マグロチャンピオンの料理道場

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コチュジャンの作り方と、コチュジャン料理(1)

2011年08月27日 | 一品料理
前々回、「石焼きビビンバ」の話しをしたが、コチュジャンの作り方を説明するのを忘れてしまったので、今回はコチュジャンの作り方を説明しよう。

コチュジャンは韓国を代表する甘辛い味噌だが、コチュとは韓国語で「唐辛子」のことを指す。

カプサイシンたっぷりのコチュジャンを使った料理は暑い夏にはピッタリだ。

下記がうちの店で作っている自家製コチュジャンの写真だが、米麹味噌を使えば手軽に簡単につくることができる。



◆コチュジャンのつくり方

1)材料
米麹味噌  1000g
醤油     150CC
みりん    700CC
はちみつ   300CC
とうがらし   200g
砂糖      200g

2)作り方
①鍋に米麹味噌、醤油、みりん、はちみつを入れ弱火に掛ける。
②フイッパーやヘラを使って焦がさないようによく混ぜ合わせる。
③沸騰してきたら火を止める。
④唐辛子を加えながらよく混ぜ合わせる。
⑤更に砂糖を加えながらよく混ぜ合わせる。
⑥冷めたら保存用のタッパーに移す。

この分量だと家庭用には多いかも知れないが、1年以上保存できるのでたくさん作って冷蔵庫に保管しておけば、いろいろな料理に利用できるだろう。

今回はせっかくコチュジャンの作り方を話したので、コチュジャンを使った夏にガンガン食べたい「牛ひき肉のコチュジャン炒め」と「韓国風牛そぼろ丼」の作り方を説明しよう。

下が完成写真だ。

「牛ひき肉のコチュジャン炒め」


「韓国風牛そぼろ丼」

まずは、「牛ひき肉のコチュジャン炒め」からだ。

◆「牛ひき肉のコチュジャン炒め」の作り方
1)材料を用意する。

写真の手前、左側から、サニーレタス、ニンニクのみじん切り、玉ねぎのみじん切り、牛ひき肉、コチュジャン。
写真の奥、左側から、松の実、すり胡麻、万能ねぎの小口切り。

2)作り方
①フライパンを弱火に掛け、サラダ油を大さじ1程入れて、ニンニクを加えて香りが出るまで炒める。


②玉ねぎのみじん切りも加えて弱火で炒める。


③玉ねぎが半透明になったら牛ひき肉も加える。


④強火にして全体を混ぜ合わせながら炒める。


⑤料理酒を加える。


⑥砂糖を加える。


⑦醤油を加える。


⑧塩を加える。


⑨コショーを加える。


⑩ゴマ油を加える。


⑪コチュジャンを加える。


⑫松の実を加える。


⑬すり胡麻を加える。


⑭万能ねぎの小口切りを加える。


⑮皿にサニーレタスを並べて、器に盛った⑭を置く。


食べ方だが、サニーレタスに具を巻いてそのまま食べてもいいし、ご飯も一緒に巻いて食べてもいいだろう。

さて、もう一品の「韓国風牛そぼろ丼」だが、この具を使用して「丼」にするだけだ。

◆「韓国風牛そぼろ丼」の作り方
①丼に熱々のご飯を盛る。
②「牛ひき肉のコチュジャン炒め」の具をご飯の上に乗せる。
③中央に「温泉卵」を乗せて出来上がり。


この料理は、簡単に作れてとても旨い。ぜひ、家庭でも作って食べてもらいたい料理だ。

さて、次回はコチュジャンを使った料理をもう一品紹介しよう。


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