チェロ奏者の憂鬱。。。

チェロ弾きの安野英之です。
演奏のほかアマチュアオーケストラ指導・指揮、音楽高校の非常勤講師などしています。

いよいよ本日です!!

2014-09-21 | 天理高校弦楽部
昨日も13時から練習しました「ふれ愛ストリングス(天理高校弦楽部OB)」の本番はいよいよ本日!
といってもわずか15分ほどの出番ですが。。。
ですが、今回の選曲はある思いがあります。

どこの演奏団体でも、長年受け継がれている曲というのはあると思いますが、天理高校弦楽部でも同様です。

入部して最初に弾く曲はその時の指導者によって多少の差はあるかもしれませんが、パッフェルベル作曲カノンは弦楽部にとって大事な曲です。ゆったりとしたテンポなので弾きやすいことがありますが、弦楽合奏の良さを認識してもらうには最適な作品です。
他にもいろいろな曲がありますが、我々世代には「ハッピーチューン(通称)」なる曲があります。
高校時代はただ譜面ヅラが易しいという理由でよく演奏していましたが、実際は有名なミュージカルの名曲を易しい弦楽合奏に編曲したものです。

その正式な曲名は「I Whistle a Happy Tune」といって”陽気に口笛吹いて”というカンジでしょうか。言わずと知れたミュージカル「王様と私」の中の人気ナンバーです。
作曲・作詞はあの不朽の名作「サウンドオブミュージック」と同じコンビでロジャース&ハマースタイン2世!しかも王様と私が1951年初演で、サウンドオブミュージックが1959年初演だそうです。

この名曲を高校時代はな~んにも考えず演奏していましたが、あれから20年あまりたって、同じことをしていてはならないと、歌詞を調べたり(今さら??)、ミュージカルの場面を見たり(全部ぢゃないの???)してみて、この曲の良さを再認識することが出来ました。

明日は最大年齢差25歳くらいのOBたちで「セントポール組曲1楽章」「陽気に口笛吹いて」「カノン」を演奏します。
我々の弦楽部に対する重い想い(思い)??を聴きにいらしてください。出番は13時すぎころです。

天理中学校弦楽部、天理高校弦楽部、音楽研究会ジュニアオーケストラのほか、天理高校吹奏楽部やジャズバンドなど、さまざまな音楽が聴けるこの演奏会は、12時開演です。

入場無料ですのでぜひご来場下さい!
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