以前、ブログで報告した駐車場のカギがまた無くなった。
朝、テニスに行くために車を駐車場から出そうとしたらカギがない。
前日、用事を済ませて車を駐車場に入れたところまでは覚えていた。
以前、カギを挿しっぱなしにして忘れたことが何度かあったため、管理事務所に届いてないか尋ねたが、なかった。
駐車場から直接、スーパーに買物に行ったことを思い出し、スーパーで尋ねたが、なかった。
その日に通った道に落ちていないか下を向いたまま歩いたが、なかった。
まさかとは思ったが、念のため前に落とした溝の中も確認したが、なかった。
あのカギさんは、マーフィーの悪魔に魅入られていたのだろうか。
この世から消え去る運命だったのだろうか。
半ば諦めかけていたが、一週間後管理事務所に用があったので、念のためもう一度カギが届いてないか聞いた。
「あーこれですか。」事務所の職員が差し出したカギは、黄金色に光り輝いて見えた。
おーカギさん、戻ってくれてありがとう。
前に事務所に行ったのは朝だったが、その後届けてくれた人がいたようだ。
「念のため」という概念がいかに重要か、思い知った出来事だった。
なお、同じ日にテニス用の帽子さんもいなくなってしまったが、こちらはまだ出てきていない。
何もかもうまくいくというのも申し訳ないので、こちらは不幸の神様に進呈することにしよう。