期間:05/10/02~05/10/02
◎交響詩篇エウレカセブン
(第24話)
着艦にミスって負傷してるホランド……マヌケね。ジャージを着てレントンの代わりに購買の店番をしてるエウレカ。格納庫の脇のレントンの寝場所にラーメン運んでる辺り、痛々しいね。
そのレントンはステーキ食ってるけど……チャールズ夫妻に子供にならないかって言われてるけど、この夫婦、何か肉体的原因で子供が出来ないのか?
レントンの父親の名前を聞いたとたんに何か態度が変わってるけど……
州軍の追撃を受けてチャールズが連邦軍の士官だと判明し、互いの正体が明らかになって、親子ごっこも破局。でも、最後まで父親としてレントンに進む道を選ばせてるあたり、なかなかいいおっさんだな。少なくともホランドの100倍は人間出来てるぞ。
チャールズの船からボードを抱えたまま落ちていくレントン。そんな真っ逆さまで落ちていって途中でリフの体勢に入る余裕あるのか?……と思ってたら、そのままパラシュートで着地かい。ちょっとは格好いいとこ見せろよ。
◎ふたりはプリキュア Max Heart
(第32話)
ベローネタイムスはいいけど、何でこのメンバー(なぎさ、志穂、莉奈)で作ってるのかが不明。ベローネ学園って新聞部は無いのか?
なぎさが記事に穴を開けそうになってほのかに泣き付いてるのはいつもの話。
で、お団子屋の取材だけど……お団子屋のおばあさんの笑顔ややさしさが云々って書いてるほのかの記事は教科書的。そんな模範解答な記事書いても嫌味に感じないのはほのかの得してるところだろうけど……
どうでもいいけど、店をやめるって話はオフレコだったんじゃないのか? ちゃんと掲載の許可をもらった取材以外で聞いたことを記事に載せるのはマナーとして問題あると思うんだけどねぇ。
ほのかの記事を読んで、本当は自分が幸せをもらっていたと言ってるおばあさんだけど、本当の幸せというものは一方通行じゃないからね。誰かに幸せをあげるということは、その幸せを自分も共有するということだし……ま、他人を犠牲にして手に入れた偽りの幸せに満足できる人間には理解できないかも知れんけど……
◎韋駄天翔(新)
(第1話)
パス。
◎雪の女王
(第19話)
『マッチ売りの少女』といえば、アンデルセンの作品の中でも『人魚姫』と並んでもっともポピュラーな話だと思うけど……そんな作品でもこれだけ独自の物語に仕立てあげるのか……
マッチ売りの少女の名前はマリア。ノーテンキというか、自分だけの世界にいっちゃってるって感じの大谷郁江の声が何か痛々しい感じ。
そのマリアを追い払ってるガキのマッチ売りたち……はいいけど、マッチってそんな縄張り決めて商売するほど儲かるものなのか? そりゃ、一昔前までみたいに散髪屋や喫茶店でサービスに配ってるって資本主義の発達した時代でも無いんだから、マッチが欲しけりゃ買うしかないんだろうけど、反対にマッチの需要もそんなに多くは無いんじゃないのか?
……というのは、一般家庭で日常使う火は火打石だとかで起こすか、種火を常に用意しとくかというのが普通だったんじゃないかって気がするからね。ま、金持ちが書斎で煙草をふかしたりするときはマッチの用があるだろうけど、庶民にはあまり関係ないものだったんじゃないかって話。一般家庭で何でもかんでもマッチを使うようになったのは、それこそタダで配られるほどマッチが安くなってからって気がするんだけど……
そんなわけだから、普通、ほかに労働力になる男の子に、あまり稼ぎにならないマッチ売りなんかさせないだろうって気がするね。
で、マリアがマッチ売りを続けてるのは死んだおばあちゃんに言い聞かされてたからだって話なんだけど……本来は乱暴な父親に扱き使われてるとか、そんなイメージだったはず。他の話でもそうなんだけど、この作品、故意に悪人の登場を避けてるって感じでたいていの登場キャラは良い人にされちゃってたりするんだけど、それが今回は親はもともといなくて、かたくなに死んだおばあちゃんの言い付けを守ってるだけって話になってるんだね。
そこでマリアが最後にマッチを摺って見るのが漠然としたご馳走だったり暖炉だったりという光景じゃなく、好きだったおばあちゃんとの思い出だという具体的な光景に結びついていて、ある意味リアリティを出してはいるんだけど……
原作では本来なら保護されなければならない父親に無理やり働かされることで逃げ場の無い状態に追いやられて、それで死んでいくって話なんだけど、このマリアの場合はおばあちゃんの言い付けだと言ってるけど、選択の自由は本人にあるわけだし、身寄りの無い子供は修道院で引き取ってくれるという救いの道もちゃんと用意されてる状態です。それなのにマリアは自分で物事を判断することも、ゲルダたち他人の声に耳を傾けることもせず、おばあちゃんの言い付けだけを絶対的な物事のように守り通して死んでいくわけです。ある意味、自分で死を選んだとしか言いようがありません。
じゃ、こういう『マッチ売りの少女』を描くことでいったい何を言いたいのかってことが疑問になるわけだけど……要するに自分の価値観だけに囚われるなということなのかなぁ……
山中で奇妙な「SOS」のメッセージを作ってその傍で白骨化していたり、部屋には多くのインスタント食品が残ってるのにその中で餓死していたり……故意に死を選んだとは思えないのに、ほかに生き残る方法が残されてるのに何故か積極的に生き残ろうという行為を放棄して死んだとしか思えない事件が時々起こってるんだけど、この『マッチ売りの少女』を見たら、それらと同じような感じがすることは確かだね。
《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
(第23話)
皆既日食はいいけど、いくら空が暗くなっても日食の空で北極星は見えんだろ。で、北斗七星が無くなったって騒ぎになるのはいいけど……望遠鏡を覗いても北斗七星は見えんだろ。
いきなし隕石が落下したと思ったら現場から出現したカニの怪獣……はいいけど、丘が北斗七星の消滅を言ってた星占いの少女を訪ねたら、少女は半狂乱の状態で今度は蟹座の消滅を喚いてるって話。
で、いきなし北斗七星を飲み込んだ何かが蟹座も飲み込もうとしていて、カニの怪獣が逃げてきたって話になってるんだけど……おいおい、蟹座だからカニの怪獣って、そりゃ天秤座だったら天秤の怪獣、乙女座だったら乙女の怪獣でもやってくるんかいっ!
だいたい北斗七星を10日間で飲み込んだって……北斗七星の個々の星がそれぞれ何光年離れてると思ってるんだ? そりゃ地球から見て北斗七星の前面に何者かが立ちはだかって星を遮ってるとかならわかるけど、実際に10日で北斗七星を飲み込むのは物理的に不可能だろ。で、何で北斗七星の次が蟹座なんだ? それこそ何十光年、何百光年のレベルで離れてると思うんだけど。それに、カニの怪獣が来る前に大熊とかひしゃくの怪獣は来なかったと思うぞ。
こういうトンデモ解釈をしたり顔で言ってる辺り、今度の伊吹隊長って前の加藤隊長よりも胡散臭すぎるぞ。
で、そのカニの怪獣をって暗黒怪獣バキューモンが地球にやってくるって天文台に調べに行ったら、アフリカの海岸ではすでに海流の異変が起こっていて、地球は12時間で飲み込まれてしまうって……そりゃ唐突過ぎ。同じ滅亡するなら誰も何も知らないほうが幸せだから発表しないってのはいいけど、そりゃ星が消えて異変が起こってきたらみんな気付くだろ。
いきなし暗黒怪獣に立ち向かってるウルトラマン。怪獣の体内に飛び込んでるのはいいけど、地球を角砂糖1個の大きさにしてしまうような圧力の中でよく生きてられるね。とても太陽の重力に飲み込まれそうになってセブンに助けてもらったやつと同一人物とは思えないな。
で、ウルトラマンがバキューモンの体内を切り裂いたらバキューモンは星を吐き出して消滅してるって……いや、恒星を何個も飲み込むような怪獣がそんな単純な構造のわけが無いだろ。おまけに地球付近で星を吐き出されたら、とても星座が元通りになんかなるわけは無いと思うんだけどねぇ。それより、いきなし巨大な恒星が何個も近くに出現したら、その重力干渉で地球の軌道に影響が出たり、恒星の輻射熱で大変な事態になると思うんだけど……ま、北斗七星を10日で飲みこむようなやつが12時間掛けなければいけないだけの距離があるってことは、意外と離れててあんまし直接の影響は無いのかもね。
◎ウルトラマンマックス
(第14話)
カタカナで「キングジョー」のメッセージを残すゼットン星人の宇宙戦闘機……はいいけど、町工場で子供たちと遊んでるキングジョー。おいおい、等身大のキングジョーはやめろよ。
ま、確かに現在なら町に等身大の2足歩行ロボットがいきなし現れても誰も変に思わないだろうけど……
いきなし空に飛んでいったキングジョー。竜巻起こしてるのはいいけど、サイズ変換してるとこを誤魔化すなよ。
飛来して来て合体するキングジョーだけど、スピーディーな合体があんましありがたみが無いね。おまけにたいして強くないし……やっぱしゼットン星人なんてケムール人みたいな怪しげな宇宙人に操られるよりは、ちゃんとペダン星人のキングジョーじゃないとダメなんだな。
キングジョーがやられたゼットン星人。カイトをゼットン空間に引きずり込んで抹殺しようとしてるけど……そんな不思議時空みたいなもの出してきて、よくよくちんけなネタばかり拾って来てるものだね。
しかし、ゼットン星人もこれでおしまいとは呆気ないね。4機の宇宙戦闘機が侵入してきたとか言ってるから、毎週1体ずつ有名怪獣を出してくるのかと思ったら、4機というのはキングジョー1体分のパーツだっただけかい。
ま、「科特隊に敗れた」ゼットン星人だから、所詮はこの程度のレベルか。仕方がない、後はザラブ星人とかメフィラス星人辺りに期待するしかないか。いや、こいつら出してもらえない可能性高いけど……でも、バルタン星人とかメトロン星人じゃあまり卑怯なことはやりそうにないからねぇ。意表をついてシリーズ後半はヤプール人固定でいくとかもありだけど、作る連中がヤプール人なんか眼中にないだろうし。
でも、ウルトラ兄弟を苦しめたエースキラーやピッポリト星人くらいは出してやってもいいんじゃないか。
◎仮面ライダー響鬼
(第34話)
おや、OPが変わってる。こりゃもう完全に以前とは別番組だな。
高級レストランで日菜佳と食事に出掛けてるトドロキだけど……最悪だね。金が掛かる掛からんは別にしても、食事に誘うならもっと自分の身の丈に合ったところを選べよ。しかし、いまどきナイフとフォークの使い方わからん人間なんかいるのか? いや、そんなとこが今風じゃないと小暮に見込まれたんだろうけど。
懐からカツオの箱を取り出してるけど、おまいの懐は四次元ポケットか?
桐矢に手紙を渡してるモッチーを見てショックを受けてるガキ。そりゃ、ガキから見たら一番嫌なやつにモッチーがラブレター渡したと思ったら立ち直れないだろうねぇ。
日菜佳に嫌われて香須実に相談してるトドロキだけど、その香須実にまで嫌われてどうするんじゃい。
トドロキが変だというヒビキに、鬼も私生活も全部合わせて一つの人生だと言ってるみどりだけど……私生活なんかを乗り越えた大人の戦いを描くのがこの作品なんじゃなかったのか?
モッチーとのデートの最中でも、ヒビキを見掛けるといきなし追い駆けて行ってる桐矢。同じくイブキとともに出動してるあきらだけど……おまい、足はもう大丈夫なのか? そういえば桐矢がガキと同じクラスということはあきらとも同じクラスなわけだけど、こいつら面識あるのか? なんか、あきらはずっと学校休んでそうな気がするな。
◎交響詩篇エウレカセブン
(第24話)
着艦にミスって負傷してるホランド……マヌケね。ジャージを着てレントンの代わりに購買の店番をしてるエウレカ。格納庫の脇のレントンの寝場所にラーメン運んでる辺り、痛々しいね。
そのレントンはステーキ食ってるけど……チャールズ夫妻に子供にならないかって言われてるけど、この夫婦、何か肉体的原因で子供が出来ないのか?
レントンの父親の名前を聞いたとたんに何か態度が変わってるけど……
州軍の追撃を受けてチャールズが連邦軍の士官だと判明し、互いの正体が明らかになって、親子ごっこも破局。でも、最後まで父親としてレントンに進む道を選ばせてるあたり、なかなかいいおっさんだな。少なくともホランドの100倍は人間出来てるぞ。
チャールズの船からボードを抱えたまま落ちていくレントン。そんな真っ逆さまで落ちていって途中でリフの体勢に入る余裕あるのか?……と思ってたら、そのままパラシュートで着地かい。ちょっとは格好いいとこ見せろよ。
◎ふたりはプリキュア Max Heart
(第32話)
ベローネタイムスはいいけど、何でこのメンバー(なぎさ、志穂、莉奈)で作ってるのかが不明。ベローネ学園って新聞部は無いのか?
なぎさが記事に穴を開けそうになってほのかに泣き付いてるのはいつもの話。
で、お団子屋の取材だけど……お団子屋のおばあさんの笑顔ややさしさが云々って書いてるほのかの記事は教科書的。そんな模範解答な記事書いても嫌味に感じないのはほのかの得してるところだろうけど……
どうでもいいけど、店をやめるって話はオフレコだったんじゃないのか? ちゃんと掲載の許可をもらった取材以外で聞いたことを記事に載せるのはマナーとして問題あると思うんだけどねぇ。
ほのかの記事を読んで、本当は自分が幸せをもらっていたと言ってるおばあさんだけど、本当の幸せというものは一方通行じゃないからね。誰かに幸せをあげるということは、その幸せを自分も共有するということだし……ま、他人を犠牲にして手に入れた偽りの幸せに満足できる人間には理解できないかも知れんけど……
◎韋駄天翔(新)
(第1話)
パス。
◎雪の女王
(第19話)
『マッチ売りの少女』といえば、アンデルセンの作品の中でも『人魚姫』と並んでもっともポピュラーな話だと思うけど……そんな作品でもこれだけ独自の物語に仕立てあげるのか……
マッチ売りの少女の名前はマリア。ノーテンキというか、自分だけの世界にいっちゃってるって感じの大谷郁江の声が何か痛々しい感じ。
そのマリアを追い払ってるガキのマッチ売りたち……はいいけど、マッチってそんな縄張り決めて商売するほど儲かるものなのか? そりゃ、一昔前までみたいに散髪屋や喫茶店でサービスに配ってるって資本主義の発達した時代でも無いんだから、マッチが欲しけりゃ買うしかないんだろうけど、反対にマッチの需要もそんなに多くは無いんじゃないのか?
……というのは、一般家庭で日常使う火は火打石だとかで起こすか、種火を常に用意しとくかというのが普通だったんじゃないかって気がするからね。ま、金持ちが書斎で煙草をふかしたりするときはマッチの用があるだろうけど、庶民にはあまり関係ないものだったんじゃないかって話。一般家庭で何でもかんでもマッチを使うようになったのは、それこそタダで配られるほどマッチが安くなってからって気がするんだけど……
そんなわけだから、普通、ほかに労働力になる男の子に、あまり稼ぎにならないマッチ売りなんかさせないだろうって気がするね。
で、マリアがマッチ売りを続けてるのは死んだおばあちゃんに言い聞かされてたからだって話なんだけど……本来は乱暴な父親に扱き使われてるとか、そんなイメージだったはず。他の話でもそうなんだけど、この作品、故意に悪人の登場を避けてるって感じでたいていの登場キャラは良い人にされちゃってたりするんだけど、それが今回は親はもともといなくて、かたくなに死んだおばあちゃんの言い付けを守ってるだけって話になってるんだね。
そこでマリアが最後にマッチを摺って見るのが漠然としたご馳走だったり暖炉だったりという光景じゃなく、好きだったおばあちゃんとの思い出だという具体的な光景に結びついていて、ある意味リアリティを出してはいるんだけど……
原作では本来なら保護されなければならない父親に無理やり働かされることで逃げ場の無い状態に追いやられて、それで死んでいくって話なんだけど、このマリアの場合はおばあちゃんの言い付けだと言ってるけど、選択の自由は本人にあるわけだし、身寄りの無い子供は修道院で引き取ってくれるという救いの道もちゃんと用意されてる状態です。それなのにマリアは自分で物事を判断することも、ゲルダたち他人の声に耳を傾けることもせず、おばあちゃんの言い付けだけを絶対的な物事のように守り通して死んでいくわけです。ある意味、自分で死を選んだとしか言いようがありません。
じゃ、こういう『マッチ売りの少女』を描くことでいったい何を言いたいのかってことが疑問になるわけだけど……要するに自分の価値観だけに囚われるなということなのかなぁ……
山中で奇妙な「SOS」のメッセージを作ってその傍で白骨化していたり、部屋には多くのインスタント食品が残ってるのにその中で餓死していたり……故意に死を選んだとは思えないのに、ほかに生き残る方法が残されてるのに何故か積極的に生き残ろうという行為を放棄して死んだとしか思えない事件が時々起こってるんだけど、この『マッチ売りの少女』を見たら、それらと同じような感じがすることは確かだね。
《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
(第23話)
皆既日食はいいけど、いくら空が暗くなっても日食の空で北極星は見えんだろ。で、北斗七星が無くなったって騒ぎになるのはいいけど……望遠鏡を覗いても北斗七星は見えんだろ。
いきなし隕石が落下したと思ったら現場から出現したカニの怪獣……はいいけど、丘が北斗七星の消滅を言ってた星占いの少女を訪ねたら、少女は半狂乱の状態で今度は蟹座の消滅を喚いてるって話。
で、いきなし北斗七星を飲み込んだ何かが蟹座も飲み込もうとしていて、カニの怪獣が逃げてきたって話になってるんだけど……おいおい、蟹座だからカニの怪獣って、そりゃ天秤座だったら天秤の怪獣、乙女座だったら乙女の怪獣でもやってくるんかいっ!
だいたい北斗七星を10日間で飲み込んだって……北斗七星の個々の星がそれぞれ何光年離れてると思ってるんだ? そりゃ地球から見て北斗七星の前面に何者かが立ちはだかって星を遮ってるとかならわかるけど、実際に10日で北斗七星を飲み込むのは物理的に不可能だろ。で、何で北斗七星の次が蟹座なんだ? それこそ何十光年、何百光年のレベルで離れてると思うんだけど。それに、カニの怪獣が来る前に大熊とかひしゃくの怪獣は来なかったと思うぞ。
こういうトンデモ解釈をしたり顔で言ってる辺り、今度の伊吹隊長って前の加藤隊長よりも胡散臭すぎるぞ。
で、そのカニの怪獣をって暗黒怪獣バキューモンが地球にやってくるって天文台に調べに行ったら、アフリカの海岸ではすでに海流の異変が起こっていて、地球は12時間で飲み込まれてしまうって……そりゃ唐突過ぎ。同じ滅亡するなら誰も何も知らないほうが幸せだから発表しないってのはいいけど、そりゃ星が消えて異変が起こってきたらみんな気付くだろ。
いきなし暗黒怪獣に立ち向かってるウルトラマン。怪獣の体内に飛び込んでるのはいいけど、地球を角砂糖1個の大きさにしてしまうような圧力の中でよく生きてられるね。とても太陽の重力に飲み込まれそうになってセブンに助けてもらったやつと同一人物とは思えないな。
で、ウルトラマンがバキューモンの体内を切り裂いたらバキューモンは星を吐き出して消滅してるって……いや、恒星を何個も飲み込むような怪獣がそんな単純な構造のわけが無いだろ。おまけに地球付近で星を吐き出されたら、とても星座が元通りになんかなるわけは無いと思うんだけどねぇ。それより、いきなし巨大な恒星が何個も近くに出現したら、その重力干渉で地球の軌道に影響が出たり、恒星の輻射熱で大変な事態になると思うんだけど……ま、北斗七星を10日で飲みこむようなやつが12時間掛けなければいけないだけの距離があるってことは、意外と離れててあんまし直接の影響は無いのかもね。
◎ウルトラマンマックス
(第14話)
カタカナで「キングジョー」のメッセージを残すゼットン星人の宇宙戦闘機……はいいけど、町工場で子供たちと遊んでるキングジョー。おいおい、等身大のキングジョーはやめろよ。
ま、確かに現在なら町に等身大の2足歩行ロボットがいきなし現れても誰も変に思わないだろうけど……
いきなし空に飛んでいったキングジョー。竜巻起こしてるのはいいけど、サイズ変換してるとこを誤魔化すなよ。
飛来して来て合体するキングジョーだけど、スピーディーな合体があんましありがたみが無いね。おまけにたいして強くないし……やっぱしゼットン星人なんてケムール人みたいな怪しげな宇宙人に操られるよりは、ちゃんとペダン星人のキングジョーじゃないとダメなんだな。
キングジョーがやられたゼットン星人。カイトをゼットン空間に引きずり込んで抹殺しようとしてるけど……そんな不思議時空みたいなもの出してきて、よくよくちんけなネタばかり拾って来てるものだね。
しかし、ゼットン星人もこれでおしまいとは呆気ないね。4機の宇宙戦闘機が侵入してきたとか言ってるから、毎週1体ずつ有名怪獣を出してくるのかと思ったら、4機というのはキングジョー1体分のパーツだっただけかい。
ま、「科特隊に敗れた」ゼットン星人だから、所詮はこの程度のレベルか。仕方がない、後はザラブ星人とかメフィラス星人辺りに期待するしかないか。いや、こいつら出してもらえない可能性高いけど……でも、バルタン星人とかメトロン星人じゃあまり卑怯なことはやりそうにないからねぇ。意表をついてシリーズ後半はヤプール人固定でいくとかもありだけど、作る連中がヤプール人なんか眼中にないだろうし。
でも、ウルトラ兄弟を苦しめたエースキラーやピッポリト星人くらいは出してやってもいいんじゃないか。
◎仮面ライダー響鬼
(第34話)
おや、OPが変わってる。こりゃもう完全に以前とは別番組だな。
高級レストランで日菜佳と食事に出掛けてるトドロキだけど……最悪だね。金が掛かる掛からんは別にしても、食事に誘うならもっと自分の身の丈に合ったところを選べよ。しかし、いまどきナイフとフォークの使い方わからん人間なんかいるのか? いや、そんなとこが今風じゃないと小暮に見込まれたんだろうけど。
懐からカツオの箱を取り出してるけど、おまいの懐は四次元ポケットか?
桐矢に手紙を渡してるモッチーを見てショックを受けてるガキ。そりゃ、ガキから見たら一番嫌なやつにモッチーがラブレター渡したと思ったら立ち直れないだろうねぇ。
日菜佳に嫌われて香須実に相談してるトドロキだけど、その香須実にまで嫌われてどうするんじゃい。
トドロキが変だというヒビキに、鬼も私生活も全部合わせて一つの人生だと言ってるみどりだけど……私生活なんかを乗り越えた大人の戦いを描くのがこの作品なんじゃなかったのか?
モッチーとのデートの最中でも、ヒビキを見掛けるといきなし追い駆けて行ってる桐矢。同じくイブキとともに出動してるあきらだけど……おまい、足はもう大丈夫なのか? そういえば桐矢がガキと同じクラスということはあきらとも同じクラスなわけだけど、こいつら面識あるのか? なんか、あきらはずっと学校休んでそうな気がするな。