酔いどれにゃんこ

観劇記録など書いてます。コメント・TB歓迎です。

山崎育三郎Talk&Live 1936アコースティックナイト

2008-09-06 22:01:34 | 音楽・ライブ・コンサートなど
育三郎くんの初ディナーショーです。

ミュージカルやコンサート、イベントなど基本一人で平気で行動してますが、さすがにディナーショーということで、一人参加にちょっとためらいました。
でも、いろいろ背中を押していただいたのと、やはり育三郎くんの歌が聴きたかったので、行ってきました。
昨夜は緊張して寝不足気味、朝はちょっとハプニングもありバタバタと家を出ましたが、マチネ観劇を終えていよいよ。

初めて足を踏み入れる東京會舘。会場の9階ローズルームにたどり着くと、想像以上に広い会場で、テーブルがいっぱいでびっくり。
1テーブル10人で、テーブルは40を超えてましたよね?
1列6テーブルで、私は3列目でした。舞台もわりと近くてうれしかったです。

緊張しつつディナータイム。
人見知りの激しい私は途中まで借りてきた猫のようでしたが、声をかけてくださった片方のお隣の方と少しずつお話をして、お互い、ハレルヤ!が良かったということで盛り上がりました。再演を強く希望です

いよいよトーク&ライブ。

スターズ(レミゼ)
 15年後くらいにはジャベール

僕こそ音楽(モーツァルト!)
 曲名あってるか自信ないですが。育くん、どこかでレミゼと並んで出演したい好きなミュージカルがM!だとおっしゃってましたよね?
 春のガラコンでの歌穂さんとのデュエットに続いて聴くことができてうれしかったです。ぜひ、舞台で!

Maria(ウェストサイドストーリー)
 まさかこれが聴けるとは
 英語バージョンでした(のであえて「ストーリー」)
 先に書いた同じ春のガラコンでは、岡さんの四季版の『マリア』に聞き惚れましたが、育くんもすばらしかった

4曲目は中島剛さんのピアノ演奏で
ラ・カンパネラ(リスト作曲)
 この曲、子どものころにレコードで(CDではなく・笑)繰り返し聴いて大好きな曲のひとつなので、生で聴くことができて大感激でした

中島さんのピアノが終わり、衣装をかえた育くん登場。
次のナンバーは
ホールニューワールド(アラジン:ディズニー)
 これも、アラジン自体は知らないのだけれど、四季のS&D2で田邊くんと智恵さんのデュエットがステキだったこともあって、大好きなのです。
英語バージョンでした。
そして、ナンバー途中で、ゲストのシルビアさん登場
二人のデュエット、とってもステキで最高でした

シルビアさんの紹介。美しいです
育くんとはやはりレミゼの縁なのだけれど、東京では一度も組み合わせがなく、初めて博多で共演したそうです。
そして、博多での滞在は、ホテルかウィークリーマンションかなのだそうですが、育くんとシルビアさんと坂健氏が同じマンションだったそうです。
そこにはカラオケのできるバーがあり、ある日、駒田さんが缶ビール片手に訪ねてきて、育くん、シルビアさん、駒田さんと3人でカラオケ大会をしたそうです(笑)
駒田さんは、途中からは曲を入れては「これ歌え!」と命令してたそうな。

そんな楽しいエピソードもあり、続いてはなんと。

お隣の帝劇で上演中のサイゴンから来てくださったシルビアさん、ということで、育くんがサイゴンナンバー。
シルビアさん演じるエレンの夫クリスのナンバーをと。クリスも挑戦したい役だそうです。ぜひ!!!

ということで、育くんクリスによる
Why God Why?
 最近観ていた舞台のあのシーンがリアルによみがえりましたよ。
 イメージとしては、やはり観た数にもよるのでしょうが、芳雄クリスと原田クリスに重なりました。


続いてはシルビアさんが育くんの希望でエポに
オン・マイ・オウン(レミゼ)
 英語バージョンでした。これがまたすごくって・・・本日一番泣いちゃいましたよ。英語がわかるかといえばほとんどわからないのだけれど、「愛してる」がすべて「I Love Him」Youでないのがなんとも切ないです。
 私の初レミゼはロンドンなので、家にあるはずのロンドン版CDを聴きたくなりました。

出てきた育くんも、「涙ぬぐってる人がいっぱい」とおっしゃってましたが、リクエストしてくれた育くんにも感謝です。

シルビアさんが歌ってらっしゃる間にまたまた着替えてきた育くん、「アンジョルラスのような格好に」と赤い衣装で。

ここで、育くんのクラシックナンバー。
すみません、曲名紹介していただいたけどわかりませんでした。
 ちょっとバッハっぽい感じ!?

続いて
乾杯の歌

クラシックを歌う育くんもいいですねぇ

続いては再び、中島剛さんのピアノ、オリジナル曲です。
サマースケッチ
 なんとなく情景が浮かびつつ、感情がわきたてられるステキな
曲でした。

続いては、育くんの弾き語り、
ピアノについて、サビタのピアノの楽譜をもらったときのことなど。
あのピアノ演奏はすばらしかったですよねえ。
弾き語り、サビタのときのさわりを少しだけ弾いてくれて、今回はエスコルタのセカンドアルバムから。
「大ちゃんのパート声出るかなぁ」なんていいながら。
ふたりに咲く花
 初めて聴きましたが、いいですねぇ。。。
 4人のアルバムバージョン、楽しみです。

次は、育くんの最初のミュージカルが小椋佳さんだったということなエピソードもあり。
愛燦々 
客席降りもあり、正直、歌を聴くのがおろそかになってしまいました。
ハプニングもあり・・・

最後に再びシルビアさんが衣装をかえて登場。
ここで期待が高まる・・・
その前に告知。
で、いよいよラストナンバー。

世界が終わる夜のように 
 これ、聴きたかったんですよ
 今度はシルビアさんがキムになってくださいました。
 年の差を感じさせない、ステキなキム&クリスでした

カーテンコール(じゃなくてこの場合はアンコール?)
2008年はサビタでした、ということで、兄を思って歌ううた
兄の姿
 やっと曲名わかった~!
 ラストがこのナンバーで、サビタを思い出し、またまた涙。


ということで、とってもステキな時間でした。

同じテーブルのご縁の方とお近づきになることもできてとてもうれしかったです。

記憶力がないのでいろいろ間違いもあるかもしれませんが、とりあえずまとめてみたので、アップします。



コメント (4)
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トロイ戦争は起こらないだろう

2008-09-06 16:51:17 | 観劇記録(四季):その他
ソワレの育三郎くんのディナーショーに合わせて明日のサイゴンも早々に確保。
残った土曜マチネ、オーツカ暴走族&道口くんデビルの夢醒めか、田邊くん・池田さんご出演で未見のトロイ~か、かなり悩みました。
結局、こちらになりました。
阿久津さんファンの友人に、ぜひ観てきて!と頼まれたこともありますが・・・

四季のストレートは、正直微妙だなぁと思うことも多いのですが(開口発声の弱点が目立ってしまって、棒読み・学芸会に感じられてしまう)、開演してしばらく、悪い予想はあたってしまったか・・・というのが正直な印象でした。
里咲さんも都築さんも魅力的な女優さんだと思うのですが、演出が作品も役者も殺してしまってる、といってよいのか。

阿久津さんは、予想外に(失礼)良かったですよ。
セリフも多いし、役柄もおいしいし、阿久津さんファンは必見ですねぇ。
阿久津さん株アップです。

田邊くんも、悪くなかったです。でも、やっぱり田邊くんは、ダンスと歌を生かしてミュージカルがいいなぁ。

この作品、アンサンブルも含め、男性陣の衣装が、太ももが出るのですよねぇ。
なんか、新鮮です。
二の腕好きの私ですが、太ももはちょっと遠慮したいです・・・

畠山さんもかっこよかったし、味方さんと栗原さんも魅力的。
池田さんもシーンは忘れたけどちょっとおいしいところがあったような。

青羽さんがいいですなぁ。観る舞台ごとに全く違うキャラクターなのに存在感発揮してます。

最後にまたちょっと毒吐きます。
エレーヌがねぇ・・・。
たしかに雰囲気は出ていて、さすが名女優だなぁと思う半面。
声がどうして何をやってもおなじなんでしょうね???
オフィーリアであり香蘭であり・・・
あの独特の口調でセリフが発せられるたび、違う・・・と、ストレスを感じた1幕でした。
別に嫌いなわけではないんだけどなんなんでしょうね、この感覚。

仮に京都公演があったとしても、行くかどうかは微妙だなぁと思ってしまったのでした。


アンドロマック : 坂本里咲
エレーヌ : 野村玲子
エキュブ : 斉藤昭子
カッサンドル : 都築香弥子
平和の女神 : 西田ゆりあ
虹の女神 : 岡本結花
ポリクセーヌ : 岸本美香
エクトール : 阿久津陽一郎
ユリス : 味方隆司
デモコス : 栗原英雄
プリアム : 山口嘉三
パリス : 田邊真也
オイアクス : 青羽 剛
ビュジリス 神保幸由
幾何学者 : 池田英治
トロイリュス : 大空卓鵬


【兵士たち】
高草量平(劇団昴)
畠山典之
吉賀陶馬ワイス
高島啓吾
北山雄一郎
山本伸夫
上廻怜雄奈
関 隆宏

【トロイの女たち】
小野さや香
千村璃永

コメント (2)
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宝塚BOYS 兵庫公演 08/09/03S

2008-09-04 21:41:22 | 観劇記録:東宝(その他)
8月15日に観た、東京公演がとても印象的で良かったので、もう一度観たいなぁと、チケットを探しました。

(私のみた)東京公演よりも、かなり客席の反応が激しかった気がします。
関西は上演日程わずかなので、その分濃密ですよね・・・。

2度目の観劇、思った以上に泣かされましたねぇ。
レビューのシーン、楽しいんだけどその分切ない。

役者では、前回もいいなぁと思った猪野さんと、やはり山路さん。
初風さんもステキでした。
皆さん個性があってステキです。

この作品、ハレルヤと同じ鈴木裕美さんの演出なんですよね。
作品と演出家との関係をそれほど意識したことはないのですが(というか、あまりわからないのですが)、この2つの作品で、きっと鈴木さんの演出は好きなんだろうなぁと思いました。
なんとなく、端々まで、その感覚が行きとどいているような気がします。

この作品、純粋で熱烈な宝塚ファンの方はどう感じるのでしょうね?
きっと、宝塚・大劇場への熱烈な思いは、私にはわからないものを共感できる半面、宝塚に男性はいらないという感覚は強いのではないかと。


葛山信吾 < 竹内重雄 >
吉野圭吾 < 星野丈治 >
柳家花緑 < 上原金蔵 >
山内圭哉 < 太田川剛 >
猪野 学 < 山田浩二 >
瀬川 亮 < 長谷川好弥 >
森本亮治 < 竹田幹夫 >
初風 諄 < 君原佳枝 >
山路和弘 < 池田和也 >


コメント (3)
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