УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

静岡浅間神社の大改修

2020-10-12 20:22:44 | 土偶・縄文・考古学
学術会議、荒れてますね~。
拒否された人が中国に協力的だから、だっていうのがデマだとなりましたが、ネトウヨはまだまだ頑張っているようです。
この件に関して、政府に意見する人は別に学術会議の味方っていうわけじゃないんだよ、決して。
政府がしっかり説明責任を果たさない事に意見しているわけで、そのあたりを混同しちゃダメですね。
これでもし、説明責任負わせずに「学術会議のせい」だけで終わらせたら、今後菅政権はますます他でも説明責任を果たさない方向に行きます。
安倍政権時代の問題も説明責任を果たしていない案件が沢山ありますからねぇ、まだ。
しかし、今日の午前中あたりまでは学術会議けしからん!菅政権に文句言うな、的コメントが圧倒多数だったYahooニュースコメント完全に逆転してます、オモロイ。
Yahooのニュースコメントはネトウヨ書き込みが多いらしいが。
で、川勝県知事は変わらず^_^;; 全国から批判受けていますが、私的には確かにあんまり褒めらえた事言っておりませんが、自民政権の「ごはん論法」みたいな事を平気でやり続ける団体よりは、川勝知事の方が信頼出来ると思います。
自民党の静岡県連中も知事に意見しておりますが、だったら大井川流域を支持基盤にしている自民党県議はもうちょっと地元のために働けよ!って感じですな。

で、日曜に静岡市文化財資料館に行ってきました。



静岡市文化財資料館は静岡の浅間神社の敷地内にあります。

浅間神社はただいま改修作業中でして、まだ終わってないんですが、一部の宮はお色直し終わっております。
それらの6年の記録の写真展でございます。
改修作業っていうと、浅間神社創設当時の姿を再現・・・って思ったりしますが、実は約40年前に昭和の大改修が行われていまして、その昭和の大改修時代の図を再現、するんだそうです。
え?って思ったりしましたが、よく考えたら静岡の浅間神社って第二次世界大戦で静岡市街地は空襲で焼け野原になってるんですよね。
浅間神社もほとんどの建物焼失しました。
戦後、頑張ってわりとすぐ再建しましたが、その時はたぶん「昔の記録」も消えてしまってるだろうし、当時は資材も資金も大変だっただろう。
そのまま続いたのを昭和50年代くらいに改修した、その際は出来るだけ残ってる資料や他の神社建築とかを参考にして再建したと思うんだよね。
で、今回はそれに基づいて改修を行う・・・
もしかして、ホントは昔の昔の姿とは違うかもしれないけど、それはそれで今と昔の流れを汲む「現代の浅間神社」となっているんだろうなぁ、と思いました。
でも、しっかり伝統工法を沢山使ってまして、これが手間暇かかるんだよね~・・・
漆を多用しているのも印象的でした。
漆は縄文時代から用いられているんですが、最初にこれ発見した人スゴイよね~!!!
で、金箔の使い方なんかも面白い。
普通に考えると、像に色付けてから最後の方で金箔張るのかと思ってたんですよね、その方が金箔使う量が少ない気がして。
でも、実際は先に金箔張ってその上から色を付けるそうなんです。
それによって、将来年月が経って色が褪せて落ちてきた時に金箔は残る、っていう事から、らしいです。ふーむ・・・
あとは、金属に色つけるのも科学反応活用したりとか、昔の人、おそるべしっ!!って感じですな。
新しく塗りなおした図を見ると、なんか鮮やかすぎてキッチュな印象を受ける気もするが、それが本来だったんだろうなぁ~


こちらはまだ作業中の楼閣。

一部、鮮やかに塗りなおされています。

黒って意外と落ちやすくて、赤は残ってる感じです。
そういえば、土偶でも赤色残ってるのあるもんね。


県知事は反対している(笑)今後開館予定の静岡市の文化系博物館に収められる予定のレプリカの木鼻、力士像の途中?品もあり。
レプリカばっかり、と揶揄されていますが、レプリカでも十分スゴイもんですよ、間近で見ると。
七五三のお子様方が沢山来てました~。そういえば、そういう季節ですな。
コメント (5)
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