眠れない～法事の日

今日は（昨日は）法事だった。お経の途中、何度も、写真の中の義父と目が合うな～、なんて思いながら、

ダンナッチと付き合ってる頃、「ようやくオヤジを何とかいい形で送り出してやれた」と私のところで一息いれながら

独り言のように、天の父にむかい「なあ、オヤジ、いい娘（こ）やろ・・・・・」と、もう夜もしらみ始めた頃つぶやく声を枕元で聞いていたのを思いだした。

それから年月が流れ、１７年たった今、私は義父のまなざしにちょっとテレながらも、自信の笑みを返した。

「ありがとう、おとうさん」

「いい娘・・・・りこに会えんかったんが残念やったが・・・・・・それでいい。」そんなアイコンタクトをお経をききながら交叉させた。

 

なことしながら、アホ息子を怒ったりしているうちに、すっかりつかれてしまい、夕方へんな時間に爆睡

 

で、

今の時間、このありさまよ～～

義父が寂しがって、まだその辺にいるのかしら？

あっ。あれはお盆のことか。

亡くなった人を思い偲ぶ席ってけっこう好き。でも、さすがに１７年めになると、みんなの話も、なんだかつい先日放送された長生きの話、なんでも、飢餓じょうたい（腹６分目）くらいをバランスよくとると長生きできるとかなんとか・・・・・

そんな話で盛り上がっているときも、義父の顔はフレームの中で笑っていた。

１７年の年月は、残され生きるものも、亡くなってしまったものも、またそれぞれの絆であらたな遠距離恋愛のようなわくわくが生まれるのね。

 

私はゴーストの義父とアイコンタクトをする宇宙人の嫁でよかった

あ～～～、ようやく寝れるかな～～