Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

空気のように・・・

2012年02月09日 17時01分18秒 | 乳がん

 

乳がんってものにかかわって・・・・・つまり告知されて、気がつけば今日でまる3年がたっていた。

すごく熱い思いで闘病していたころ。

色んなことを調べまくって、何度も自分の気持ちと葛藤していたころ。

身体的にも、精神的にもしんどくって、乳がんという病名すら忘れてしまうくらい、いったい何の病気か?と問いたくなるような副作用。

きっと、この3年、嫌なこと、つらいことのほうが多かったはずなのに、今はそんなこともなかったかのように、けっこう「おもしろい」3年だったような感覚がある。

その時々の自分を客観的にちょっとだけふりかえると、「おもしろい」・・・・そんな感覚。

人って、変わっていくのだなぁ~と思う。

今は、乳がんも私にとっては空気のような、そんな存在になりつつある。

そりゃ~、検査だの、再発のおそれだのと、時折空気どころか、強烈な主張を孕んで襲いかかってくることもあるけど、その時はその時。

今は、もう、乳がんになった私があたりまえの生活の一部かなぁ。

相変わらずの手足のしびれも、忘れてるような気になるようなの日々だし、再建した身体は、今は、修正後でまだテープとかの手間暇あるけど、身体的には胸がある事になじんでいる。もう、かれこれ1年なんだものね。

 

3年間の色んな事、あげればきりがないけど、今は、ことさらにそれをあげて書きたいとか、深い何かの思いとかもこみあげないほど、いい意味で冷めている。それが「空気みたい」という真意かなぁ。乳がんが特別なことでもなくそこに、私とともにいる感じ。

3年目って、もっとあれこれ考えたり思い出したりで、感情が揺れるのかと思ったけど、あ~3年ねってくらいで、くぎりに、何か書いて残しておこかいなぁ。そんなくらいになってる。空気にあえて、これ以上色をつけることも今はないのかなぁ~

そうなれたのも、おもしろい。・・・・きっと走り続けた私がいたからなのだと、とても充実の気持ち。

だから、これからは、3年分の時間を踏み台にたくさんの所に行ったり、したりしたいなぁ~なんてうかれてる、まるまる3年間を終えたアタシ。

ずっと空気のように、うまい関係でいれたらと、それだけはよろしくね。こんな穏やかに病気を思う時期があってもいいと思うなぁ~

ところで、

今日は外来で乳頭の軟骨を削ってきた。なんだか、それはそれで良い感じになりそうそんな予感!?

振り返れば、去年の同じ日に岡大に行っていたのよね。まさに再建手術の検査の為にね。そして今日も偶然にも岡大に行っている。その再建の綺麗な仕上がりのメンテ&チェックの為にね。偶然にも、告知の日は再建の病院と縁があるのね。

私が今穏やかな気持ちでいれるのも再建が少なからず影響している。(それとリンパ浮腫のオペもね。きっと)

なんだか、そんな小さな偶然を祝し…今日こそは、と、きびだんごを買って帰ってきたとさ。

 

PS

きびだんごって・・・・・中身ないのね