万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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1911 作者未詳

2011-03-27 | 巻十 春相聞
左丹頬經 妹乎念登 霞立 春日毛晩尓 戀度可母

さ丹つらふ 妹を思ふと 霞立つ 春日(はるひ)もくれに 恋ひわたるかも


「“さ丹つらふ”妻を思えば、霞がかかる、春の一日も暮れて。(この)恋は超えてゆくよ」