雅 's Favorite Things

バイク、Jazz、トランペット、料理、なんでもありの無節操雑記帳^^

投げ売り日の収穫について

2010-11-27 | Cook&Eat
いつも利用している海鮮の直売店は結構田舎のほうにあるのだが
鮮度と安さが評判を呼び、車を飛ばして買い物に来る人が
あとをたたない。

それでも当然、天気や曜日によって客数にはムラがある。

深夜の市場で安い魚やカニを大量に買い付けたものの、
朝になってから天気が大荒れになったりすると、どうしても買い物客の
足は遠のくし、読み通り売り切れないことも当然あるわけで。

昨日はそれとは違うけれど、鮮魚フロントのN野氏によれば

「(カニも)解禁して3週間もすっと、地元のもんはだいたいもう
ひとわたり食っとるわいね。今ごろは県外に送る用のもんは出っけど
自家用にしかならん足折れとか小振りのやつは売れん日もあるげんちゃ」

という状況で足折れズワイをもてあまし、投げ売りになったようだ。
確かに、味は良くても傷モノなわけで、ギフトで県外の人に送るにはつらいよね・・・
自家用なら全然OKだけれど、そんなにしょっちゅうカニ食ってる訳じゃないし。


まあ、私にすれば超安価にズワイが買えて文句はないのだ。


しかし、それにしても、その価格とは・・・・・・

冒頭の画像にある、家庭用まな板の横幅いっぱいサイズのズワイガニ








4ハイで








なんと税込み1,000円!!!




そう。驚愕の、1パイ250円!

ザルからはみ出すように4ハイ盛りつけられたものが数十も売り場に
積み重ねられている。百数十パイのズワイが投げ売り!


たしかに、足やツメは1~2本足りないし、ミソの入り方がやや少ないものもある。
さばいてみるとエラ(ガニ)の黒ずみ方に差があるので、昨日ゆでたものと
今朝茹でたものが混在しているようでもある。

しかし、この値段の前には

「んなこたぁど~でもいい」 のだ。



ミソは少なめだったので、2ハイ分をひとつの甲羅にまとめて盛りつけ。
しかし、足身、ハラの身ともにつまりは十分。
やや塩加減がきつめだったのが惜しいけれど、文句を言うほどではない。
身の甘さも十分だ。



ハラの身も足身もミソの上にてんこ盛り。見ての通りのプリプリ具合 笑

このあとミソと混ぜて、ばくっと食うのだ。
このときばかりは、普段、家では日本酒を飲まない私も熱燗を飲む


どちらかというと香箱の繊細さが好きだけれど、
やっぱズワイもいいもんですなぁ・・・・・