大晦日です、こんにちは(笑)私は、平常運行しております(爆)
で、昨日、とうとう見て参りました。
映画『ホビット 決戦のゆくえ』本予告
ホビットです。これが、三部作の最終作、五軍の戦いですよ~!
あー、これで中つ国ともお別れなんですねぇ・・・
あ、私はズバリ「指輪マニア」なヒトです(爆)
「指輪物語」原作は、2桁代読んでます、映画版も同じく。
でも、一番好きなファンタジー小説は「ゲド戦記」ですが(爆)
あ、でも、ジブリのゲド戦記は●ソですな、あんなもん。
と、まあそれは置いといて・・・
今回も、お見事なまでに「一見様お断り」映画なので、そのあたりをまず心して・・・っていうか、今や当たり前ですかねぇ?^_^;
しかも、今回は「ロード・オブ・ザ・リング」三部作をちゃんと見ていれば見ているほど面白い!という作りで(爆)
以下、感想っていうよりも書きなぐりです。
元々、「ホビットの冒険」は、「指輪物語」の前日談、というだけではなく、位置づけ的には子供向けのファンタジーなんですよね、どちらかというと。
なんですが、この映画版はかなり大人向けというか、「ロード・・・」シリーズのユーザー向けの作り方になっております。
なので、今回は特に戦闘シーンが多い。
原作でも、確かに「五軍の戦い」で、戦いのシーンはあったけど、そこは子供向けのお話というレベルでの描き方で、そんなに主眼を戦いに置いているわけではないのですが、この映画版はのっけから破壊、殺戮、戦い!!という感じです。
冒頭から、いきなりスマルグ大暴れで、なんだかナズグルを一番最初にみた時の、あの恐怖感を思い出しましたね~。
話としては、「ロード・・・」の前の時代の話になるのですが、映像的には「ロード」よりも、やはり数段進歩してる、という印象も受けました。
ピータジャクソンお得意(?)の人海戦術的な映像、このスケールがさらにUPしておりましたなぁ。
そして、ロードでも出てきた「投石器」、実際に中世の城攻めでも用いられていたそうですが、その投石器、これをトロルに積載する事によって、機動性がUPっていうその考えがスゴイ!
って、原作にもあったのかもしれないけど、「ホビット」の原作は昔に一度しか読んだ事がないので、忘れてるかも^_^;
そして、今回も乗りまくりの、レゴたん!
以前はゾウに乗ってましたが、今回はコウモリに乗り、トロルに乗り、と、あちこち活用しまくり。
そして、何故かいままで決して絶える事のなかった弓が、初めて売り切れ状態に(爆)
いや、いままでは、自然に生えてきてるわけじゃなくて、使った後に死体から回収してたんだと思うんだけどね、弓。今回、時間無かったしね~。
そして、彼のお父さんスランドゥイル。ちゃんと、エルクに乗ってたよぉ~!!
でもって、やはりケレボルン様は出なかったT^T(ガラドリエル様の旦那)
原作では出番の無いガラ様は出てきたのに・・・(しかも、ラスボスレベルの強さ^_^;)
さらに、原作出番無かったのに出てきた人っていえば、サルマン様!
「ロード・・・」で、その最期が削られてしまったその遺恨がこれで晴らせたでありましょうか?クリストファー・リー!!(彼も、指輪マニア)
「サウロンは私に任せろ」・・・の後は、あーなったのねぇ・・・
まぁ、そこがサウロンの恐ろしさなんですがね。
でもって、ドワーフの全員、結局覚えきれませんでした^_^;
「ほら、あのハゲの人」「ほら、あの若めのかっこいい人」「リーダーの人」「ヒゲがヘンな形の人」っていうような覚え方でして^_^;;;
そんでもって、一番感じたのは、ビルボの変化でしたね~。
この「ホビット」三部作の一番最初を見た時、この時のビルボは、「ロード・・・」のビルボの若い頃っていうよりも、ピピンに似てるなぁ、と思ったんですね。
まぁ、ビルボと(フロドとも)ピピンは親戚にあたるので、似ていて当然か~と思っていたのですが、今回のこの最終作になると、確かにビルボはあのビルボにつながっているんだ!ってう顔つきに変わってきてました!
・・・そーいや、ビルボ(の若い版)って、なんかゴン中山に似てる気が^_^;
この三部作みれば、「ロード・・・」の最後で、確かに「西の国」に行くのにふさわしいんだなぁ、ビルボって思い返さずにはいられませんでしたねぇ・・・
最後の方にいけばいくほど、この約60年後に「ロード・オブ・ザ・リング」の物語が始まるんだ、つという、つながりが見えてきて、感無量・・・という感じでございました・・・
と、でも、ある一方では、やはり元々は子供向けの上下巻を「ロード・・・」の映画版と同じく三部作までに引き伸ばすのは、ちょっと薄味になったかな?という気も正直します。
最初の予定では、二部作だったんだよね~。
三部にするために、ガラドリエルとかレゴラスを出したりとか、ロマンス絡めたりとか、映画独自の要素を出してきまして、それが決して悪いとか失敗だったとは思いませんが、「ロード・・・」の映画版と比べると、冗長という気もしないではない、っていうか、「ロード・・・」が、今思えば「はしょりすぎ」って事なんでしょう(爆)
このホビットのレベルで「ロード・・・」を作ったら、おそらく最低で6部作くらいになった、と思います。
いや、今からでも遅くない!
「ロード・・・」SEE版に追加撮影も加えて、今からでも完全版!作って下さい、PJ!!(爆)
特に、ボロミアのシーンの追加を頼むぞっ!!!(←そこかいっ)
「指輪物語」シリーズの面白さって、いわゆる「悪役」っていうのがはっきりしている、っていうのはそれはそうなんだけど、見るからに悪役のオークやトロル、ゴブリン、そしてドラゴン、っていうのも出てるんだけど、だからといって単純に悪を敵を倒す、っていうだけではないところ。
敵というか、悪は、外だけでなく、自分の中にある、っていう。
悪っていうよりも影、って言った方がいいのかも、ですが。
外の悪と、内なる悪との戦い、このあたりがこの物語の魅力なんですね~。
この内からの悪というか影、これを巧く発動させるのがサウロンとか指輪の力であるわけでして。
その悪が悪からではなく、本来なら善というか、同胞を助けたいというようなそういう心を巧く巧妙に、導いて「目的のためには手段を選ばず」みたいな方向にいかせて、その手段を使わせているうちに、本来の目的を忘れさせていく、という・・・
これは、第一次世界大戦で知人や友人、息子をも失ったトールキンの真に思う所だったのかもしれません・・・
でも、こーいうのって文書とか本でも表現が難しいんだけど、映像でも難しいわけでして、たぶんそれが理解できないので、「ロード・・・」の第一作で、T田N子女史がとんでも字幕書いたのはそーいうわけからなんだと思います。
まぁ、私もたぶん、映画を一回みただけでは、あるいは原作一度読んだだけでは理解できなかったと思う・・・
当時は、T田N子女史が、洋画字幕制作をほぼ独占していて、週に一作字幕制作!とかっていうのが、「スゴイ」的な美談っていうか、そういう路線だったんだけど、結局、そういうのはやっつけ仕事になっている可能性もあったわけで、「指輪物語」はマニアが多いので、そのやっつけ字幕では誤魔化せなかったんだよね~。
それでも、「字幕は字数の制限が」とかって、そういう問題じゃないのに、わかりきってる言い訳しか並べず、反省や改善策を見せないT田N子や、日本配給側には今でもかなりムカつきますが、今でも、あんまり反省してないようですねぇ~^_^;
つい最近まで、未だに業界側が嘘情報を流して、保身を図っていたというのには驚きましたな、しかも、それを未だに信じている人々も多いとはねぇ・・・
と、映画とは関係ない話になりましたが、今回というかホビットに関して言えば、字幕は大丈夫でしたよ(爆)
で、昨日、とうとう見て参りました。
映画『ホビット 決戦のゆくえ』本予告
ホビットです。これが、三部作の最終作、五軍の戦いですよ~!
あー、これで中つ国ともお別れなんですねぇ・・・
あ、私はズバリ「指輪マニア」なヒトです(爆)
「指輪物語」原作は、2桁代読んでます、映画版も同じく。
でも、一番好きなファンタジー小説は「ゲド戦記」ですが(爆)
あ、でも、ジブリのゲド戦記は●ソですな、あんなもん。
と、まあそれは置いといて・・・
今回も、お見事なまでに「一見様お断り」映画なので、そのあたりをまず心して・・・っていうか、今や当たり前ですかねぇ?^_^;
しかも、今回は「ロード・オブ・ザ・リング」三部作をちゃんと見ていれば見ているほど面白い!という作りで(爆)
以下、感想っていうよりも書きなぐりです。
元々、「ホビットの冒険」は、「指輪物語」の前日談、というだけではなく、位置づけ的には子供向けのファンタジーなんですよね、どちらかというと。
なんですが、この映画版はかなり大人向けというか、「ロード・・・」シリーズのユーザー向けの作り方になっております。
なので、今回は特に戦闘シーンが多い。
原作でも、確かに「五軍の戦い」で、戦いのシーンはあったけど、そこは子供向けのお話というレベルでの描き方で、そんなに主眼を戦いに置いているわけではないのですが、この映画版はのっけから破壊、殺戮、戦い!!という感じです。
冒頭から、いきなりスマルグ大暴れで、なんだかナズグルを一番最初にみた時の、あの恐怖感を思い出しましたね~。
話としては、「ロード・・・」の前の時代の話になるのですが、映像的には「ロード」よりも、やはり数段進歩してる、という印象も受けました。
ピータジャクソンお得意(?)の人海戦術的な映像、このスケールがさらにUPしておりましたなぁ。
そして、ロードでも出てきた「投石器」、実際に中世の城攻めでも用いられていたそうですが、その投石器、これをトロルに積載する事によって、機動性がUPっていうその考えがスゴイ!
って、原作にもあったのかもしれないけど、「ホビット」の原作は昔に一度しか読んだ事がないので、忘れてるかも^_^;
そして、今回も乗りまくりの、レゴたん!
以前はゾウに乗ってましたが、今回はコウモリに乗り、トロルに乗り、と、あちこち活用しまくり。
そして、何故かいままで決して絶える事のなかった弓が、初めて売り切れ状態に(爆)
いや、いままでは、自然に生えてきてるわけじゃなくて、使った後に死体から回収してたんだと思うんだけどね、弓。今回、時間無かったしね~。
そして、彼のお父さんスランドゥイル。ちゃんと、エルクに乗ってたよぉ~!!
でもって、やはりケレボルン様は出なかったT^T(ガラドリエル様の旦那)
原作では出番の無いガラ様は出てきたのに・・・(しかも、ラスボスレベルの強さ^_^;)
さらに、原作出番無かったのに出てきた人っていえば、サルマン様!
「ロード・・・」で、その最期が削られてしまったその遺恨がこれで晴らせたでありましょうか?クリストファー・リー!!(彼も、指輪マニア)
「サウロンは私に任せろ」・・・の後は、あーなったのねぇ・・・
まぁ、そこがサウロンの恐ろしさなんですがね。
でもって、ドワーフの全員、結局覚えきれませんでした^_^;
「ほら、あのハゲの人」「ほら、あの若めのかっこいい人」「リーダーの人」「ヒゲがヘンな形の人」っていうような覚え方でして^_^;;;
そんでもって、一番感じたのは、ビルボの変化でしたね~。
この「ホビット」三部作の一番最初を見た時、この時のビルボは、「ロード・・・」のビルボの若い頃っていうよりも、ピピンに似てるなぁ、と思ったんですね。
まぁ、ビルボと(フロドとも)ピピンは親戚にあたるので、似ていて当然か~と思っていたのですが、今回のこの最終作になると、確かにビルボはあのビルボにつながっているんだ!ってう顔つきに変わってきてました!
・・・そーいや、ビルボ(の若い版)って、なんかゴン中山に似てる気が^_^;
この三部作みれば、「ロード・・・」の最後で、確かに「西の国」に行くのにふさわしいんだなぁ、ビルボって思い返さずにはいられませんでしたねぇ・・・
最後の方にいけばいくほど、この約60年後に「ロード・オブ・ザ・リング」の物語が始まるんだ、つという、つながりが見えてきて、感無量・・・という感じでございました・・・
と、でも、ある一方では、やはり元々は子供向けの上下巻を「ロード・・・」の映画版と同じく三部作までに引き伸ばすのは、ちょっと薄味になったかな?という気も正直します。
最初の予定では、二部作だったんだよね~。
三部にするために、ガラドリエルとかレゴラスを出したりとか、ロマンス絡めたりとか、映画独自の要素を出してきまして、それが決して悪いとか失敗だったとは思いませんが、「ロード・・・」の映画版と比べると、冗長という気もしないではない、っていうか、「ロード・・・」が、今思えば「はしょりすぎ」って事なんでしょう(爆)
このホビットのレベルで「ロード・・・」を作ったら、おそらく最低で6部作くらいになった、と思います。
いや、今からでも遅くない!
「ロード・・・」SEE版に追加撮影も加えて、今からでも完全版!作って下さい、PJ!!(爆)
特に、ボロミアのシーンの追加を頼むぞっ!!!(←そこかいっ)
「指輪物語」シリーズの面白さって、いわゆる「悪役」っていうのがはっきりしている、っていうのはそれはそうなんだけど、見るからに悪役のオークやトロル、ゴブリン、そしてドラゴン、っていうのも出てるんだけど、だからといって単純に悪を敵を倒す、っていうだけではないところ。
敵というか、悪は、外だけでなく、自分の中にある、っていう。
悪っていうよりも影、って言った方がいいのかも、ですが。
外の悪と、内なる悪との戦い、このあたりがこの物語の魅力なんですね~。
この内からの悪というか影、これを巧く発動させるのがサウロンとか指輪の力であるわけでして。
その悪が悪からではなく、本来なら善というか、同胞を助けたいというようなそういう心を巧く巧妙に、導いて「目的のためには手段を選ばず」みたいな方向にいかせて、その手段を使わせているうちに、本来の目的を忘れさせていく、という・・・
これは、第一次世界大戦で知人や友人、息子をも失ったトールキンの真に思う所だったのかもしれません・・・
でも、こーいうのって文書とか本でも表現が難しいんだけど、映像でも難しいわけでして、たぶんそれが理解できないので、「ロード・・・」の第一作で、T田N子女史がとんでも字幕書いたのはそーいうわけからなんだと思います。
まぁ、私もたぶん、映画を一回みただけでは、あるいは原作一度読んだだけでは理解できなかったと思う・・・
当時は、T田N子女史が、洋画字幕制作をほぼ独占していて、週に一作字幕制作!とかっていうのが、「スゴイ」的な美談っていうか、そういう路線だったんだけど、結局、そういうのはやっつけ仕事になっている可能性もあったわけで、「指輪物語」はマニアが多いので、そのやっつけ字幕では誤魔化せなかったんだよね~。
それでも、「字幕は字数の制限が」とかって、そういう問題じゃないのに、わかりきってる言い訳しか並べず、反省や改善策を見せないT田N子や、日本配給側には今でもかなりムカつきますが、今でも、あんまり反省してないようですねぇ~^_^;
つい最近まで、未だに業界側が嘘情報を流して、保身を図っていたというのには驚きましたな、しかも、それを未だに信じている人々も多いとはねぇ・・・
と、映画とは関係ない話になりましたが、今回というかホビットに関して言えば、字幕は大丈夫でしたよ(爆)