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第18節ホーム山口戦予習

2022年05月23日 05時22分25秒 | モンテ、サッカー
先の金沢戦は藤本、康太選手を欠きながら、追いつき引き分け。
鬼門と言われる金沢から勝ち点1を奪い取ってきました。
負けなしが続きます。次節はあさってホームで山口戦。
金沢戦での健闘を無駄にしないためにもここは負けられません。
最近の山口はどんな状態なのか探ってみます。


1.昨季の山口
10勝13分け19敗で15位。


2.今季の山口(参考:サッカーダイジェスト等)
5勝6分け6敗で勝ち点21の16位。
昨季終盤より名塚監督に。
コンパクトな陣形、高強度のプレシングで攻守に能動的なサッカー目指す。
センターラインにはベテランがそろい、サイドは昨季より充実した人材。
右の吉岡はクロスから、左SBの技巧派橋本はアップダウンしチャンス創出。
得点力不足解消に、個を生かした崩しも目指す。


3.主な移籍
・新加入   DF橋本(慶応大)・生駒(北九州)
       MF山瀬(愛媛)・吉岡(福岡)
       FW沼田(関西大)・
・外へ移籍  DF橋本・川井 
       MFへニキ・高井 
       FW草野・澤田・小松


4.直近5試合
・第13節栃木戦(H)○2-1  ボール支配率58.9%
山口は前半決定機を作るが決め切れず。堅い守りでスコアレス。
後半は終始、山口ペースで橋本の個人技から先制点。
その後は攻撃に人数を掛ける栃木をうまくかわしアディショナル
タイムで速攻から同点弾浴びるも、直後波状攻撃から高木が
ゴールで劇的な勝利。

・第14節町田戦(H)○3-1 ボール支配率51.7%
山口は、立ち上がりに失点。その後も決定的な場面は
作り出せず。前半46分に山瀬が同点弾。さらに相手の
ミスを見逃さず逆転弾。後半は町田がボール保持。
集中を切らさずに耐えしのぐ。終了間際に高木が2試合
連続となるゴール。今季初の連勝。

・第15金沢戦(A)●0-1  ボール支配率59.8%
金沢は前半、山口にボールを持たせ、奪うとすぐカ゚ウンター。
もスコアを動かせず。後半は一進一退の攻防で白井が
再三体を張ったビッグセーブ。終了間際ロングカウンター
で決勝弾。粘り強さが光り、ついに今季ホーム初勝利。
一方の山口は3試合ぶりの敗戦。連勝も2でストップした。

・第16節甲府戦(A)△1-1  ボール支配率56.8%
甲府は開始直後に左サイドを攻略し先制点。その後は
山口にボールを保持されるが、体を張ったディフェンス。
徐々に前線へボールが収まり主導権を取り戻すも、
追加点のチャンスを逃し、再三崩されていた右サイドから同点
弾被弾。その後退場者を出し、1人少ない状況で攻勢を強めるも
最後までゴールをこじ開けられずにドロー決着。

・第17節長崎戦(H) ●1-2 ボール支配率 %
山口は前節に続き開始直後に失点。ボールを保持するが
前線の選手に収められず。後半は選手間の距離をコンパクトにし
両サイドに揺さぶっての攻撃で1点返すが、暑さの影響からか
ギアを上げられず試合終了。ホームでの連勝は4でストップ。
赤字は新加入    
  沼田       池上      高木
       田中       山瀬
           佐藤謙
  橋本  ヘナン      渡部   真鍋
            関            
 
5.展望
昨日の長崎戦では気温が34度。
中2日でアウェイ山形戦と山口もきつい情況のよう。
直近4試合で3ゴールの高木選手が好調。
4-1-2-3で、守備時は4ー4-2に。

山口はハイプレス。スペースにうまくポジションを取り、
パス回しがうまく、そのパススピードも速い。
左SB橋本選手と2列目の左田中選手を中心にした
左サイドの攻撃が多いようだ。

CBヘナン選手が中盤の底にいる佐藤謙介選手に代わって
次々スピードのある縦パスを前に送る。
長崎と共にスペースをうまく使いパスを通している印象だが、
最後の崩しとシュートまではなかなかいかず、
この辺りは長崎の集中した守備が光る。
高木選手もこの日はあまり目立たず。
総じて長崎の要所での守備が光り、ボールを持たせて、
奪っての速い攻撃で、山口より一歩上をいっていた。

スペースにうまく入り込んでボールを繋いで行く形は
山形のスタイルに重なる部分がある。
縦パスもよく入り、パススピードも速い。

長崎戦は負けたものの、それ以前の試合では、
ダイジェストを見た限りでは躍動感があり、いい内容。
どちらが主導権を取るかが一つのカギになるか。
ホームでもあり、最初からボールを握って試合をリードしたいが、
山口は中2日でアウェイ試合なので、
後半運動量がやや落ちることも考慮しておきたい。

いつも通り球際、出足の部分、プレー強度で負けないことが基本。
戦術については今回もクラモフスキー監督とコーチ陣に、
そして選手達の頑張りに期待したい。

主力選手の出場が無くても、弱気は禁物。
逆に危機感を持ち、全員の力を結集しこの5連戦を勝ち抜きたい。
次節は水曜日夜の試合ではあるが、モンテサポーターなら
出来るだけスタジアムに集結し、少しでも選手たちの後押しをしたい。
今こそ山形イチガン!




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