まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

〆張鶴

2013-06-12 20:32:21 | 日記

「しめはりつる」と読む。
私の中では、新潟の「幻の銘酒」ということになっている。
幻(まぼろし)というのは、なかなか手に入らないという意味であり、銘酒というのはとにかく美味しいということ。
昔から、首都圏では手に入りにくいお酒だった。
製造元が「地元優先」というポリシーを持っており、生産量があまり多くないので出回りにくいと聞いていた。
価格も地元新潟駅前の酒屋の価格と、東京での価格では倍くらいの差があった。
最近は不景気のせいか、生産量が増えたのか、年末年始になると「ジョイフル本田」で売っていた。
それでもめったに手に入るお酒ではなかった。
昨日、奥方と近くのスーパーに行ったら、このお酒が置いてあった。
時代は変わるということだろうか。
仕入れ担当者が、お酒に詳しい人(酒飲み)に変わったに違いない。
ただ、当家では「〆張鶴」は過去のお酒になりつつある。
「浦霞(うらかすみ)」という東北のお酒がとても美味しい。
何年か前の日本酒品評会で一等賞を取ったとか。
すっきりした味がどこか〆張鶴に似ているし、もしかしたら超えているかも知れない。価格も安い。
とは言っても、なにしろ〆張鶴は「幻の銘酒」であるわけだから、とりあえず1本買って来た。
久し振りのせいかも知れないが、美味しく飲んだ。