訳ないですが、とにかくよかったです。
 益古時計とは、値段もそのひとつですが、お店の形態や、やり方も違うので一概にどうこう言えませんが、お客様に対する姿勢、お店に対する姿勢という点は見習わなければと思いました。
 ありがたいことに、こういうお店のオーナーシェフの方に、益古時計を気に入ってもらえるのは、もちろんうれしくもあり誇りでもありますが、でもだからこそ逆にプレッシャーでもあります。これからも益子にいらしたら、益古時計に寄ってもらえるよう、こちらも頑張らなければとあらためて思いました。
 なんてまたついつい仕事の話になっていきそうでしたが、久しぶりに仕事抜きで楽しめたというか、美味しいものをいただき、とってもいい時間をすごさせていただきました。一般庶民としては(値段的にも)そうしょっちゅう行けるお店というわけではないですが、また機会を見つけて行く事が出来ればと思います。そして益古時計にも来てもらえるように頑張れたらと思います。

㊟ 貧乏性の小生が書くとついついめちゃめちゃ高いお店のようになってしまいましたが、こういうお店の中ではけっして高いというわけではないと思いますので・・・。さらに今回いただいたのはディナーだったのですが、ランチの方は比較的リーズナブルですので、機会がございましたらぜひ行ってみてください。