Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

無治療から2年

2012年09月13日 10時00分53秒 | 乳がん

 

術前ケモ+ハーセプチン、オペ、放射線、術後ハーセプチンとフルコース治療を終えてまる2年になった。

2年前の9月13日に最後のハーセプチンを終了した。

早いものだ。

ホルモン治療をしてる人たちはもっと治療期間が長いわけで、その分安心もあれば副作用の波もあるだろう。

よく、解放されたい反面、無治療になるのが怖いとも聞く。でも、私は無治療でいる期間、ほとんど不安ってなかった。と、今は感じている。

副作用は今も残っているけど、再建もしたし、リンパ浮腫対策も順調にできてるし、なんだかんだQOLの高い2年だった。と、今は思う。

乳がんも今となっては、そんなに嫌なことばかりではない。キャンサーギフトの方が、今は気持ちの中で溢れている。嫌だったこと、辛かったことは今はそんなに思いださない。そんな無治療2年目。

偶然だけど、

定期的にお食事会みたいなのをしてる会が昨夜あった。

今回は北浜の創業90年という☆をとった天ぷらと鯛料理のお店「与太呂」に連れて行ってもらった。(今回はうちがゲスト)

 新しいモダンなビルに埋もれるようにポッと灯った看板は、意外なほど目立つ。あたりと格の差をみせつけるように目を惹いた。そして吸い込まれる感じの優しさだった。90年の趣。少しずつ手入れしながら、和室も洋間の設えに変えていったのだろう。テーブルの高さ(低さ)がたまらなくくつろげる。

鯛めし。鯛はやっぱ嬉しい。喜びの魚だね。

いくつもの手のひらに包まれてきた湯のみは私好み

 

明日は最後のハーセプチン。そう思って自分をねぎらいながらも、不安にゆれてた2年前の夜とはおおちがい。

 

私はいつまで、この今の穏やかな無治療を過ごせるのだろう。

ふと思う再発のこと。

90年とはいわないけど、

少しずつメンテしてもいいけど、

もうしばらく続いてほしい。

それでも、もし再発があっても、今のQOLがそんなに変わらないなら、怖さはない。と、今は感じる。

「今は感じる。」

その事に感謝して、鯛めしをたいらげた。私もみんなも90年のオーラにやられてしまった感じ。

ふんわりと包まれてた・・・・・・

ps

天ぷらも絶品だった~~次はカウンターで決めてみたいこんな天ぷら屋さん探していたんだ~~