何を食べるのかな？

　寂しい限りだが、駐車場の猫たちがほとんどいなくなってしまった。　ネコ好きのご近所さんが病気の猫を拾って病院へも連れて行ったり、こまめに面倒を見ておられたがその猫も亡くなった。　「野良猫に餌を与えないでください」と言う看板が立ち始めて久しいが、なぜそんなにキリキリ厳しいの？？？と思う。　もう少しほんわかのんびりではいけないのかなと。

　わが家は猫好きでネコ派。　だからわが家の庭を猫たちが闊歩していても声をかける。　今朝も洗濯物を干していると、以前小学校のころに飼っていた猫と同じような模様の猫が通りかかった。　「ミャア・・・おはよう。　ご機嫌いかが。　おはよう。」と声をかけた。　するとキョトンとして座りこちらを見る。　私の動作をじっと見ている。　あどけない顔で憎めない。　まあ今の猫たちの住みにくいご時世、飼い猫だと思うのだが・・・。

　今日は「岩合さんのネコ」の番組を見て癒された。　さまざまな国の猫を撮り続けておられる・・・。　展覧会もおっかけではないが結構見に行った。　近年の写真集ほとんど購入し、眺めている。　

　ネコと言っても今のネコは贅沢？！　私が子供ころには、ご飯におみそ汁をかけたり、かつお節をまぶしたり、煮魚のお汁をご飯にかけて与えていたように思う。　今は決して進められない食事なのかも知れないが・・・。　亡き母が「イカやタコは消化不良になるから絶対やってはいけないよ」と言っていたものだ。　そのほか記憶にあるのは、ねぎ類もやってはいけないと聞いたように思う。　おみそ汁の具に玉ねぎが入っていても丁寧に確認したように思う。　

　今はキャットフードだ。　だから駐車場で主人が半分飼い猫（耳に腫瘍ができた折には、動物病院へ手術にも連れて行ったネコ）、半分野らと言う状態で飼っていた猫にも、主人自らがキャットフードを買って与えていたものだ。年取って歯が衰えればシニア用と言うのも買っていたなあ。　私もつられて、歯が悪くなると煮魚を作って持って来てやり与えていた。　あんなに可愛がったのはあれっきりだ。　もう亡くなって何年になるんだろう。　時々似た猫を見ては「ミャアちゃん」と呼んでみる。

　岩合さんの番組を見ていて、ネコが草を食べるシーンがあった。　「へえ～！！？？」なのだ。　雑食だとは聞いていたけれど・・・。　

　もっとのんびり、ゆったり猫たちが過ごせる空間があっても良いのではないだろうか、こんな田舎町に・・・。


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