ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

災害に備えて

2015-09-10 | 社会
例年の9月上旬よりも涼しい日々。
雨雲に振り回されながらも、ずい分、散歩しやすくなりました。



・・・と書いたところで、TV中継に目を見張った。

大雨で鬼怒川の堤防が決壊し、濁流となって氾濫しているライブ映像だ。
住宅や流れの中に取り残された人々、救出しようとする自衛隊のヘリ。
一人ずつ救出される様子に早く!早く!と気をもみながら、
流されたと見られる住宅の屋根の上にいる2人がとても気になった。
それぞれに何かをしっかりと抱いている。
それは、柴犬だった。

初めに映像を見た時から2時間ほど経った頃、
ようやく救助隊員が屋根に下りて来た。
人が犬を抱きかかえ、救助隊員が犬ごと人を抱きかかえるようにして
無事にヘリに運ばれた。
一緒に助けられて本当によかった。


災害が起こる度に思う。
人は勿論だが、動物は・・・犬たちは・・・
無事に避難しただろうか。
助け出されただろうか。

そして、自分がその立場だったら・・・

Zionを抱っこしてヘリまで吊られて行く・・・とても無理だ。
あの映像が私たちだったら、そのまま屋根の上にいることを選択するだろう。
それとも、ライフジャケットや体を支えるベルトの用意があるなら、
超大型犬でもヘリで救助してもらえるだろうか。

浮力を得るためのライフジャケットは、
空中での犬の体重に耐える強度があるのだろうか。
ハーネスはどうだろう?
・・・色々、考えてしまう。

避難する方が良い場合、自宅に留まる方が良い場合、
その選択の判断も一刻を争うだけに、
日頃から想定に基づく対策を意識しておくことは、
判断の精度を上げることにもつながるとあらためて感じた。

私たちの家族には超大型犬がいる。
避難する場合は、早めに尽きる。
とにかく、一緒に逃げれば何とかなると思う。

日本中、どこででも起こり得る自然災害。
愛犬のための防災グッズも見直し、備えたい。
ライフジャケットや防炎コート、ブーツ、
様々な用途のハーネスなども役に立つかもしれない。



被災地の救助活動は続いている。

どうか救える命が全て救えますように・・・
被害がさらに大きくなりませんように・・・


今日も会いに来てくれて、ありがとう!




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