コレだと全然なんだかわかりませんが(新宿東口)
これです。
話題(?)な国産サメ映画だから、もっとあちこちやるだろう、と思ったら静岡県では三島市だけでさー。
静岡市だと東宝の映画館で絶対やる路線だと思ってたのに、静岡市では上映ないんで三島まで見に行きました。
だってさー、この映画、舞台が暑海市って架空な市なんだが、どう見ても熱海だし(爆)
多分、熱海って怪獣映画祭とか開催してるし、
特撮大好き界隈が、特撮・サメ映画・熱海・温泉、とつなげたらこーなりました!的な発想から出来た映画ではなかろうか?と。
そりゃ、絶対数が多いから熱海市よりは都会の方が特撮とかサメ映画好きは圧倒的に多いんだろうけど、やはりそこはお世話になってる熱海に恩返し(?)したいから熱海にフューチャーした作品にしたい、ならば熱海🟰温泉、だからサメが温泉で大暴れ!的な映画になるのであろう。
熱海がメインなロケ地ですが、あくまで暑海市なんで、もろに『熱海』とわかるような場所はないけど、大体、あーあそこらへんね、とわかります、わかります。
大まかなあらすじは、温泉旅行客が多い暑海市、世襲の2代目で市長になった新市長は、更なる町の発展のため、町の中心部に新たな高層温泉リゾート複合ビルを建設中。
↑これ、なんだがなんかスルケン(駿河健康ランド)を思い出すなー。
参考画像
観光客がますます増えて町も賑わう、と思いきや、町では温泉旅館に宿泊中だった観光客が突然失踪する事件が続出。
また、海ではサメに襲われたらしい複数の身元不明者の遺体の一部が打ち上げられる、という事件も。
サメ被害を終結させるために、サメ研究者を招いた暑海市の警察であったが、詳しく調べていくうちに、サメに襲われた人🟰温泉宿から失踪した人、である事が判明。
彼らが消息を絶ったのはいずれも温泉に入浴中であった、という共通点が。
事を公にすると観光客が激減し、町は大打撃を受ける!
が、そこを逆手に取り、サメ退治と動画配信に賞金を出す!との市長案。
全国から我こそは!と動画配信者が集まってくるが、ますます惨劇は酷くなり・・って感じで、かなり死亡率高いです。
以下、ネタバレ。
単なるモブでなく、なんらかの役割を与えられてる人ほとんど死亡しとるなー^_^;
で、温泉シャークの正体は海底深く生息していたらしい古代の凶悪な巨大サメが市長のリゾート計画工事で復活し、地下の温泉水脈を自由に行き来し、排水口とかをたどって風呂に出現し人々を襲ってる、というわけで。
で、サメは軟骨魚類だから体が柔らかく、細く狭い場所も通れるから、源泉と通じてる場所ならどこからでも来る!なんだが、いくら柔らかくても排水管のサイズにまでは細くなれんだろー、とかと真面目にツッコミ入れてはいけません^_^;
でも、だからなんでもアリ、ってわけでもなく、微弱電波を出すロレンチーニ器官ネタとか、サメの天敵はシャチである、とか収斂進化とか、メタンガスは引火すると大爆発するとか(大阪万博のトイレが爆発したアレです)のリアルネタを誇張しつつも取り上げてたりとかして、サメ映画のとんでもっぷりだけでなく、リアルサメ好きもニヤっとするようなネタもあり。
また、キャラが結構濃い系で、人死にが多くてもさほど重くならない、というかねー。
シン・ゴジラっぽいシーンも結構ありました。
身内、というか同好の士で楽しんで見るタイプではあるが、身内だけわかる身内ネタ的な面白さだけではなく、コアな人だけでなく薄めな人でも笑える映画でありました。