電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.468 (4/4)

2005年11月25日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/20~05/11/20

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第31話)
 いきなし首都の軌道エレベーターから下りてきた賢者だか賢人だかいうおばはん。なんか軌道上に移民船があって、この星の人類はそんなに遠くない過去に地球から移民してきたみたいだけど……
 レントンとべたべたなエウレカだけど、ニルバーシュが暴れ始めたってキスはお預けとは、惨めね>レントン。
 ニルバーシュは本来の姿に戻されようとしてることが気に入らないって暴れてるみたいだけど、そのイメージを具体化したら飛行機タイプになりたいってかい。
 デューイの連れていたアゲハとか言うガキたちの作戦によりいきなし人類対コーラリアンの最終戦争が始まったみたいだけど……町に住む民間人がグチャグチャ殺されてる光景って、あんまし日曜の朝から見たい映像ではないね。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第38話)
 母親からパリに来ないかって手紙を受け取ってるほのか。どう声をかけたら良いのかで悩んで周囲に相談してるなぎさだけど……志穂と莉奈じゃまともな相談相手にはならんわな。もっとも、それはなぎさと同じレベルって話だけど。
 キャッチボールをしないかってほのかを連れ出したなぎさ……キャッチボールって、ラクロスかいっ! しかし、いきなしラケット渡されて出来るものなのか? いや、ベローネ学園では体育の授業でやってるのかもしれないけど。
 結局、パリ行きはそんなに答えを急いでる話じゃ無かったのね。
 こりゃ、今シリーズの最後でなぎさはパリに引っ越していって、次のシリーズは新しいホワイトが来るとかいう伏線なのかねぇ。

◎雪の女王
 (第26話)
 ホルガー伝説……は良いけど、文字通り、そういう伝説があるって話が狼のホルガーの名前の由来として触れられただけで、物語が語られてるわけじゃないのがインチキ臭い。ま、昔、雪の女王の恋人だったのがそのホルガーって話だけど……それとラギと雪の女王の出会いが語られてるのが今後の伏線かねぇ。
 それは良いけど、ゲルダがカイを追って雪の女王の城を目指してるのはわかるんだけど、ラギはどこに向かって旅を続けてるんだ? ラギには前に語られたように死んだ部下たちの遺志を果たして回ってるって側面もあるから、単純にゲルダに付き合って雪の女王の城を目指すはずはないように思うんだけど……

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第30話)
 ハイキングに出掛けて山で道に迷ってる坂田と次郎。いや、ハイキングってレベルの場所じゃないように思うんだけど……
 そこで発見した牛神が祭られてる祠。日本で牛を祀ってるのは珍しいとか言ってるけど、昔は農作業に無くてはならない家畜だったし、牛頭天王を祀った神社とか全国にはたくさんあると思うぞ。
 そこを通り掛った地元の老人の小屋に一晩泊めてもらうことになった2人だけど、同じく道に迷った学者とその助手らしき2人連れとも一緒。
 翌朝、老人の案内でなぜか大量の水牛の骨のある場所に出くわした一同。昔この血が水中にあった証拠だと、骨を持ち帰ろうとする学者たちだけど、牛神の祟りがあると言って恐れる老人。坂田は老人の心情を配慮して写真を撮るだけにしろと忠告するけど、聞く耳持たずの学者たち。なんか妙に手際よく骨を持ち出し始めたのだけど……
 そこに現れた水牛の怪獣オクスターによって学者たちは殺され、坂田と次郎だけが何とか助かりMATに通報してるって展開。
 で、いつものごとくウルトラマンの出番……は良いんだけど、オクスターに沼の中に引きずり込まれ、うまく戦えないウルトラマン。そこで、いきなし沼の水を蒸発させると言う反則技。しかも……
「オクスターはあまりに長く水中で暮らしていたため、水中でしか呼吸が出来なくなっていた」
 おい、いくらなんでもご都合良すぎる設定だろ。それじゃ、学者たちを襲った時とか、平気で沼から出てるのは何なんだ?
 呼吸が出来ずに苦しんでるオクスターを見て「仲間のところに帰れ」と一方的に嬲り殺しにしてるウルトラマン……凶悪だね。

◎ウルトラマンマックス
 (第21話)
 日本の山奥に出現した珍獣ゴモラザウルス……はいいけど、そんなのが普通に生息してるフリドニヤ共和国っていったいどんな国じゃい。
 で、そのニュースでコメントを求められてる宮原香波とかいうねーちゃん、ゴモラザウルスを密輸したのはGSTEとかいうグリーンピースとオウム真理教を足して2で割ったような犯罪組織だと言ってるけど……
 いきなし巨大化して現れてるゴモラ……って、おまいら何の前提も無くその名前を使うことを疑問に思わないのか?
 陥没で地下に閉じ込められた隊長と宮原。そこにはGSTEの研究施設……こんなとこに引きこもって死ぬまでゴモラザウルスの生物兵器化の研究をしてたって、素材のゴモラザウルスが密輸品じゃなくても、とんでもないキチガイ集団だな。
 残された父親の日記を感慨深げに読んでる宮原だけど……そこに書かれてたのは徹底的な犯罪者の妄想。嫌になるだろうね。いまどきここまで徹底したマッドサイエンティストなんかいないね。
 暴れまくるゴモラに父の怨念を見てる宮原。その前に立ちはだかってゴモラを止めようとしてるけど……どう考えても無理だろ。だいたい、コミュニケーションが成り立つ以前におまいの存在なんかゴモラは気付いてないぞ。
 マックスに切られたゴモラの尻尾……トカゲの尻尾かいっ!

 しかし、わざわざ人気投票1位で出してきた怪獣にしては、普通の怪獣なみの弱さだな。ま、もっとも人気投票自体、入れてほしい怪獣だけ選択肢が用意されてるみたいな典型的な誘導質問だったような気がするけど……

◎仮面ライダー響鬼
 (第40話)
 ヒビキに弟子入りを断られてふてくされて学校をサボってる桐矢。見舞いに行ってその話を聞き、自分も弟子入りのことを意識してるガキだけど……ヒビキに弟子入りを断られてるとは、哀れね。
 イブキにも断られ、トドロキにも断られてる無節操な桐矢。で、挙句の果てにあきらに弟子入りってかい。もうメチャクチャだね。で、よせば良いのにガキまで対抗して弟子入りしてるし。でも、あきらに弟子を取れる資格なんかあるのか?
 入ってはいけない移動する森……木霊の森とかいうのが今度の魔化魍みたいだけど、ヒビキとイブキが連絡取れなくなったからって、あきらに応援(というか伝言役)の要請。でも、師匠のイブキでさえ連絡取れないあきらなのに、よく日菜佳が連絡取れたね。
 で、森に入った途端、いきなし変身しようとしてるあきら。おいおい、こいつももう変身できるレベルだったのか? いや、イブキと離れて一人で修行してたのかもしれないけど……例のことがあるから、なんか暴走でもして闇に乗り込まれそうな気配がするのは気のせいか?

週刊アニメ定点観察 Vol.468 (3/4)

2005年11月25日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/19~05/11/19

◎絶対少年(終)
 (第26話)
 現場で歩を見つけて突っつきまわす須賀原。ま、何かと肝心なときに現場を逃がしてるからねぇ、このねーちゃん。
 地面ごろごろの希紗。風呂にもずっと入ってないし、着替えもしてないって感じだから徹底的に汚ギャルを追及してるのか。
 結局、須賀原のマテリアルフェアリーとイーブルの話は須賀原の勝手な思い込みの解釈に過ぎないってのはいいけど、真実はすべての人に対してそれぞれあるとか言い出したら、近代科学が前提とする普遍性がなくなってしまうぞ。
 フェアリーとイーブンは対になるもので、互いのパートナーが見付かったら対消滅で消えるとか、ブンちゃんもぼーちゃんも希紗が望んだからこの世界に誕生しただとか……言うだけなら何とでも言えるって話。
 結局、町中から湧き出てきたフェアリーと対消滅して消えていってる巨大マテリアルイーブルだけど……イーブルが幾何学的形状をしてたのってどんな意味があるんだ?
 入浴しながら歩に電話してる希紗……いったい何日ぶりの風呂だ? しかし、わっくんってのは単に座敷わらしだったってか?
 制服姿の希紗……似合わねぇ。しかし、女子高生は足の感覚が無くなって一人前って……確かに真冬の女子高生見たらそうとしか思えないわな。でも、理絵子もまだまだ一人前じゃないみたいだけど……

 ま、すべてはうやむやのうちに終わるってのはTV番組で須賀原が付喪神説を出してきたときから予想出来た話だけど、巨大マテリアルイーブルの消滅の現場に新聞社のヘリが飛んでた割には、世間の反応まで触れずに終わってしまってるというのは、ある意味、卑怯だね。
 マテリアルフェアリーもマテリアルイーブルも実体の無い、世界の皮膜の破れから見えてるものだとするなら、それはそれで言いのだけど、問題として残るのはブンちゃんが消滅した時に外装の破片が残ってることだね。
 そりゃ、イーブルが付喪神なら取り付いてた器物の破片が残ってもおかしくはないのだけど、破片を残してるのがブンちゃんだけというのが謎。ま、他のイーブルはブンちゃんみたいに具体的な形体が描かれてないから、破片の描写は省略してるとか、そもそもブンちゃんみたいな実体は無く、ただ寒色系の光に過ぎなかったって話もありうるだろうけど……さすがに巨大マテリアルイーブルにはそんな言い訳通用しないだろ。
 あれだけ巨大な物体の破片が降り注いだら、みなとみらい一帯はたちまち瓦礫の山。そうじゃないなら、ブンちゃんと巨大マテリアルイーブルの消滅は別の現象としかいえないんだけど……
 ま、ブンちゃんの場合は世界の皮膜の穴からやってきて、こっち側に実体があったのだけど、巨大マテリアルイーブルは皮膜の穴から見えてただけで実体は無く、マテリアルフェアリーはその穴を塞いでただけだって可能性はあるけどね。
 ところで、御子柴さんはどうなったんだろう……

◎今日から(マ)王!
 (第66話)
 いつもは地球時間ではすぐに帰ってくるのに、1時間たっても帰って来ないって心配な有利の家族……って、あれから地球ではまだ1時間しか経ってないんかいっ!
 そこに忘れ物があるといって帰ってきた有利。なぜかコンラッドとヴォルフラムまで着いて来てるのは良いけど、今度は眞魔国に帰れなくなってるってわけのわからん展開。村田の話では眞魔国に箱が4つ揃った影響だと言ってるけど……
 仕方が無いから、またボブに協力を求めてスイスまで……で、ボブが眞魔国への道を開こうと魔力を使ったら、なぜか巨人型の化け物が出てきてるって、展開が理解不能。ま、なんとか化け物を倒して眞魔国にはたどり着いてるけどね。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第34話)
 初っ端、いきなし橋に頭をぶつけてるティオ。これで今回の活躍は終わりか……
 元気が無さげなミルロ。次のプリンセスパーティがベスト・アート・プリンセスで、しずくの国の開催だからって女王に優勝しろと強要されて、嫌な感じみたい。で、そのことを晴雨姉妹の助けで告げに行くんだけど、いざ女王の前になったら腰砕け。相変わらず気の弱いねーちゃんだね。
 思い悩んだ末に太陽を黒く塗ってるミルロ。お節介に文句を言ってるキャメロットだけど、よその国のどしろうとが口を挟むなよ。
 虹の泉を破壊し、運河に黒い水を流し込んでるブライト。後から女王に取り入るつもりなら、水をきれいにする方法を考えてから実行に移せよ。
 しかし、プロミネンスであっさり水が元通りってのはちょっと安易過ぎる気がするんだけどねぇ。

◎ウルトラマニアック
 (第25話)
 マヤの呼び寄せたダークゾーンに送り込まれていく亜由たち。中で懸命に支えている校長……ま、あっけなくやられてたわけじゃないのね。
 パソコンで何とかしようとする仁菜だけど、ダークゾーンのパワーに引き寄せられる仁菜のホーリーストーン。それもマヤの狙いの内だったってか。仁菜のホーリーストーンを奪ったマヤの元に現れる最後のホーリーストーン。それをもって立ち去るマヤ。ホーリーストーンさえ集まれば後はどうなっても良いって、放ったらかしかい。
 とりあえず仁菜の魔法でみんな助かったみたいだけど、ホーリーストーンを奪ったマヤのところに殴りこんでいくジジイ。いや、気持ちはわかるけど、ルール上の問題でもあるのか?
 怒ったマヤにダークゾーンに飛ばされるジジイ。それを探しに自分たちもダークゾーンの中に入っていく仁菜たち。放っとけばいいのに、わざわざ余計なことをしようとしてホーリーストーンを全部ダークゾーンに吸い取られてしまってるマヤ。マヌケね。
 結局、最後は心を改めて解除魔法で仁菜たちを救ったみたいだけど……
 で、なぜか仁菜のところに集まってるホーリーストーン。ラッキーとばかりにゲットしてる仁菜。コンプリート宣言したかと思ったら、そこに現れたのは王子様。いや、ストーンの奇跡とは全然関係ないような気がするけどね。
 さて、果たして仁菜は辻合を捨てられるのか?……ってところが最終回のポイントみたいね。

◎BLOOD+
 (第7話)
 ヤンバルの空爆はミサイル搭載機の墜落で揉み消しかい。ま、いかにもありそうな話だな。
 オヤジが死んだと聞いて引きこもってるリクに、思い出話をするカイだけど……壊れた本を飯粒でくっつけても元には戻らんだろ。
 ヤンバルの施設から医療ゴミの処理会社に出されてたワインの謎。ベトナムの業者から輸入してるって話だけど、そこは最近出来た学校ってか。なんか学校は隠れ蓑で翼手の研究施設っぽいのがバレバレだな。
 しかし、この作品、バトルの無い回はほんとに中弛みって感じで、ちょっと苦しい感じだね。

◎強殖装甲ガイバー
 (第15話)
 星間戦争の兵器を作るために何億年も掛けて地球の生物の進化を操作していたとかいう降臨者……いったい、どんな悠長な星間戦争してたんだ? 何万年も戦ってるというゼントラーディすら足元に及ばないな。
 で、最後は何億年も掛けて作り上げた生物兵器を放棄して去ってるって……開発コストなんかもう論外だな。

◎蟲師
 (第5話)
 行っても行っても現れ続ける沼。液状の蟲の成れの果ての旅する沼ってかい。そこでギンコが出会った緑髪の少女。昔、水神の生贄にされ、一度死んで沼の蟲と同化して再び生を得て沼と共に生きているってか。
 少女を追って地下水脈を移動する沼を追い駆けるギンコ。河口で網を張って待ち構えてるのはいいけど、漁師も暇だね。
 もう沼と同化して海に流れたと思った少女だけど……後で魚と一緒に網に掛かるかい。で、寒天状になって発見されたんだけど……どうやったらそこから普通の人間に戻れるんだ?
 で、沼は山の中にいっぱい子孫を残していたって話だけど……そんな得体の知れない沼がぞろぞろあったら、うかつに沼の水を飲んだり出来ないじゃないかい。

◎BLACK CAT
 (第4話)
 トルネオの屋敷に再侵入したスヴェンとリンスだけど……あんまし、その猫たち役に立ってるようには思えないんだけど……で、そのドサクサに便乗してトレインも侵入してきてるし……
 瞬くスピードでイヴに迫っていくトレインに追いつけないスヴェン。ヴィジョンアイを使ってようやくイヴの元に先回りしてるけど……
 やってきたトレインを抹殺するように仕向けられるイヴ。それを庇うスヴェンだけど、ナノマシンの暴走化カードで殺戮兵器と化してしまうイヴ……
 一方、地下の研究施設に潜入したリンスだけど、そこはすでに破壊された後……トレインにそんな暇は無いから他の何者かの仕業だけど……この頃はまだクリードもクロノスの一員だったはずだから星の使徒とかじゃないよな。トレインを陽動に使って、その隙にクロノスの他の連中がやったってとこか?
 暴走するイヴを身を挺して止めるスヴェン……おいおい、ふつう、その状況は死ぬパターンだろ。
 正気に戻ったイヴを連れて何とか逃げ延びたスヴェンとリンス……と思ったら、そこに銃を構えたトレイン。万事休すと思ったら、サヤの影響で撃たずに去っていったかい。
 で、トルネオの屋敷の炎上を眺めてるクロノスの連中……やっぱし本命はイヴ抹殺じゃなくてトルネオの研究施設の破壊だったかい。
 クロノスって影の秘密結社といえば聞こえは悪いんだけど、やってることは社会の現状維持であって、何か新しい力を持って社会の秩序を乱そうとするやつらをこっそり潰すのが目的の組織だからねぇ。ま、維持する社会が北朝鮮みたいなところだったら嫌だけど、それなりに人々が平和で安心して暮らせる社会なら、そうやって維持しててくれたほうが民衆は幸せなのは確かだから、一概に悪い存在とは言えないね。

◎銀盤カレイドスコープ
 (第7話)
 いきなし運命の全日本選手権大会。なんか今回は直前の至藤の演技を見るだけの余裕があったみたいね。
 で、問題の新プログラムで挑むわけだけど……スケートシーンが3文芝居のイメージ映像で誤魔化されてる感じで、フィギュアスケートアニメとしてはどうかと思うぞ。ま、物語上は悪乗りしながらも卒なく演技をこなしてるタズサだけど……
 タズサの演技を見ていた至藤だけど、それでプレッシャーを感じたのか、以降のプログラムはすべて失敗。ま、互角の勝負で至藤が代表に選ばれるくらいならHNK杯の時にとっくに決まってるはずだから、それがここまでもつれ込んでるのは選考委員の間ではタズサの方が評価が高いってことだからね。
 至藤の自滅もあってトリノ五輪の代表選手に選ばれたタズサ。なんか本人に自信とか無かったのが意外だけど、ま、その謙虚な気持ちを忘れずにいろよ。

◎灼眼のシャナ
 (第7話)
 そのままシャナと再戦するのかと思ったら、屍拾いを感知して去っていくマージョリードー。でも、その気配は見失って骨折り損とはご苦労さんね。
 自分も戦うから鍛えてくれと言ってる悠二だけど……紅世の徒と契約を結んだフレイムヘイズじゃあるまいし、ミステスとはいえ、ただのトーチに一緒に戦えるのか? 案の定、特訓初日の様子では見込みなさそう。
 すっかりシャナを悠二の彼女扱いのお母さん。なんか性格が鷹揚だね。
 悠二が平井さん(偽者)と一緒に通学途中でサボるところを目撃してる吉田さんだけど、昨日の今日でこれじゃ、泣きたくなるよな。
 屍拾いを探すマージョリーの自在法を感知したシャナは、マージョリーの先回りしようと気配を感じた方に向かおうとするけど、屍拾いの気配は瞬時に移動してわからなくなってしまうという罠。実は屍拾いは自分自身は動かず、町中においておいた自分の存在の力の分身を使って誤魔化してたって話なんだけど……マージョリーよりもシャナの方が完璧に引っ掛かっててどうするっ! いや、一緒にいる悠二がけっこう頭が働きそうだけど……戦力としては使えなくても参謀役には使えるタイプか。
 それにしても、ラミー(屍拾い)は莫大な量の存在の力を貯め込んでるみたいだけど、いったいどんな自在法のために貯め込んでるんだ?

週刊アニメ定点観察 Vol.468 (2/4)

2005年11月25日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/16~05/11/18

◎涼風
 (第20話)
 奈々に大和と別れたことを告げてる萌果だけど、奈々に自分に自信が持てなかったことが疑心暗鬼で別れる原因になったことを指摘されてるかい。ま、確かに直接の原因はそれなんだけどね。
 でも、ま、萌果もいい友人を持ってるね。アイドルなんて忙しいだろうに、こういうことでちゃんと会ってくれて親身になって考えてくれるって、よほど萌果のことを大切に思ってくれてるってことだね。
 大和と萌果が別れたと聞いて、チャンスとばかりに後釜に座ろうとしてる小早川とかいうにーちゃんだけど、その萌果は自分に自信が持てるようになったらもう一度、大和に告白するつもりになってるって……悲惨ね。
 涼風から聞いた別れた原因を確かめようとしてる美紀だけど……こいつ、涼風と違って大和が強がりで言ったことなんて見通してるって、なかなか大和のことに理解がありそうだね。まさか、今度は美紀と付き合うとかいう話じゃないだろうな。

◎ARIA The ANIMATION
 (第7話)
 灯里、藍華、アリスの3人を訓練してる晃。なんか3大妖精とその弟子だけで閉鎖社会作ってないか?
 午前中は客に同乗しての見学。客はマンホームから来た新婚カップルみたいだけど、ウンディーネに憧れてる嫁さんに比べて旦那はつまらなそうだね。
 午後からの実地訓練にも参加したいという嫁さんに反発する旦那。その言葉を聞いて売り言葉に買い言葉で訓練の様子を見せようという晃。なんか営業の時とは違って厳しい晃に驚いてる2人だけど……
 猫より遅い灯里、スピード違反の藍華、声の小さいアリス……3人とも何か問題だらけだな。
 そこに差し入れを持ってきたアリシア。そのアリシアを夢中に見つめてる旦那だけど……こいつ、アリシアの隠れファンだったのか。乗ったのがアリシアのゴンドラじゃなかったから不機嫌だったのね。
 この季節は満潮の水位が高くてゴンドラが通れなくなる橋が増えるってことで、最後の訓練として目的地までちゃんとたどり着くことを要求する晃。懸命に水路を探すも、手詰まりで立ち往生の灯里……
 どうにか水の流れがある水路を持った建物を見つけて真っ暗な中を進むのはいいけど、行き当たった先は鍵の掛かった扉。その鍵を針金でこじ開けてるアリス……おいおい、おまいはピッキングマニアかい。
 結局、建物を抜けたことは正解だったのかどうかわからんけど、反省してる3人に晃もそれ以上は怒らないみたい。しかし、抜け道がわからなかったらどうしたんだろ? ま、客の2人は陸に降ろして帰ってもらうしかないだろうけど。ま、晃が正解を知ってたかどうかも怪しげなんだけどね。

◎ガンパレード・オーケストラ
 (第6話)
 戦闘で機体損傷が激しく、戦力が著しく低下した第4中隊。東北師団本部に機体補充の直訴に向かう咲良だけど……なぜか旅行気分で付いてきてる乃恵留たち。
 師団長に掛け合う咲良だけど、対応は剣もほろろ。面会してもらえただけでもありがたく思えって、嫌な参謀長だね。しかし、速攻で機体をかっぱらう計画を立ててる岩崎も岩崎だな。本来こういうやつはあまり組織にいては欲しくないんだけど……
 岩崎の計画に乗った乃恵留たち。珍しく亜美も同調し、咲良には内緒で計画を進めるけど……咲良ってこんなときにもペンギンのぬいぐるみ(というか、抱き枕だな)持ち歩いてるんかい。
 翌日、再び師団長に掛け合おうとする咲良だけど、参謀長に役立たずの部隊だと言われて怒り炸裂。いや、そんな役立たずの部隊に青森ツインブリッジなんぞという本土の生命線の防衛を任せていて大丈夫なのか?
 いや、戦線全体からみたら前線から遠くて幻獣の侵攻は少ないんだろうけど、この前みたいにピンポイントで狙われたらそうも言ってられないだろ。ま、実際には本隊の精鋭がその都度、重要な戦場に派遣されて主力を担ってるから、各地の駐屯部隊はそれまでの時間稼ぎぐらいしか期待されてないんだろうけどね。
 犯行が発覚して逃げ出す乃恵留たちに鉢合わせした咲良。その場にあった自転車で追い掛けて合流してるけど、これで全員同罪だな。
 基地内を逃走するも出口のゲートで待ち伏せされてて絶体絶命の咲良たち……土壇場で師団長が見逃す命令を出してるけど……軍隊でこんなの見逃してたら軍規が乱れる原因だぞ。
 ま、結局持ち帰ったのはプロトタイプの失敗作って戦力にも何にもならないってオチなんだけど……それを整備班がまともな機体に改造するとかいうお約束の展開があるそうな気が……

◎かりん
 (第3話)
 血の嗜好が「不幸」だと兄に告げられてショックを受けてる果林。しかし、だからってメルヘンとかリリカルとかわけのわからん嗜好だったら、それはそれで困ると思うぞ。
 果林に血を入れられてやたらテンション高い雨水のお母さん。だからって不幸が無くなったわけではないみたいだけど、当人は気にしてないみたいね。
 朝から雨水に出会って血を噴出してる果林。しかし、貧血で保健室ってのはわかるけど、増血で保健室って、そんなに辛いものなのか? いや、血が出てくると言ってもあの日とは違うだろうし。
 昼食を食う気がしなくなった果林の弁当が、めぐりめぐって雨水の胃の中に。ま、こいつの不幸というのは家が貧乏でろくに物が食えないことだろうから、誰かに弁当食わせてもらえば解消できるレベルなのね。
 それにしても、雨水の不幸を無くすために麻希と一緒に「幸せ」を調べてた果林だけど、どう考えても語義しか載ってない辞書で調べようとしたり、単一キーワードだけでネットの検索やってみたり……根本的に情報処理能力に欠けてるやつらね。

◎SHUFFLE!
 (第18話)
 楽しげに亜沙と話してる稟の様子を見て、稟の好きな相手が亜沙だと思い込んでるシアとネリネ。2人をデートさせて稟に告白させようと画策してるけど……それに便乗してる樹と麻弓の参画で一気に作戦は本格的に。
 しかし。キューピットランドはいいけど、カップルだらけでガキの姿が無い遊園地って物凄く異様だね。
 亜沙に振り回されるより樹の立てたスケジュールが気になってる稟。真面目といえば真面目なんだけど、こりゃ亜沙のことは本気で好きってわけではないみたいね。ま、無理に付き合っていたというより、本人も自分が好きなのが亜沙なのかどうかわからなかったってところだろうけど……こりゃ、やっぱし本命は楓かい。現状ではどっちか決めかねてるって感じがするというか、自分が楓をどう思ってるのかに気付いて無いって感じかな。
 でも、ゲームのCMとか見てたらメインはシアっぽいんだけど……
 しかし、本命がどうであれ、せっかくのデートで稟自身が何も楽しんでなけりゃ、そりゃ亜沙は怒るだろうね。

◎ローゼンメイデン トロイメント
 (第3話)
 雛苺、翠星石、真紅はいつも通りとして……なんか蒼星石のジュンに対する態度がでかくなってないか?
 その様子を覗いてる最後のローゼンメイデン、金糸雀。真紅たちを倒そうと桜田家に侵入しようとするけど、なんか入るのに物凄く苦労してるね。
 例のごとく『くんくん探偵』を夢中になって見てる真紅たち。おや、ちゃんとクレジットもあるのか。
 侵入者の気配を感じて調査を始める真紅たち。幻のくんくん変身セット。懸賞で当たったって、こつこつ葉書出してたのか?>真紅。
 罠を仕掛けようとしてて家事を起こしかけてる金糸雀。その騒ぎに気付いてやってきた真紅たち。ま、翠星石のジョウロで火事は防げたけど……真紅って燃えた物も復元できるのか? その代わりジュンに影響が及ぶみたいだけど……
 見付かったと思って潔く姿を現す金糸雀だけど……誰も関心無かったって、哀れね。

◎ガラスの仮面
 (第33話)
 劇団月影&一角獣の野外ステージでの『真夏の夜の夢』は開演1時間前から会場が満員になるほど大盛況。これじゃアテネ座の支配人は顔も出せないだろうね。芝居の中身はやはりパック役のマヤがレベルを引き上げてたみたいだけど……ま、この辺は予定調和。いや、芸能界を追放された話題のマヤに絡んでくる性質の悪い観客でもいれば面白かったんだろうけど……
 この結果、大都芸能がアテネ座での公演の正式プロモートを申し出てきてるんだけど……大都芸能絡みになると途端にマヤだけお払い箱。ま、マヤが大都芸能を出て行ったからというより、マヤにとっては居心地のいい昔の仲間とは引き離して、より高みを目指させようとしてるみたいだけどね。
 で、マヤに今度は亜弓が月影と共演すると言ってる速水。詳しいことは自分で確かめろと唆してるけど……その芝居では亜弓の相手役に予定していた俳優が押さえられなくなって、急遽一般公募してるって状況みたい。ま、要するにマヤにオーディションを受けろってことなんだけど、ストレートに言わないのが捻くれてるね。

 ところで、この前、マヤは高校卒業してたはずだけど、紫の薔薇の人は大学には行かせてくれないのか? ま、原作の時代から考えたら、現役芸能人が大学行くなんてのは珍しいと思われてたんだろうけど、今の感覚で物語作るならどこか芸術系の大学で演劇理論とかを身に付けさせると言う展開もありだと思うんだけど……

◎ノエイン もうひとりの君へ
 (第6話)
 ハルカを守ろうとしてるけど、何か様子がおかしいカラス。背中からはらわた噴出してたように見えたのは気のせいか?
 目覚めたハルカを調べに来た3人の女……アンドロイドなのか全部同じ顔をしてるのが不気味だね。
 怪しげな服着せられて、運ばれて来た食事。なんか芋虫みたいなのが蠢いてるけど……これ食うのか? 見てるだけで嫌だねぇ。ま、まだガキだから平気で食ってるんだけど、もうちょっと年頃のねーちゃんになったら絶対手をつけないぞ。
 しかし、こんなもの食ってるとは、よほど食糧事情の悪い世界なのね。世界中が北朝鮮に征服されたのか? いや、食うものがあるだけマシなんだろうけど。
 それにしても、パラレルワールドの過去に介入してもタイムパラドックスは起こらないってか。ま、パラレルワールドって概念自体がタイムパラドックスを回避するために考えられたものだから当然だろうけど……
 吐血を装って脱走してるハルカ……TVや何かの見過ぎって気がするけど、ガキだからそんなものか。で、出会ったのがミホの娘リリって……こりゃ、未来と認めざるを得ないわな。
 地上を見るために通風孔の煙突を登るハルカ……はいいけど、一緒に登らされてるリリが哀れね。で、地表に出たら廃墟になった荒れた世界。そのハルカを連れ戻しに来た女。こいつが15年後のアイってかい。こうなったらクイナがイサミなのは確実だな。

◎金色のガッシュベル!!
 (第132話)
 ファウード編最大の爆笑ポイント、ウンコティンティンの話。ウンコティンティンは後でファウードが起動してから再登場するけど、その時は冗談じゃすまないキャラになってるからねぇ。
 しかし、「乳をもげ」と同じレベルと言えばそうなんだけど、このネーミングセンス、もうちょっとどうにかならんのか? いや、アニメ版に言っても仕方ないんだけど。
 ファウードの体内を通ろうとする清麿一行を試すために番人であるウンコティンティンがひとりひとりに問題を出すんだけど……さぞ難問ばかりの続出か?と思ったら、小学生でも答えられる簡単な問題の連続で、調子の外れる清麿。
 しかし、いざ清麿の順番になったらいきなしレベルが上がって、やたら桁数の多い掛け算。そんなの暗算でできるかいっ!……と思ったら、あっさり即答してる清麿。さすがに世間に名の知れた天才児。ウンコティンティンの方が答え合わせ出来なくて困ってるし……
 これで最後かと思ったら……残ってたのはウマゴン。「メルメルメ~」しか言えないウマゴンにウンコティンティンがここぞとばかりに出してきた難問は、フェルマーの最終定理を証明しろって……いや、何もそんな究極の難問持ってこなくても、もっと簡単な証明問題でもウマゴンじゃ答えられないだろ。
 いったいどうするのかと思ったら、清麿の逆ギレで優しい問題を出し直してるって……ウンコティンティンも意外と気が弱いのね。

◎ケロロ軍曹
 (第85話)
 日向家に突然設置されてた謎のガチャガチャ。「危険、回すな」と書かれてるのについ回してしまったら……ケロロと体が入れ替わってるってかい。悲惨だね。
 しかし、普段は家事にケロロを扱き使ってる夏美だけど、ケロロの体だと家事が大変なことを思い知らされてるとは、ご苦労さんね。
 鼻を押せば元に戻るって……どこぞの藤子・F・不二雄作品で見たような設定だな。

 宇宙廃品回収にケロロたちが出そうとしていたガラクタの中にあった魔法のステッキ。侵略者には用無しでもペコポン人には魔女っ子ごっこの格好のアイテムだね。
 魔法の呪文に悩んでる一同……おまいら薄すぎ。「ハートに届け、プラクティス!」って……そりゃ予告の決め台詞だな。やっぱし「ピピルマピピルマ、プリリンパ」ってあたりがスタンダードか。
 しかし、最後は電池切れで廃品回収送りとはもったいない。電池交換とか出来ないのか?

◎アニメ魂
 ToHeart2
 (第7話)
 百万人ゴーゴー天体観測って……元ネタは『ゴジラ対ヘドラ』だな。で、参加者集めを花梨に命じられてる貴明だけど……タマ姉には速攻で疑われてるな。ま、発案者が花梨だからUFOでも見付けるって話だろうけど……るーこの迎えのUFOでも来るのか?
 例によって由真の自転車にぶつかられてる貴明。相変わらずの突っかかりモード全開だな。
 このみが帰宅途中で出会った猫……例のるーこの猫か。相変わらず七輪で焼いた魚を食ってるグルメな猫だな。
 おや、タマ姉って結構ウエスト細いのね。ま、ベルトか何かで絞ってるのかも知れんけどね。
 集まったのはレギュラーキャラだけ……と思ったら、このみの友人が集まってるし、愛佳の人脈も広そうだね。どこぞの公害反対の富士山での百万人ゴーゴー大会よりは人が集まってるって感じだろうけど……
 いきなし開会の挨拶で怪しげな宣言……UFOを呼び出す大会なんか誰も知らないからたちまち解散モードだけど……タマ姉とこのみに感謝だろうね。
 で、何とか輪になってUFOを呼び始めたけど……そこにやってきたるーこ。おいおい「るーこ・きれいなそら」というのが本名なのか? で、たちまち出現したUFO……と思ったら、琴座流星群だったってよくある話。でも、いくら流星群でもUFOの編隊に見えるほど一箇所に固まって見えるのは滅多にないと思うけど……

 とりあえずキャラ紹介編が終わって今週から次のステップか?……と思ったけど、よく考えたら姫百合姉妹がまだじゃないか。こいつらは前作(RMM)の最終回で出てたからパスってか?(瑠璃は声だけだけど)

週刊アニメ定点観察 Vol.468 (1/4)

2005年11月25日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/14~05/11/15

◎はっぴぃセブン ~ざ・テレビまんが~
 (第7話)
 菊之介に告白しようとして失敗してる亜麻乃……ま、成功したらはっぴぃセブンの連中から袋叩きにされてただろうから、失敗して命拾いしたな。
 なんか亜麻乃の隠された力を奪おうと接近してる黒闇天だけど……亜麻乃に教えられた御呪いをやろうとしてるあたり、なんか流されやすいキャラなのか、亜麻乃のペースにはまってるな。
 で、思い直して亜麻乃を襲おうとしたところにやってきたはっぴぃセブンの連中。ダイコク&弁天お菊のバスターキャノンが凄いけど、それと互角にぶっ放してる黒闇天……これで本来の1000分の1の力って……凶悪だね。
 相打ちで吹き飛んだ黒闇天にトドメを刺そうとしてる菊之介をバリアを張って止めてる亜麻乃……これが亜麻乃の力ってか。しかし、ただのお気楽キャラかと思ってたのに、物語上の重要キャラだったのか?

◎ブラック・ジャック
 (第49話)
 ピノコと久美子相手に人面痩の話を読んでる写楽……は良いけど、怖がってるピノコはともかく、面白がってる久美子って……
 そしてブラック・ジャックのところにやってきた包帯だらけの患者。顔の上に人面痩が出来てるってかい。しかし、顔以外のところに顔みたいなのが出来てるから人面痩と言うんであって、顔を丸々覆って現れてるのは人面痩と言わんと思うぞ。
 手術しようと思ったらいきなし暴れだしてる人面痩。どうでもいいけど、人面痩がどうやって全身の運動神経を制御してるんだ? 人面痩云々というより、脳味噌がもう一つあるんじゃないのか?
 しかし、どう見ても症状は腫れ物なんだけど、そんなの手術して元の顔に治るのか? どう考えても顔全体が炎症起こしてそうなんだけど……
 患者に裏があるかと思ったら、連続殺人犯で手配中の殺し屋だったって……おいおい、指名手配で全国に面が割れてたら殺し屋の仕事なんて誰も依頼しないだろ。へたすりゃ依頼人に足がつきそうだからねぇ。ただの猟奇殺人犯じゃないのか?
 人面痩は男の良心だったって話か……しかし、人相以外に何か肉体的な証拠とかあるのかねぇ。証拠が無けりゃ、人面痩の顔じゃ起訴出来んような気がするけど……医者の証言が有効なら(ブラック・ジャックはダメでも)手塚の証言が使えるだろうけど……

◎名探偵コナン
 (第420話)
 記帳のトリックはページの差し替えじゃなくて、消しゴムで消せるボールペンってか。しかしねぇ、そんなお粗末なトリック使えるか? 消せるって言ってもそんな鉛筆のように完璧には消せずに、帳面も下敷き使ってるわけでもないんだから、どうしても下に痕がつくだろ。普通それくらいわかるから誰もそれをトリックにしようとは思わないぞ。
 市町村合併の話も無理だな。そりゃ、書いた人が本物の旧綾瀬市の地元民じゃないかも知れんけど、それが犯人のにーちゃんってことにはならないからねぇ。これ、単なる引っ掛けで自白を引き出してるだけで、証拠にはならないぞ。(ま、筆跡鑑定で本人が書いたって証明されれば別だけど)

◎チャンス トライアングルセッション
 (第9話)
 オーディションに合格したのはR3。敗れたジュンは速攻で音楽学校をやめて他のプロダクションに売り込んでるって、行動力凄過ぎ。
 デビューが確定したことでいっそう歌に夢中になってるノゾミに何か心配げな父親の様子。ま、ノゾミが実の子供じゃないから離れていきそうで怖いってか。
 そんな中で倒れたノゾミ……はいいけど、医者の手配が極端すぎ。あんさんいったい何様ですか?
 見舞いに来たアカリとユウキに会わせようともせず、ノゾミは自分と一緒に海外に移り住むと言ってる父親だけど……強引過ぎだね。しかし、歌を歌ったら父親の態度が変わってるって……安易だね。
 で、ノゾミを全力で応援するとか言ってる父親。なんかいきなしM&Kレコードの経営データを取り寄せてるけど……おいおい、まさか会社ごと乗っ取る気か? いや、金持ちの考えることはわからんね。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第20話)
 魔法が危険だというさくらの言葉が気になって眠れないアイシア。ま、あれで分かれと言う方が無理だろうけど。
 2年前のことを純一に訊こうとしてるけど、うやむやにして話そうとしない純一。ますます気になってるアイシアだけど……
 魔法学校ってロンドンにあったんかいっ! ハリポタか何かの影響か?
 最初の留守の家はどこだ? 美春んちか?……で、アリスは留守。水越姉妹は出掛けるところ。環も巫女部の合宿(……って、アイシアも巫女部に入ってたんじゃなかったのか?)。ななこは締切で編集者が拘束中……誰もアイシアに付き合ってくれないってか。
 で、町で見掛けた、みっくん&ともちゃんと一緒のことり。しかし、みっくんの美的センスって……しかし、この2人、こんなに騒がしい連中だったか……
 ことりに2年前のことを訊こうとしてるけど、ことりには自分のことしかわからないよな。
「こんな時、人の心が読めたら良いのに……」
 おいおい、その言葉は、ことりには禁句だろ。
 それを聞いて、心が読めた頃のことを話すことり……そして純一とのこと。しかし、それを素直に受け入れられないアイシア。
「音夢の思いだけ叶って、ことりの思いが叶わないなんて!」
「だって魔法は1人でも多くの人に幸せを導くもの……誰もが平等じゃなきゃいけないんです!」
 いきなし魔法云々言い出したら、ことりがびっくりするぞ。
 みんなその頃に戻れたら良いと言い出すアイシア。枯れない桜の木の魔法は不完全だったから、自分の願いが叶わないさくらが枯らしてしまったと誤解しまくってるアイシア。自分が桜の木の魔法を完璧にしてやろうと思い始めてるみたいだけど……

 ま、2年前にさくらが桜の木を枯らせたのは、自分の願いを叶えようとするために暴走を始めた桜の木の魔法を止めさせるためで、要するに「みんなを幸せにする」なんて便利な魔法は無いってことだよね。ことりに他人の心を読ませたり、頼子を人間にして純一のそばにいさせたり、美春ロボに心を持たせたり……対象者に対する効果だけで終わる魔法はそれなりに機能していても、純一を音夢から奪ってさくらのものにするなんて他人に影響をもたらす願いは魔法の暴走を引き起こすだけって話。
 アイシアのおばあさんが村を転々としていたのは、その人だけに効果をもたらす小さな魔法をこつこつと使って人々を幸せにしていたってことなんだな。さくらがアイシアにわからせようとしてることはそれなんだけど、それはアイシアが自分で見付けなければいけないから何も言わないんだな。

◎Canvas2~虹色のスケッチ~
 (第7話)
 淡々と過ぎ行く合宿2日目。浩樹のことが気になって、なかなか難儀なエリス。なんか橋爪と出来てるって噂がしっかり広まってるんだけど……
 なんかやたら上級生たちに肝試しのことで脅されてるエリス。普段から恨みでも買いまくってるのか?
 肝試しが橋爪と同じ組ってのはお約束として、橋爪の方が怖がっててどうする?……と思ったら、エリスはトラウマの赤い唐傘お化けで気絶してるってか。しかし、エリスのトラウマって菫しか知らないのね。
 怖がりの霧を引っ張って無理やり参加してる浩樹だけど、やっぱし可奈と菫のとこまでが限界っぽい感じでリタイヤ。その先で待ち構えてるはずの部長たちのところにはたどり着かなくていいのか?
 先にリタイヤしたエリスたちを見掛けてる浩樹と霧。エリスが告白されてる様子を何か誤解して自分たちもその気になってるってか。しかし、高校時代のことを思い出してストップをかけてる霧。そこで躊躇するからその先に進めないんだよな。

 浴衣ってコスプレだったのか……

◎Angel Heart
 (第7話)
 新宿の街中に展開してるグラス・ハート抹殺部隊。これだけ大掛かりに展開してたら警察の目に入らないことは無いんだけど、逆に一般市民を人質に取られて警官じゃ押さえられないというのが悲惨だね。
 ま、特定目標に対する殺し屋集団でもこれだけの規模になったらテロ組織の特殊部隊より性質が悪いから、警察よりも自衛隊の仕事だな。ただ、見た感じ、相手はプロの殺し屋ではあっても軍事教練されたテロ組織じゃないから、指揮系統を混乱させれば(そんなに細かい系統は組織されてないだろうし)脆いかもね。
 その手の店ばかり通って移動していくリョウ。ま、確かにみすみす敵が待ち伏せしてる路地を通るよりは安全だろうけど、各地に散らばってる敵が集結して包囲されたら、リョウとグラス・ハートはともかく、そこらの一般人の犠牲がかなり大変なことになりそうだけど……
 しかし、ビルを飛び降りようとしてドジってるリョウ。もう歳か?……
 冴子にSATを出動させ、敵を一箇所に引き寄せて殲滅しようとしてる作戦みたいだけど、どうかねぇ。ま、いくらなんでもSATが出てきたら敵は逃げるのが常識だから、殲滅するためにはその前に叩いとかないといけないんだけど……

◎ラムネ
 (第6話)
 延々と授業の続いてる健次たちの学校。それに比べて一人で遊びまくってるひかり。暇をもてあましたのか七海の制服を借りて健次のクラスに潜り込んでるって……しかも、それを認めてる教師……田舎の学校は違うね。
 図書室で知り取りしてる端野とひかりはいいけど、ここの図書室に「静かにしろ」ってルールは無いのか? で、延々と「る」ばっかりに持ち込んでるひかり……露骨に意地悪すぎ。
 風邪引きながら海に潜ってるひかり。何をやってるかと思えば、3人で分けるためにもう1個真珠を探してたって話だけど……いや、そんな簡単にそこらで真珠が見付かるんなら誰も養殖なんかしないと思うぞ。

◎舞-乙HiME
 (第6話)
 毎週手紙を出せって、露骨に足長おじさん気取ってるな。しかし、ニナって感じやすいタイプなのか……
 ユズリコの指示でナオのお部屋係になることになったアリカだけど……よりによって厄介な相手がお姉さまだね。ま、前作ほど捻くれたキャラではないみたいだけど。
 そんなアリカとニナに何か知らんけど恨みを抱いてるシホ。何やら怪しげな術でぐるぐる巻いてるんだけど……
 アリカが泳げないと聞いて水泳の授業を見に来てるマシロ様。暇なのはいいけど、スク水ですか……しっかり名前入りだし。そんなものが王家に伝わってるのか。
 シホの企みで水中でヒルのようなものに襲われてるニナだけど……おや、ニナってセルゲイの実子ではなかったのか。
 謎の水中生物の正体はゼリーアンギル。水中での視認は不可能だけど濃い塩水の中では姿を現すからって塩水をプールに入れようとするニナ……はいいけど、何者かによって塩と砂糖の表示が入れ替えられてるって展開。入れ替えたのはシホではないみたいだけど、何者なんだ?
 しかし、砂糖を吸収したら個体が融合して巨大化するって……お約束だね。エルスティンが助けを呼びに入ったら、何か速攻で助けにやってきてるオトメ……ナオってかい。こいつ、なかなかカッコイイね。
 しかし、さては最初からシホの仕業と知ってて、塩と砂糖を入れ替えてたのもこいつだったのか?
 ま、アリカもニナもナオが敵に回るような立場じゃなくて良かったね。

◎地獄少女
 (第7話)
 大女優・紅翠の養女になった彩香。後継者として養女にしたはずが柳役で苛められてるから恨みを抱いて地獄少女に依頼したのかと思えば……
 チンピラに養母を襲わせ、それを救う振りをして好感度を上げようとしたり、他のタレントに後継者としての役を奪われそうになったら、それを潰させたり……他人の恨みを買うのは自分の方だろって感じの酷いやつ。
 しかし、そんな小細工はすべて養母に勘付かれてて、芝居は中止で劇団は解散。養子縁組も取り消しって、すべてをふいにしてるとはマヌケ過ぎ。
 そこで遺産の入る今のうちに養母を殺そうと地獄少女の人形の赤い紐を解こうとするけど……紐はすでに解かれた後。こいつのために襲われて声が出なくなったタレントが先に紐を解いたってか。なんか速攻だね。
 で、自分が依頼してたはずなのに自分が地獄に流されてるという哀れなお話。しかし、本当の依頼人がほとんど出て来てないってのも……

◎魔法少女リリカルなのはA's
 (第7話)
 こたつにみかん……リンディさんの部屋って和室かい。
 カタログを眺めながら何を選んでるのかと思えば、携帯電話かい。しかし、こいつら身分証明書はどうやって偽造したんだ?
 リンディさんとクロノがアースラの試験航行で留守で、本部にはエイミィだけって時にいきなし非常事態。フェイトとアルフが出撃してシグナム&ザフィーラと対峙するけど……
 おや、リンディさんって前回の『闇の書』の事件で旦那を失ってたってか。
『闇の書』を持った本命のディータの登場に控えのなのは。
「高町なんとか!」
 まだ名前がちゃんと呼べないんかい>ディータ。
 協力できることがあるかもしれないから事情を話せというなのはに、一度リンカーコアを奪ったなのはは倒してもページは増えないと、さっさと撤退を決め込むディータ。瞬間移動で距離をとって安心してたら、いきなしなのはの長距離攻撃……なんかメチャクチャだね。
 で、直撃受けたと思ったら、ディータは例の仮面の男に助けられてたってか。なのはを拘束してディータを逃がしてる仮面の男。シグナムと対峙してるフェイトにいきなし襲い掛かってリンカーコアを取り出してるって、凶悪。

 しかし、べたな伏線の張り方から考えたら、この仮面の男って前回の『闇の書』の事件で亡くなったはずのリンディさんの旦那クライド(クロノの父親)っぽい感じだね。何かの理由で『闇の書』に囚われてるか、あるいは目的があって『闇の書』の真の完成を目指してるのか、よくわからないけど……

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第20話)
 演劇部と映画研究会の争い……はいいけど、いきなし頭にキノコが生えてる姫子。子供が嫌いだってベッキーを毛嫌いし始めてるけど……
 屋上で太陽の光を浴びて地球征服を口走る姫子。姫子に寄生したキノコはM25星雲マタンゴ星人とかいうよくわからない侵略宇宙人だったみたいだけど……寄生したキノコが十分に成長すると一気に胞子を拡散して惑星中に広がってしまうって……レギオン並みに凶悪な宇宙生物だな。
 食堂で接触しながら着ぐるみを着てないから互いに敵同士だと気付かない芹澤と来栖……って、演劇部と映画研究会の戦いって全然話に関わってないだろ。
 結局、ベッキーの電撃で姫子から離れたところを宇宙船からのレーザービームで消滅させられてるマタンゴ星人。しかし、宮本研究室の屋根をぶち抜いて照射されてるレーザービームって露骨に怪しまれないか?
「マホ~ホ、マホマホ……」
 帰って来た「マホ」って……日立じゃなくて南条の木かい。しかし、この前のロート製薬といい、大丈夫なのか?
「つづく!」
 おまいはレントンかい>ベッキー。