「たらの照り煮」と言う名の料理があるかどうか怪しいが、たらを焼いて煮るのでこの名前で呼んでいる。
最初に「たら」を用意するが、冷凍ものより生たらの方が望ましい。
これを酒(浦霞)、砂糖、醤油のたれに浸けておく。
たれは、できるだけ甘辛くするのがコツ。
時間は長い方が良く、場合によっては2、3日前から浸けてその後冷凍しておく手もある。
まず温めたフライパンに油を少量の油をひき、焼け目が付くまで炒める。
そこへ漬け汁を入れ、そのまま煮立てる。
途中で味を見て、砂糖や醤油を足しても良い。
出来上がりはぶりの照焼のような雰囲気で、味が良く染みこんでいる。
ただ焼いたり、煮たりしただけの料理より手が込んでいる分、美味しいのかも知れない。
手軽であまり失敗のない料理なので、男の手作りつまみにもお勧めする。