万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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1896 柿本人麻呂歌集

2011-03-12 | 巻十 春相聞
春去 為垂柳 十緒 妹心 乗在鴨

春されば しだり柳の とををにも 妹は心に 乗りにけるかも

右柿本朝臣人麻呂歌集出


「春がきた。シダレヤナギ(の枝)が、しなるように、妻が(私の)心に、乗りかかっているよ」

右は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出る