1913 作者未詳 2011-03-29 | 巻十 春相聞 見渡者 春日之野邊 立霞 見巻之欲 君之容儀香 見わたせば 春日(かすが)の野辺(のへ)に 立つ霞 見まくの欲しき 君が姿か 「(あたりを)見渡しても、春日の野辺に、霞が立って(何も見えない)。見たい(と願うのは)、きみの姿なのだ」