まかなーは、パソコンには詳しい。
パソコンが「パソコン」と呼ばれる前、「ワンボードマイコン」の時代から知っている。
基板にテンキーと、数字だけのLCDが8つ付いたもので、TK-80という名前だった。マシン語と呼ばれるコンピュータ言語を使って、1+2は3とかを一生懸命に計算したものだ。
その後はNECのPC98シリーズとか、アップルのMACなど数十台を使い倒し、現在は安いDELのノートパソコンを使っている。
インターネットも、まだ一般に普及していない15年ほど前に始めた。
それ以前には「パソコン通信」のPCVANやNIFTYなどをやっていた。
「これからはインターネットかな」と思って始めたが、あまり便利ではなかったことを覚えている。
パソコンの初心者に「どんなパソコンを買ったらよいでしょうか」と聞かれることがある。この場合、ギターと同じように「あなたが買える一番高いパソコンを買いなさい」と答える。パソコンは装飾品ではないので、画面の枠にダイヤをはめ込んだディスプレイとか、純金製の筐体を使った本体とかはあまり聞いたことがない。
高いパソコンは高い部品を使っているわけで、それは高性能、高品質という意味になる。速度が速すぎて目が回るなんてことは、絶対ない。
ただし気を付けておかなければならないのは、どんな最新鋭のパソコンでも2、3年経てば時代遅れになってしまうということだ。技術の進歩は著しいので、すぐにもっと安価で高性能な機種が登場してしまう。
パソコンが初めての人に、ときどきどんな参考書が良いか聞かれることがある。
なるべく字がたくさん書いてあって、ページ数の多いものが良い。
なぜかと言うと、簡単な絵、画像でページ数を稼いでいるような本が時々見られるからだ。パソコンの世界は奥が深いので、いろいろと書いて説明しすぎることはない。情報量が多いほど、良い解説書と言える。いろいろと書いてあってしかも分かりやすい、たとえばこの「まかなーのブログ」のようなものが一番であろう。(自画自賛)