デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

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さまざまな出あい2

2016-10-09 16:50:50 | のば

いつのまにか季節は秋に移り変わってしまいました。

ずいぶんたってしまいましたが、
前回からの続きがやっと書けそうです。

そう、長男こうきが不登校になってからの
さまざまな出あいについて…

 

これまた、こうきが4年生の頃
私は東洋医学を学ぶチャンスに恵まれました。

ちょっと気になっていた東洋医学セミナーの勉強会が、
1年間12回、関西方面で開かれることを知ったのです。

月一とはいえ、そこに通うには朝から出かけないといけません。

末娘のあいりがまだ幼かったのでためらいましたが、
夫の勧めもあり、初級と中級と2年間通うことができました。

だからといって、残念ながら
開業できるほどの知識等は身につけてないのですが(苦笑)
そこで、素敵な方たちと出会うことができました。

今でも交流を持たせてもらっており、
たくさんの刺激ももらっています。


その勉強会が始まって間もない頃、
同じ東海エリアに住む方二人と「女子会をしよう!」という話になり
一緒にランチに行った時のこと。

私はそこで自分の息子が不登校だということを
恐る恐る打ち明けました。

すると二人から同時に「よかったね~」と
思いもよらない言葉が返ってきたのです。

「学校に行かない方がいい子に育つって言うし(笑)」

それは私も聞いたことがある言葉ではありましたが、
二人からあっけらかんとした口調で言われて、
「なーんだ、いいんだ」とホッとしたのを覚えています。

 

さらに5年生になったこうき。

この時もありがたいことに担任に恵まれ、
無理に学校に来させようとはされませんでした。

逆に「私は一年間しか責任がないけれども
お母さんはこの先ずっとこうきさんを見ていくわけですから
お母さんが思うようにしてもらえばいい」ということを
一番初めに言ってくださいました。

(校長からは「なぜ学校に来させないんだ」と
 言われたことが数回ありましたが…)

少しずつ私の頭の中もようやく整理されてきて、
学校に行く行かないは本人に任せよう!と
踏ん切りがつき始めてきました。

当時の担任が5年生の終わりに教えて下さったのですが
先生の身内の方にも実は不登校がいらっしゃったそうなのです。

その不登校だった方は今はトリマーとして
立派に自立されてみえるとのこと。

あー、だからあの最初の一言だったんだなぁと思いました。


勉強会で知り合えた同志も、
こうきの担任も、
私に「これでいいんだよ」と安心をくれました。

 

子どもが不登校になり、
自分を責め、悩みまくりましたが
こうして書いてみるとたくさんの出あいのおかげで
まんじぇに出合い、今があることに気付かされます。

自分一人では方向を間違えていたかもしれません。

子どもたちとおうちで過ごすようになって
あっという間に五年!

不登校になった当時を、懐かしいなぁと
振り返られるようになりました。

今の子どもたちの笑顔が、これでいいんだと
教えてくれている気がしています。

ありがとう♪

 

のば

 

 

 


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