オケピット

先日の芸術高校の演奏会。

合唱のみんなのソーシャルディスタンスを取るために、オーケストラは舞台の前と客席の間に配置し、さながらオーケストラピットのようにしました。
舞台上は合唱の独壇場。
我々オーケストラは舞台の下で合唱を支えるという、いわば縁の下の力持ち。

舞台下とはいえ良い響きを追求したいし、演奏前からいろいろな配置を想定し、学校の先生とも相談しました。
幸い、本番会場は舞台前部が張り出し舞台に出来たし、またその部分が昇降できて、しかも客席の前部数列がいくつか撤去出来た！
いろいろんな幸運が重なり、舞台と客席の間にオーケストラを配置することは可能でした（当日やってみるまで不安だったけど）。

具体的にいろいろシュミレーションした結果、弦楽器は対向配置、木管楽器と金管楽器は上手・下手に分けようと思い至りました（下図の②A）。
管楽器は多少合わせにくい感はありましたが、かえってお互い聴き合って良い効果が生まれたかと思います。

この模様は12月13日からKCNで放送されます。
見れる方は演奏と共にオケの配置もお楽しみに。