Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

36平方センチのあたま、その2

2018年05月17日 12時53分08秒 | 抗がん剤後の薄毛格闘
続き

普通の成人で1平方センチあたり、だいたい75株はえているそうだ。

でも、
植毛できるのは、50株くらい。しかし、まったく髪がないところに植毛するわけではないから、理論的には50株足せばだいたい普通のひとのボリュームである75株に近づくというわけ。

が、

そうはうまくいかない。

わたしの場合、ドナーの後頭部の髪もそんなに元気なわけではないらしい。

それは、抗がん剤が要因だからだろうとのこと。

つまりは、ドナー自体も少し少なくとることになるから、植毛も50株はできない。普通のひとのボリュームを求めるのは無理なのだ。

だからといって、そうそう少ないこともなく、
理想は36平方センチに対して1600株なんだけど、わたしは1250株になった。約2割減。

密度が2割減になるくらい、楽勝の喜びよー

というか、

わたしの幼児か老婆のような生え際に、いきなり密度の濃い太い髪がきても不自然で、少し弱い感じの後頭部の髪をゆったりめの感じで植毛したほうが、全体のバランスもいいと思うのだ。

つまり、
自毛植毛は、あたまのバランスの関係で、髪が頭全体で増えることではなく、
頭のどこで生きていくかのもんだい。

再建胸が、お腹の肉が胸で生きていくように、
後頭部の髪が生え際で生きていく。

だから、髪が増えるわけではないの。だけど、それで満足できる、わたしにはありがたいシステムなのだ(^-^)v

ただし

植毛した髪がちゃんと定着してくれて初めて成功。

それには、術後まずは、4日は触れないでじっと我慢。

そして、食事や生活も気をつけて、シャンプーも泡を優しく当てるくらいからはじめていく。爪は無意識があぶないから切らないと。

あとは、もちろん、採取するドナー部分の後頭部はちょうどバリカン一流していどかな、
15センチ×6センチていど刈る。

そこは、上から付け髪で隠して3ヶ月くらいやり過ごすかな。あとは帽子とかね。
ま、長い人生の3ヶ月くらい楽勝。てか、もともとハゲ、丸々スキンヘッドを経験してるから、その辺はまったく抵抗なし。

植えた生え際は、
ちょうど抗がん剤あとのうっすら黒ずんで髪が出てきた⁉️って感動の状態からのスタート。だけど、今ある髪を切ったりはしないので、これは地肌が黒くなってくる感じからしても髪が増えた感覚をすぐに体感できるみたい。

というわけで、

本当は、東京でリンパ浮腫の先生なんかにも自毛植毛のこと聞いてからきめようかとも思っていたけど、これに関しては東京までいかなくとも、大阪でも十分な態勢だなと納得できたので、ぜんはいそげで、昨日の初診でオペを決めたのだ。オペの日は大安だった。なんか超嬉しい❤️✨😆



わたしの髪密度はこれくらい?(笑)
間引きするのもギリギリやね🙄🙄🙄😉😉