まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

テニスコートのワザ師たち

2014-04-29 21:11:55 | 日記

クラブのコートには、いろんなワザの持ち主が多い。
「ことわざ」についてはすでに紹介したので、ここでは技術的な問題に焦点を当ててみよう。
「一人時間差攻撃」
普通の人はボールを打つ瞬間に、「とわーっ」とか「デヤーッ」とか声を出す。
このワザ師は打った後少し遅れて、「ターッ」とか言う掛け声を出すのだ。
ボール自体はそんなに早くないが、声が出た時にはボールは途中まで飛んできているわけだ。
なんだか分からないうちにボールが来るので、慣れないととてもやりにくい。
「ナイスちょっと」
ラケットを思い切り振ったのに、当たりが悪くてボールがちょっとしか飛ばないショットのこと。
ナイスだけどそうでもない、という矛盾を含んだ複雑なショットである。
上手なプレーヤーでも、このショットは取れないことが多い。
「センターセオリー」
普通とは違って、コートの端っこの方に打つのが得意な人がいる。
サイドをケアしていると、中央を抜かれてしまう。
そう言う時は必ず、「センターセオリーでしょう」と必ず言うのが憎たらしい。
「あっち向いてホイ打法」
構えている方向とは、全く別の方向に打つのが得意な人もいる。
テニスの上手な人ほど、騙される。
「大サービス」
強いサービスを打つふりをして、ものすごく弱いサービスを繰り出すワザ師のこと。
迫真のこもった演技なので、慣れないと受けるのが難しい。
いつも対戦していると、だんだん分かってくるので、騙されなくなる。
「ロブ名人」
ロブの上手な人のこと。
自分の水筒に「ロブ名人」と書いてあるから確かであろう。
普通のボールで前に詰めたりすると、すぐにロブが上がってくる。
後ろのラインぎりぎりに入ったりすると、なかなか返すのが難しい。
いろいろなワザ師が暗躍する5番、6番コート。
今日もまた、新しいワザを披露する強者が登場するのだろうか。