チェロ奏者の憂鬱。。。

チェロ弾きの安野英之です。
演奏のほかアマチュアオーケストラ指導・指揮、音楽高校の非常勤講師などしています。

巨匠の演奏

2022-02-03 | 音楽
天理オケで6月の定期演奏会で演奏するベートーヴェンの交響曲第8番。

いくつも良い録音あるなかでもブルーノ・ワルターが振っているものが好み。
*動画(音声のみ)は→こちら
ちなみにこの録音は1958年。
ワルターは1876年生まれなので82歳のときの録音ということになる。
82歳のおじいちゃんが指揮台に立って、こんなに瑞々しい音楽がはじまる?
と1楽章冒頭のハツラツさは、ピルオド奏法(古楽器奏法)にも負けず劣らないテンポ感。

悲しい歴史によってドイツを追われた巨匠。
そんなこと無ければヨーロッパで大活躍していただろうけど、結果的に渡米したことで今日もたくさん録音が聴けるのは皮肉・・・
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