いつのまにか季節は秋に移り変わってしまいました。
ずいぶんたってしまいましたが、
前回からの続きがやっと書けそうです。
そう、長男こうきが不登校になってからの
さまざまな出あいについて…
これまた、こうきが4年生の頃
私は東洋医学を学ぶチャンスに恵まれました。
ちょっと気になっていた東洋医学セミナーの勉強会が、
1年間12回、関西方面で開かれることを知ったのです。
月一とはいえ、そこに通うには朝から出かけないといけません。
末娘のあいりがまだ幼かったのでためらいましたが、
夫の勧めもあり、初級と中級と2年間通うことができました。
だからといって、残念ながら
開業できるほどの知識等は身につけてないのですが(苦笑)
そこで、素敵な方たちと出会うことができました。
今でも交流を持たせてもらっており、
たくさんの刺激ももらっています。
その勉強会が始まって間もない頃、
同じ東海エリアに住む方二人と「女子会をしよう!」という話になり
一緒にランチに行った時のこと。
私はそこで自分の息子が不登校だということを
恐る恐る打ち明けました。
すると二人から同時に「よかったね~」と
思いもよらない言葉が返ってきたのです。
「学校に行かない方がいい子に育つって言うし(笑)」
それは私も聞いたことがある言葉ではありましたが、
二人からあっけらかんとした口調で言われて、
「なーんだ、いいんだ」とホッとしたのを覚えています。
さらに5年生になったこうき。
この時もありがたいことに担任に恵まれ、
無理に学校に来させようとはされませんでした。
逆に「私は一年間しか責任がないけれども
お母さんはこの先ずっとこうきさんを見ていくわけですから
お母さんが思うようにしてもらえばいい」ということを
一番初めに言ってくださいました。
(校長からは「なぜ学校に来させないんだ」と
言われたことが数回ありましたが…)
少しずつ私の頭の中もようやく整理されてきて、
学校に行く行かないは本人に任せよう!と
踏ん切りがつき始めてきました。
当時の担任が5年生の終わりに教えて下さったのですが
先生の身内の方にも実は不登校がいらっしゃったそうなのです。
その不登校だった方は今はトリマーとして
立派に自立されてみえるとのこと。
あー、だからあの最初の一言だったんだなぁと思いました。
勉強会で知り合えた同志も、
こうきの担任も、
私に「これでいいんだよ」と安心をくれました。
子どもが不登校になり、
自分を責め、悩みまくりましたが
こうして書いてみるとたくさんの出あいのおかげで
まんじぇに出合い、今があることに気付かされます。
自分一人では方向を間違えていたかもしれません。
子どもたちとおうちで過ごすようになって
あっという間に五年!
不登校になった当時を、懐かしいなぁと
振り返られるようになりました。
今の子どもたちの笑顔が、これでいいんだと
教えてくれている気がしています。
ありがとう♪
のば
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます