Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

ホルモン治療の経緯

2016年09月21日 00時50分11秒 | 乳がん
もうすぐピンクリボン月間だし、それを越えると私の術後8年になる。
すっかりご無沙汰の乳がん関係の話だけど、まだまだ乳がんの真ん中の人たちも見てくれてると思うから、書きます。

何度か書いてると思うけど探せないので、あらためて。

何度もカツジンパワーのことは紹介してる。

それは、高麗人参のかなり含まれた栄養ドリンク。

確かに、わたしには合っていて元気になるし、お肌にもいい感じがするから、一石二鳥なのだ。

だけど、

乳がんはホルモンが陽性の人、強陽性の人も多い。
高麗人参は女性ホルモンに作用するから、飲まない方がいい人も沢山読んでくれてるでしょうから、やはり触れとかないと、と思った。

たまに飲むのなら、もし私がホルモン強陽性だとしても、まあ、私の性格上飲んでると思うけど、気になる人はやめてね。

で、

私は、実はホルモン陽性だった。
25~30%の弱陽性かな。半分まではいかない。

だから、当然術後の補助療法でハーセプチンとホルモン治療はするつもりでいた。

あー、

嫌だ、嫌だ、ホルモン治療と、当時思っていた。

わたしには、パニック障害の既往があり、精神科の常連客でもあったのだけど、うつとか、過呼吸を押さえる薬を未だ飲んでいる、
だから、当時から精神科の病がどれだけ辛いものか、よくわかっていた。
うつはホントに何にも出来なくなるんだよね。

そして、ホルモン治療には、少なからずその鬱的症状などの副作用があることが怖かった。

できることならホルモン治療はしたくない。

そんな思いで術前の抗がん剤のころから悩んでいた。命のかかった治療なのに悩んでいたのだ。

それだけ、QOLを私は重視するタイプだったのだろう。

私から一番奪われたくないものを奪うのがホルモン治療だ!と、当時真剣に悩んだ。


が、

術前抗がん剤をして、実際に摘出した癌は性格が変わっていた。

ホルモン陽性からマイナスに。

こういうことはわりとあるみたい。


だけど、本来が陽性なのだから、当然臨床腫瘍科の主治医はホルモン治療五年をいう。

が、

乳腺主治医は、ホルモン治療の効果より、副作用や、それにともなう婦人科系のリスクが高いかもという。

こんな時はセカンドとってもいいのだけど、色々講演会などでの情報から、普通はホルモン治療をしておく、との考えが強かった。

だけど、

わたしは、拒否。

その時ばかりは乳腺主治医のしないほいでいいんじゃないかという意見をすんなり受け入れた。

結果は、今のワタシ。

プラセンタも高麗人参も、何でもありーな、更年期と美容対策を躊躇なくしている。

何とか8年こうしている。

食事も太るという観点では考えるけど、乳がんという観点からは一切考えない。

できるだけ、乳がんストレスをつくらないできた。

これは、何が正解とかではなく、個人の、本当に個人そのものなのだろいなとおもうのだよ。

もし、わたしに再発があっても、私はホルモン治療については、ひとかけらも後悔はしないと、今思う8年目。