チェロ奏者の憂鬱。。。

チェロ弾きの安野英之です。
演奏のほかアマチュアオーケストラ指導・指揮、音楽高校の非常勤講師などしています。

フィレンツェの思い出

2018-06-20 | 天理高校弦楽部
天理高校弦楽部は今年、チャイコフスキーのフィレンツェの思い出(4楽章より抜粋)でコンクールに出るという。

原曲は弦楽6重奏曲のこの曲を弦楽合奏で演奏するとのことですが、とにもかくにも先日チェロ奏者2人をレッスンしました。
彼女らはクラブでの弦楽合奏の経験はそこそこあるけど弦楽四重奏はじめ、あまり重奏というものを経験していない・・・

6重奏は1番チェロが主、2番チェロが従ということは決してなく、2番チェロがイニシアチブを取って曲を展開する場合も多々あるし、1番チェロは普通の弦楽合奏よりも高音域のソロも求められる・・・とにかく難しいのです。。。

いかんせん、経験がないものは仕方ないので、細かく説明しながら何度も一緒に弾いて、雰囲気だけはつかんでもらえたかなと。
私はクラブのコーチではないですが、自分の生徒が弾いているのにほっておくわけもいかず、今回はしゃしゃり出て指導を買いました(もちろん指導者の了承は得てます)。

おせっかいが良い方に転べば良いけど、日本一はとれるのか???
とにかくこの2人が各になってがんばってくれたらなと願うばかりです・・・
コメント
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