Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

時間

2011年04月18日 21時01分23秒 | 乳房再建

今日で退院から1カ月、再建手術から6週間。

明日再建手術のサクララお仲間にも、さっきメールでしっかり再建のバトンタッチをした。

どうかオペが恙無く終りますようにと・・・・・・祈っているからね

再建の先輩となった私は、これまでのシアワセ気分は全部彼女へバトンタッチし、

さてと・・・・・ということで

いつまでもうかれてないで、次のステージに行こうかななどと考え中

 

ニュースを見ていても、被災地の避難場所が一部閉鎖されたり、がれきの中に凛とした水仙が咲いていたり、新たな民間のボランティアが活動したり・・・・・などなど、これからの長い道のりへの動きが少しずつだけど出てきているようだ。

その事と、私個人の次のステップとはまったく次元の違う問題ではあるけど、

ヒトの思考としてちょっとだけリンクして過ってしまうのを許してね

 

私の事として、先ず・・・・・

そう、今現在の状態でいうと、巨乳だ!巨乳だぁ~~!と浮かれていたのもまぁ、少し飽き(落ち着き)・・・・・・これからは、この授かった大切な胸をどう仕上げていくかの段階ということでしょうか。

再建は自家組織の場合は特に、1度のオペでは完全に満足のいく状態では完了せず(乳頭はまた別でそれ以外の問題として)何度か修正をするのが通常のようです。これは形成の先生自身がおっしゃっていることで、それを前提に手術もしてるのでしょう。

でも私は、再建前は「もうその後は修正なんてきっといいわ~~」と思っていた。しかし、ヒトって貪欲、いや向上心?私も多くの修正希望組にもれることなく、修正を今考えている。

といっても、まだ完全に落ち着いた状態では無いので、どういう風にと具体的に思い描いても、ちょっと先になってみないとまだ分からないだろうな~、先ずはアンダーラインの修正か?とか、漠然と考えているだけ。

う~~ん、巨乳にちょっと飽きたのよね、っていうか、重い。 やはりもともとのサイズってのがあるから、やや大きめに作りさらには腫れてる今はちょっと重いかなぁ~~って感じ。もう、随分自慢もしたしね。

だから、リンパ浮腫のオペの時に、ちょっと脂肪も抜いてもらおうかなぁ~~って漠然と考え中

 

とりあえず、あとはテープかぶれがちょっと酷いので、今はテープを休憩。マイクロポアテープは、形成のお守りみたいなものと先生はおっしゃっていたので、このままテープはしないで、肌の保護に集中しようか?とかも考え中

 

まぁ、素人が考えてもしょうがないから、次の先生の外来の日に電話してみよ~~と考え中

 

ということで、

ホントにスンごく考えてること、考えなければならない別の事は、何だがうまくまとめられず、頭の表面を過る「今」をちょいとメモってみた感じ

なんだかね、私もきっとそわそわしてるのね。

友達のオペって・・・・・特にずっと闘病を一緒に歩んできた人の「再建」は何だか自分のオペの時の気分と重なる。すっかり今の身体に慣れてきたとはいえ、6週間という時間はいつでもタイムスリップできる微妙な時間だぁ~~。まだまだ忘れられない生々しさの残る時間。それだけ大きな出来ごとでもあったという事かな。

こんな個人の私の中の「プラス」の事ですら、大きな転換・出来事から新たな舵をきっていくのは手探り状態で、思考は思いつきのままのメモ書きというレベルで、

いつでもあの日にタイムスリップの状態だ。

その中にはやはり入院生活の中で目にしつづけ、自国でおきた震災という大きな出来ごともリンクされる。

だから・・・・・・

被災した当事者の皆さんにとっては、新たな始まりが起きているとはいっても、まだまだ簡単にあの日にタイムスリップするのではないか?という私なりの懸念が浮かぶ。被災地の方達にとってのあの日とは、私のような「再建手術というプラスの日」では無い。きっと、これからも様々な現実の困難とあの日の惨状が襲い辛さも倍増する時期に入ったことをこの「時間」が告げているのではないか・・・・・・・・・・。などと自分の浮かれてる心の片隅に、対極として過ってしまう。

とりとめもない不思議な感情だぁ。

「時間」は優しいものだけど、時にとても苦しい試練を生む。その試練を越える力も「時間」がくれるということなのだろうか。

 

とてもとても変な今日の私。

きっと雨の大阪のせいね。最後まで変ね。