記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

福岡城さくらまつりの夜桜見物、平和台球場在りし日に想いを馳せつつ…

2016年04月02日 07時46分48秒 | 福博まちの記憶

3月30日夜、人混みが苦手なので普段は避けるんですが、今年は一応福岡市民っぽく「福岡城さくらまつり~城壁とさくらのライトアップ」に行ってきました。

天守台からの夜桜は本日4月2日が見頃かもしれませんが、この夜もとにかく人が多かった。

撮影しているアマチュアカメラマンも沢山、私もカメラ片手に撮影してみましたが、撮りたくなる気持ちが判りますね。

ちなみに、福岡城(舞鶴公園)の桜がいつ頃植樹されたのかと言われると「西鉄ライオンズが初日本一になった60年前頃」というのが一番分かりやすいかも。下の写真は平和台球場の記念プレート前にて撮影。

昭和29年から31年、32年の平和台球場界隈の当時の写真群をみると、球場の周りに桜は若木だけですっきりしています。戦時中まで師団や西部方面軍司令部があった地ですから、戦後の福岡国体に合わせて平和台と命名され、平和の象徴としてプロ野球やレジャーを楽しめる場所に生まれ変わった歴史あり。33年の球場大改装後に現在の木々は植樹されていったようです。桜の木の寿命は60年とか言われますので、ここ数年が一番見頃であることは間違いないかもしれません。

球場周辺の風景がよくわかるにしてつWebミュージアム昭和29年・初めての日本シリーズ(1954年)

福岡城天守台(さくらまつり期間中は有料)まで登ると、大濠公園方面には福岡タワーやヤフオクドームも遠望できます。桜の季節、昼間にもう一度訪れたいなと思いました。


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