奥方と息子が旅行に出かけて留守なので、しばらく独身生活になる。
そこで自分自身で「おでん」を作製してみることにした。
前回とてもまずいものを食べたので、リベンジである。
まず、大根を切るときに厚さが問題となるが、これはこれまでの経験に基づきそれなりに調整した。
皮を剥いた後、角を取ると煮崩れしにくいらしいということでやったが、なかなか時間がかかる作業だった。
大根は煮るとだんだん透明になってきて、どれくらい進んだかが分かるという重要な発見もした。
それにしても大根を煮るのには、時間がかかるものだ。
大根は好きなのでたくさん入れた。
玉子をゆで卵にするのは前にも経験しているので、比較的スムースに行った。
10分くらい茹でて、あとは蓋をしておくと程よい硬さになる。
おでんに入れる時は、もちろん玉子の殻を剥くことをお勧めする。
玉子は明日、明後日も食べることを考慮して5個入れた。
鳥肉は一人分なので、親子丼用とかいう小粒のものを買ってきた。
これを塩コショウで炒めた後、油をキッチンペーパーで拭いた。
おでんのつゆが、油で濁るのがイヤだったからである。
こんにゃくは前回の事があったので小さく切ったが、ちょっと小さすぎたかも知れない。
ちくわは好きなのでたくさん入れた。
じゃがいもは煮崩れしやすい品種のようなので一番最後に入れたが、確かに煮えたらボロボロになる。
後は、桃屋のつゆと醤油それにお酒(浦霞)で味付け。
奥方が作る時はいつも味が薄いので、全品たっぷりと入れた。
おでんを作るのは初めてだったがとてもよく出来上がって、美味しかった。
ひょっとして、自分には料理の才能があるのかも知れない。