魔女の系譜 2007年05月17日 | Weblog 学生時代、友人に打ち明けられた。「わたしが許せない!って思うと同時にそのひとの眼鏡が割れたり、怪我をしたりするの」その能力は彼女を怯えさせ、今は熱心に宗教に頼っている。母も「わたしに不快な思いをさせたひとは必ず不幸になっちゃうの」と言う。わたしもそれは感じる。だから、不快にさせられた相手の幸福をより熱心に祈ることにしている。呪われるよりも呪うほうが恐ろしい。けれど、呪いをかけられたという子に言ったように、呪いを選択したのはその子なのだ。