デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

何気ない日々の家庭から見えてくる(?)まんじぇ♪
保護者・生徒・ボランティアなど、まんじぇに関わる者たちで書いています

葛藤と自然農

2015-05-26 19:37:58 | のば

のばです。

 

今日は、少し子育てから離れた話をしてみたいと思います。


日が長くなり、夏が近づいて来ているのを感じますね。

こんな季節になってくるといつも思うことがあります。

それは…

 

ヨガの教えに 「禁戒」・「勧戒」 というのがあるそうです。

禁戒とは、「しない方がいいこと」

勧戒とは、「進んでするといいこと」

という、道徳律のようなものです。

ヨガを経験された方はたいていご存じのようです。

(ちなみに私は経験ありません…。
 やってみたいと思うのですがチャンスがなくて(^^;)

内容は、当たり前のことですがとても大切なことがあるので
子どもたちにも実践するといいよと教えています。

禁戒の中に、”非暴力”というのがあります。

他人を傷つけぬこと、無駄な殺生をせぬこと ということです。

この、”非暴力”に徹すると
自分自身を傷つけられることがなくなるそうです。

これを知ってから、蚊も殺さないようにしています。


これからの季節、庭の草も元気に伸びます!

そう、この庭の手入れ、草取りをしながらいつも思うんです。

草取りをしているといろんな虫さんたちが顔を出します。

クモ、テントウムシ、ダンゴムシ、アリ…

私はこの虫さんたちの棲みかだったり餌だったりを
破壊しているのではないだろうかと。

これは”非暴力”に反するのでは?と
草を抜くたびに葛藤するのです。

でも結局、庭がキレイな方がいいので気になりながらも
根こそぎ草を引っこ抜いていました。


10日ほど前に、自然農をされている、
まんじぇの保護者さんの畑で自然農の体験をさせていただきました。

草を抜くのではなく刈る。

そして刈った草を畝にまいて利用する。

前々から自然農には興味があったのですが
何をどうやればいいかわからないし、
借りてる畑だし…
いろいろ考えてあきらめていました。

でも体験させていただいてこっちの方が楽しい!

そう感じたらやっぱりやってみたくなりました。

借りている畑の3分の1ほどで勝手に(^^;チャレンジ!

ありがたいことに、借りている畑は我が家のすぐお隣り。

畑に生えている草も庭の草も似たようなものが生えています。

管理されてきた畑にはあまり草もありません。

そこで思いついたのが庭の草を抜くのでは刈ること。

今までは庭を”てんつるてん”にしないときが済まなかったので
なんでこんな簡単なことに気が付かなかったんだろう?と
不思議です。

庭の草を刈ってみるとやっぱり虫さんがいろいろ出てきます。

が、まだ草は残っているし、今までよりは
虫さんたちにも痛々しくないように見えました♪

私たちと虫さんとの共存。

これで私の葛藤も解消されたのでした。

 

のば


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2 コメント

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Unknown (molly)
2015-05-28 10:52:13
みんなで命を生きている感覚を味わえるのが自然農の醍醐味ですよね(^^)もちろん厳しかったり、辛かったり、残酷だったりすることも含めて。デモクラティックスクールって、子供たちがよりリアルにそれを感じることが出来る学び場なのかもしれませんね。共通点は多いなと思います。
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おっしゃる通りです (のば)
2015-05-28 14:31:41
mollyさん、コメントありがとうございます!
子どもが不登校になって、自分なりにいろいろ勉強した中で、「人間も自然の一部なんだ」と気付いた時から、私が自然の一部でいられるように生活をしてきました。子育てにおいても、子どもの中の「自然」を育てようと気をつけています。
畑の野菜たちも雑草と一緒に自分の力で育っていくんですよね。やっぱり野菜も草も虫も私も何も変わらないなって思います。改めてそれに気付かせていただきました。ありがとうございます。
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