山菜天、再び

季節恒例だし、カミさんにも食べさせねばね～　と思い
またまた赤城さんへ。（自分が食いたいのもかなりあり　笑）

ＧＷは普通に営業して、６～７日に休むらしい。
帰省してきた昔なじみとかが来るんでしょうね。赤城さんらしいはからいです。


ワラビの酢味噌和え

普段、そんなに大量に食べるものじゃないけど赤城さんのはアクが本当に
うまく抜いてあり、バクバク食えます。


タケノコ煮物

なんでこんなにえぐみのない仕上がりになるのか訊いてみたが
なんとアク抜きに丸一日かけているそう。
ウチじゃタケノコもらっても重曹で湯がいたらすぐ調理してた。
違うはずですね・・・。

付出しも山菜３種盛りだったので、山菜率１００％のオーダー　笑
ホタルイカの唐揚げもあって、迷ったんですが揚げ物続きになるな・・と思い断念。
ホタルイカの唐揚げとゲンゲの揚げ出しはこの季節、メニューにたまにあります。

見つけたらぜひオーダーを。特にゲンゲの揚げ出しは超が５つくらい付くオススメです！


赤城さんを後にし、天気が良いのでふらふら歩く。
「もう少しなら食えるね」ってことで、以前行こうと思ってたら休みだった
用水沿いの「南山」へ。


付出しは能登のもずく酢。これがなんともやさしい酢の塩梅で。


春キャベツを珠洲の塩で。いじくってないストレートな旨さ。
珠洲のいい塩はそれだけでも肴になるしね。

右側は「目からウロコ！」の美味
「クリームチーズと鮪酒盗」
赤城さんのこだわり冷や奴は鮪酒盗とオリーブオイルだが、
ここではチーズ。

これは奴に勝るとも劣らない超素晴らしい相性！
若いマスターに聞いたけど、酒盗は普通に買える、しいの食品さんのだし
チーズもそんなに変わった物ではなさそう。

家で簡単にできるね。早速買いに行かねば　笑


ここからが南山さんのオリジナル展開。
ここの売りは「魚串」なのです。
おまかせ５本盛りで頼んでみました。

左から「こんか秋刀魚」「鰺」「カマス」

そしてサツキマス


で真打ち、「鰻」


味付けも見事なのだけれど、何が素晴らしいって「焼き加減」
きちんと火が通っていながら、ものすごくしっとりとジューシー。

秋刀魚・鰺・カマスは最初に揃って。
次に身が大きなサツキマス。
そして、皮の焼きに気合いが入る鰻は最後に。
というふうに、一度に５本出したりせず、それぞれの最高の焼き加減で
順に出してくれます。

鰻はいわゆる蒲焼きほど濃くなく、白焼きに近い感じ。
最初に噛んだ瞬間の「パリッ」という皮の食感に感動。
ほろりと柔らかな身とのコントラストがこの上なく素晴らしいです。

これはマジおすすめ！

冷酒を１合ずつ飲んで、２人で４千円くらいでした。コスパも良し。
昨日は声のでっかいオバチャンの団体が入ってて雰囲気悪かったけど
空間を贅沢に使った店内はなかなか良い感じ。
オープンキッチンなのでカウンターで若いマスターと話しつついいお酒を飲む。
なんてのが似合いそうです。

また、何かの機会に行ってみよう・・・