私はピアノは弾けません。
でも、子どもの頃に見よう見まねで覚えた曲が1~2曲。
それを時々弾いていたら、子ども達が「教えて~」と来るようになりました。
食事の準備だったか片付けだったか、忙しい時間。
あいりが「また教えて~」と、ピアノの前で私を待っていました。
ちょっとムッとしつつ、とりあえずピアノまで行く私。
すでに腹を立てているので、教え方も乱暴になりました。
内心『悪いなぁ…』という意識もありながら。
私のそんな態度に、あいりが「もういい…」と教わることを諦めました。
私、なんでこんな小さなことで腹を立ててるんだろう…
これまでも似たようなことはありましたが、
そんな気持ちにちゃんと向き合ったことがありませんでした。
よし、これは向き合ってやろう!
今回はそんな気持ちになり、この腹立ちをじっくり味わいました。
忙しいところ声をかけられて腹を立てていただけだと思っていましたが、
その奥には、あいりを尊重していない私がいたんです!
これに気付いた時には自分でもビックリしました!
ガッカリというよりビックリ!
へ~、私、子どもに敬意がないんだ!
と同時に、気付かせてくれたあいりに感謝の気持ちが生まれました。
そして、あいりに
「お母さんさぁ、ごめん、あいちゃんのこと、バカにしてたみたい。」
正直に話しました。
「だから腹が立ったみたい。
でも、あいちゃんがいたから気付けたんだー。ありがとう!
だからね、あいちゃんはそのままでいいんだよ。
あいちゃんが、そのままでいてくれるから、お母さんは自分の間違いに気付けるの。」
あいりは「いいの?」と返してきました。
ヤバイ!
「そのままでいいの?」ってことは
「このままじゃダメなんだ」って思い始めてたってことだよね?
「うんうん、いいの。そのまんまのあいちゃんでいいの!」
子供たちに敬意がないことに気付いた私は、
子供たちの頼まれごとを、やっと素直に聞けるようになりました。
これからも、じゃんじゃん心を自由にするぞー!!
私のデモクラ教育は、いつも、その時が始まりです(笑)
のば
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