トヨタを創った男「豊田喜一郎という本を読んでいます。
まだ50P位しか読んでませんが感動中です。
トヨタ自動車の前身となる紡織機会社を立ち上げた豊田佐吉に関するくだりです。
佐吉が自動機織機を発明し、その特許を売ったお金で、
喜一郎が自動車ビジネスを立ち上げるわけだが、
佐吉が発明に没頭するきかっけは次のようなことらしいのです。
若いうちから国家のために何が出来るかを考えていた佐吉が、
最初に考えたプランが、領土の拡張だったそうです。
しかしながら、埋め立てでは、もともとも領土内のことだから新の領土拡大にはならないと。
そこで目をつけたのが発明だというのだ。
発明が好きだったわけではなく、社会国家に尽くしたいという気持ちが先にあり、
その手段として誰の世話にもならずに独力でできる発明が一番良いと考え付いたとのこと。
時代が変われば、手段は変わるのでしょうが、
ソニーしかり、ホンダしかり、日本を代表する会社は、
その創業当時から志がしっかりしてるなぁと改めて身が引き締まる思いです。