電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.464 (4/4)

2005年10月27日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/23~05/10/23

◎交響詩篇エウレカセブン
 (緊急特番ナビ)
 おや、ゲッコーステートって隠された真実を明かにするための組織だったんかい。

 (第27話)
 無断出奔と無断出撃で監獄入りのレントンとエウレカ……はいいけど、ガキたちも一緒って……要するに決戦を前に月光号で一番安全な場所に匿ってるんだな。
 ホランドがSOF出身ならチャールズもSOF出身で、互いに相手のやり方を知り尽くしてるってか。案の定、ホランドの読みどおりに白兵戦を仕掛けてきたチャールズ。
 しかし、レイはレントンへの情を捨てられなかったばかりにタルホに捕まってるあたり呆気無さ過ぎだけど……レイの投降で動転したのか、チャールズもホランドにやられて、死亡。
 レイはチャールズに最後の別れをする振りをして遺体に爆弾を仕掛け、爆発のドサクサで脱走してるけど……これじゃ、もう和解の道は無いわな。チャールズとレイは最後まで残ると思ってたんだけど……結局はランバ・ラルとハモンなんだな。
 しかし、これ、最初は生き残る予定だったけど、番組立て直しの路線変更で殺すことにしたとか言ったら最低だろうなぁ。ま、レイが生き残るのか、ハモンみたいに復讐戦でやられるのかはわからんけど……今の時点でこの夫妻を消し去るってのはレントンにとって悲惨過ぎだね。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第35話)
 舞妓さんや映画村はともかく、お寺がいっぱいで楽しいって……「変な人がいるよ」(神楽坂明日菜談)みたいだな<なぎさ。
 バカ正直にひかりのことをよし美先生に相談してるなぎさとほのかもどうかと思うけど、許してるよし美先生もよし美先生だね。普通、こういう場合は保護者に迎えに来させるだろ。貸切バスの代金とか、旅館の宿泊費も1人増えたらそれなりに追加料金取られるだろうし。
 おいこら、土産物屋の試食品を食い尽くすなよ。
 闇のガキが京都にいるのが意味不明。
 路面電車に乗ってみたかったって京福電鉄に乗ってるほのかだけど、こんなとこまで来なくても都電荒川線にでも乗ってればいいだろ。ま、あっちは専用線が多くて路面部分は少ないんだろうけどね。
 嵐山でプリキュアの2人が頭の悪いおっさんと戦ってる間に闇のガキと接近遭遇してるひかり。なんか接触したら対消滅で辺り全体吹き飛んでしまいそうな感じだけど、そんな展開は無いわな。
 しかし、ここまで引っ張っておいて、結局、互いに干渉しあっただけでお終いかい。

 ところで京都(関西方面)への修学旅行なんだけど、
 【小学校】美空小学校(どれみ)
 【中学校】ベローネ学園中等部、麻帆良学園中等部(ネギま!)
とかいう感じで調べていったら面白い傾向が見付かるかも知れないね。
 しかし、ベローネ学園や麻帆良学園より美空小学校の方が京都より遠そうなんだけど、それでいて小学校で来てるって、贅沢なのかねぇ。

◎雪の女王
 (第22話)
 ゲルダたちが出くわした《フレディ&アメリア》とかいうサーカス団。そこにいたのはハンスって……おまい、飛行機作りはどうしたんじゃい。まだ発明家とかで仕事やってるんならともかく、サーカス団っていい加減すぎ。
 そこのサーカス団の団長フレディは、今回が最後の引退公演だからラギにもステージで歌ってくれと頼んでるけど、どうもかなりの借金漬けの感じ。ま、ラギやゲルダを騙したって金になるわけじゃないけどね。
 部屋を用意するというフレディに、この町での宿屋は決めてあると言ってるラギ。行き着いた先は《フレディ&アメリア》という名の宿屋。そこの女将は昔フレディと一緒にサーカスをやってた妻のアメリアってかい。
 5年前、自分と息子を捨てて出て行ったフレディを絶対に許せないというアメリアだけど……
 ラギが旅先で聞いたフレディの噂は、芸のために借金を重ねて首が回らなくなってるってこと。今回の公演が終わったら、借金を逃れるために夜逃げするしかないって話。もう二度とここには帰って来れないって……
 それを聞いたアメリアは昔のようにサーカスに出てるんだけど……おいおい、9年間もサーカスから離れてた人間がいきなし出て来てもろくな芸が出来ないだろ。
 奇跡を信じないというラギに、これはラギが起こした奇跡だというゲルダだけど……そりゃ完全に蛇足だろ。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第26話)
 3本も角のあるクワガタ……ムシキングのブームに合わせたキャラだな。
 しかし、宇宙昆虫はいいとして、怪獣だからレーザービームを発するのもいいけど……何でレーザービームで人が蒸発するんだ?
 そりゃ、高出力のレーザー使えば接触部分が超高温になって焼けて蒸発する可能性はあるだろうけど、レーザーは直進光だから、焼けて蒸発するのも直接接触した部分だけ。とてもじゃないけど昆虫サイズから発せられたレーザーで人間を丸ごと消滅させるのは(念入りに全身くまなくレーザーを照射するような暇と手間がない限り)無理だと思うぞ。
 で、そのまま昆虫サイズの話で終始するのかと思ったら、結局はお決まりの巨大化。面白くもクソも無いね。
 ろころでアキが郷と見に行った映画が『吸血男爵の森』とかいう何か怪しげな吸血鬼映画なんだけど、これは坂田役の岸田森が日本屈指の吸血鬼俳優であることを使ったネタなのか?

◎ウルトラマンマックス
 (第17話)
 10万年以上も前の南極の氷の層から発見されたニーナ。それを調査するためベースタイタンに移送されてるけど……おい待て。それは人間の女のように見えるけど、人間の女じゃないぞ。物体Xだろ。極寒の南極から出したりしたら、あっというまに地球全体に広がって人類滅亡だろ。
 そのニーナを追ってきた謎の怪獣エラーガ……と思ったら、呆気なくUDFオーストラリア支部に倒されてるけど……ま、地下に逃げて移動してるってのはよくある話。ま、ゴジラだってフィリピン沖から富士山までマントルの中を移動してるんだからねぇ。
 赤道付近に現れた怪獣を攻撃してるDASHだけど、コバのミスでロスト。
「怪獣は東京を目指している」
 いや、その大雑把な進行方向じゃ、大阪でも名古屋でも同じだと思うぞ。
 いきなし復活してコバに迫るニーナ。こいつはスペースバンパイアか?……と思ったけど、吸い取ったのは遺伝子情報だけかい。
 相模湾に上陸してる怪獣。珍しく本格的な上陸シーンを描いてるな……と思ったら、例によってDASHの攻撃に呆気なく倒されてるし。でも、なんかすぐに復活してパワーアップしてるって……不死身なのか?
 意味無く唐突にビルの屋上で遊んでるガキ。そこに迫るエラーガ……なんか本格的な市街地破壊やってるな。やっぱし、怪獣番組はこうでなくてはね。
 10万年前に人類に物を使う技術と考える力を与えたとか言ってるけど……おいおい、猿人は300万年前には石器を使ってたし(いや、道具ぐらいチンパンジーでも使うし)、原人は3~40万年ぐらい前には火を使って言葉をしゃべってたはずなんだけどねぇ。別に10万年前に急激に進化したなんて痕跡は無いぞ。
 コバには自分が撃てないとばかりに平然と怪獣に力を与えていたニーナだけど、そのコバに撃たれて呆気ない最後。コバには撃たれないという意味不明の自信の根拠はなんだったんだ?
 それはそうと、10万年前に南極に人類がいたのが確認されたら画期的な発見だとか言ってたけど、当時は干上がっていたベーリング海峡とか東シナ海じゃあるまいし、当時ももう南極は孤立した極寒の地だったはずだから、そんなとこから人類が生活していた痕跡なんか発見されるわけないだろ。(いや、ホーン岬の付近なら渡れた可能性があるかも知れないけど、それ以前にその当時はアメリカ大陸には人類はまだ到達してないし)

◎牙狼(GARO)
 (第3話)
 拾った腕時計にやられて砂と化してるチンピラのおっさん、哀れね。
 20歳で一人前の画家として個展を開き、25歳で大富豪と結婚して玉の輿に乗るって、メチャクチャ机上の空論な人生設計だな。
 おや、ホラーの血を浴びたものは100日経ったらホラーと化してしまうってか。
 自転車便のバイトをやってる画家のねーちゃん。指名で呼び出されたと思ったら、魔戒騎士のにーちゃんだったとは、いとおかし。しかし、自分がホラーに狙われてるという自覚が無いというのもねぇ。
 いきなし高校新記録を出してる陸上部のねーちゃん。時計のおかげとか自慢してたら、砂になっておしまいとはマヌケ。しかし、体育の授業じゃあるまいし、部活の後で教室で着替えるか? いや、女子高ならそんなものかも知れないけど。
 で、2度もホラーを取り逃がしてる魔戒騎士のにーちゃん。逃げたホラーは画家のねーちゃんのもとにって、お約束の展開か。

◎仮面ライダー響鬼
 (第37話)
 川に落ちて流れ着いたところをシュキに拾われてるあきら。あきらが親の仇を取るために鬼を目指してると知って、憎しみを忘れるなと言ってるシュキ。イブキとは言ってることが正反対だね。ま、本人はそれで鬼をやってたんだろうけど。
 シュキが鬼を辞めさせられたのって、ノツゴに捕まったザンキごと躊躇無くノツゴを倒そうとしたからってかい。で、鬼払いの指令を受けたのはイブキ。1人だけボンボンみたいな鬼がいると思ったら、宗家の血を引くから小さいときから鬼になることを運命付けられてたとかいう話か?
 ヒビキにどうするか相談してたあきらだけど、結局はシュキに弟子入りしたってか。そこにイブキがやってきてシュキを倒そうとするけど……なんか申し合わせたように現れてるノツゴ。
 イブキはシュキに蹴飛ばされたところをノツゴにやられてるとは情けなさ過ぎ。で、逃げるあきらはノツゴに捕らえられ、そこを好機とばかりに攻撃しようとしてるシュキ。見かねて鬼に変身してあきらを救ってるザンキ。おいおい、簡単に変身していいのか?
 今度はシュキが捕まり、ザンキに自分ごと倒せと言ってるけど、ま、それをやるザンキではないな。で、結局、自分で自分ごとノツゴを貫いてるシュキ……で、ノツゴに止めを刺してるザンキだけど……もう変身したらダメだとか医者に言われてた伏線はどうなってるんだ? なんか普通に変身して平然と戦ってるんだけど……
 ザンキの前で絶命してるシュキ。死んだら呪術が消えて老化するってのは読んでたけど、肝心の顔は隠したままって……中途半端なことするなよ。
 それはそうと、鬼払いの指令も果たせず途中でリタイヤしてしまってるイブキ。なんかどんどんあきらの信頼度が下がってるような気がするけど、大丈夫か? どこぞのブライト王子みたいに自分のダメさ加減に絶望して闇にとらわれてしまうとか展開になったりしないのか?

週刊アニメ定点観察 Vol.464 (3/4)

2005年10月27日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/22~05/10/22

◎絶対少年
 (第22話)
 例によって学校をサボるなという須賀原に「優先順位の問題」だと屁理屈をこねて付き合おうとしてるマッキーだけど、結局その心境を言ったら学校に行けと追い返されてるとは悲惨ね。
 同じく学校をサボってホームレスのおっさんのとこに行ってる理絵子。理絵子の絵を描きたいというおっさん、どこかのガレージみたいだけど一応はアトリエ持ってるのね。しかし、アトリエを持ってるホームレスって……
 で、絵を描くと言って理絵子を脱がせて押し倒し……とかいう話じゃないな。やっぱし中学生のヌードデッサンなんかしたら児ポ法に引っ掛かるのかねぇ。ありゃ「児童ポルノ」の明確な定義も無いまま、児童の裸は何でも禁止するというメチャクチャな法律だからねぇ。
 脱いだりせずそのまま簡単にデッサンして差し出されたのは物凄い抽象画……と思ったら、おっさんの悪戯かい。ま、意外と普通のデッサンになってて拍子抜け。
 料理屋のババアに、少し前までは携帯やメールなんて無くても不自由はしなかったと言われて、何か吹っ切れてる理絵子。成基にオムライスを持っていったり、マッキーを呼び出したりして関係修復を図ってるけど……希紗は無視かい。いや、前から部屋に行っても誰とも会おうとしてないんだからしょうがないだろうけど……
 その希紗は1年前の自分から送られて来たメールを読んでるんだけど、これって期日指定で1年後に送ってるのか? それとも受け取ってから1年間貯め込んでるのかどっちなんだろう? ま、少なくとも1年以上前から続けてた習慣であることはわかったけど。
 しかし、「学校うざい、リエゾーうざい」って、全然進歩の無いヤツだな。いや、当時願ってたことは、ここ最近の引きこもりで実現してるみたいだけど。
 夜中に例の新しいマテリアルフェアリーが騒ぎ出したと思ったら、みなとみらい上空に巨大な謎の物体……というか異空間の構造物というか……ま、ブンちゃんを拾った時にも見えてたやつだけど。

 ところで、歩のところに亮介から電話があって、オカカババアが夢枕に立ったとかいう話なんだけど、さすがにあの衰弱振りじゃ田菜に帰り着く体力は無かったってか。しかし、そのオカカババアが亮介に歩を頼むとか言ってたって話なんだけど……なんか胡散臭いね。亮介がお節介焼くためにでっち上げた理由付けってところか?
 で、オカカババアなんだけど、本編では死んでも予告には出てるのか。もっとも、予告のオカカババアは3年前のオカカババアなんだけどね。

◎今日から(マ)王!
 (第64話)
 カロリアのフリンから眞魔国に返還されたウィンコットの毒。眞王廟への封印の儀式で有利がこけて、ギュンターが再び浴びてしまうことになってるとは災難ね。
 ギュンターの体は仮死状態になり、魂はアニシアの手で人形の中に。しかし、いきなし目からビームとは凶悪な。
 そのギュンターを元に戻しにやってきたのは、昔、カロリアを治めていたフォン・ウィンコット家の主で、ジュリアの父親ってか。暴走したギュンターを止める魔王の持つペンダントに娘の面影を見てるって話だけど……
 なぜギュンター(の体)が暴走したのかが眞王の陰謀臭いんだけど、村田は何に気付いてるんだ?

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第30話)
 なんか必死で遠隔映像を見て悪の計画を立てようとしてるブーモ。ブライトに半分役立たず扱いされてるとは、いとおかし。
 ティオに付きまとわれてるシェイド。すっかりギャグ担当に落ちぶれたか。
 キャメロットのハンバーガー屋に現れたニセの晴雨姉妹。印籠で身分の証明が出来るって、おまいら水戸黄門かい。ハンバーガー全部取っていくのはいいけど、何でこんなとこでハンバーガー屋をやってるんだ?>キャメロット。しかし、渡さなければおひさまの恵みを取り上げるって……おひさまの恵みって特定の個人の周辺からだけ取り上げることができるのか?
 ニセ晴雨姉妹は湖の温度が下がって魚が取れなくなった鳥たちにエサをやるためだって……いや、おひさまの恵みが衰えたのが原因だったらそんな局所的な現象では現れないだろ。
 ニセモノを利用して晴雨姉妹とアルテッサを牢獄に捕らえさせてるブライト。シェイドのおかげで脱獄できたけど、ティオのおかげで強行突破で追っ手に追われるはめに。すでに何をやってもドジするとみんなから予想されてるあたりが哀れね。
 追っ手の追及もミルロのおかげで誤解が解け、鳥たちもミルロがエサを用意すると言って一件落着だけど……これからどんどんおひさまの恵みが減ってくるのに、いちいち王宮で被害補償を負担してたら国家予算が持たないぞ。それでも増税して民に負担をかけるのか?
 ま、今のところそれを知ってるのはおひさまの国と月の国くらいだろうから、しずくの国じゃ気楽な対応なのかもしれないけど。

◎ウルトラマニアック
 (第21話)
 仁菜が架地を好きなのかと疑心暗鬼の亜由。ま、自分が好きなのを知ってるくせに仁菜が裏切って横取りしようとしてるとか、暗黒のドロドロ方面の展開じゃなく、仁菜が架地のことを好きなら、仁菜に自分のことばかり気遣いさせてることに罪悪感を感じてるという優等生的な反応ね。
 ま、ここで亜由が仁菜のことを疑って二人の仲がこじれることになったら、この前のジジイが来た時の仁菜に対する信頼は何だったんだって話になるから、それはそれで正解なんだけど、ごく一般のドラマとしては優等生過ぎて面白みが無いね。
 仁菜が魔法の勉強をしてることに興味を持ってる辻合。仁菜がパソコンを使って魔法を使うとこを見て驚いてるけど……そういえば、こいつ、仁菜が最初から魔法を使うとこを見るのはこれが初めてなのね。
 で、魔法を使って作ったのは恋愛の熱を測る体温計。ラブラブの相手のことを考えてると体温が上昇するってアイテムだけど、仁菜はこれを使って亜由のために架地の気持ちを確かめようと提案するんだけど……仁菜と架地のことに疑心暗鬼な亜由はそれを拒否ってか。
 それでも架地の気持ちを確かめようとした仁菜だけど、体温計を使うまでも無く架地が亜由のことを好きなことを知って、告白を勧めてるって展開。この辺り、魔法を使わないことが逆に持ってて、もし魔法で架地の気持ちがわかっても、それじゃ自分たちが気持ちを確かめることは出来ても、架地に何かのアクションを求めることは出来ないからね。
 で、亜由に告白した架地だけど、亜由は仁菜のことを気遣って受け入れられないとの返事。そのまま何か捻じれた感情でしばらく話を続ける展開かと思ったけど、驚いた仁菜が亜由に掛け合って、あっけなく誤解は解消。亜由と架地は晴れてラブラブカップルってか。
 そして今度は転じて仁菜の話。亜由が体温計で確かめたら辻合にラブラブなのは確かなみたいだけど、それを強硬に否定してる仁菜。ま、仁菜はもうすぐマジックキングダムに帰らないといけないし、もしプリンセスになったらそれこそ辻合とは永久に会えないから好きになってはいけないって話なんだろうけど……使命と感情の板ばさみをどうやって乗り越えていくのかが今後の展開か。
 しかし、まさか辻合がマジックキングダムのプリンスだったとかいうお約束のベタなオチじゃないだろうな。

◎BLOOD+
 (第3話)
 スコールの中、地べたに倒れてるすっぽんぽんのねーちゃん。怯えたように銃を向けているオヤジ。それがオヤジと小夜の出会いだってか?
 米軍のシャブ中兵士に殺されたことになったまま、犠牲者の教師に黙祷をささげてる全校集会……普通のヒロインなら「先生が殺されたのは私のせいだ」とか悔やむんだろうけど、意外と反応が淡々としてるね。
 日没までに小夜に全てを話せとデヴィッドに強要されてるオヤジ。学校帰りの小夜に見せたいものがあると連れ出してるけど……見せたのはオヤジの一族の墓……なんか由緒ある家系みたいね。
 ベトナム戦争から時代が合わないと思ってたら、やっぱし1年前まで眠り続けてたってかい。
 赤い盾という組織の名前を名乗り、例の化け物《翼手》を倒すために小夜が必要だと言ってるデヴィッド。そこに店の常連だったフォレストがやってきたけど、たちまち翼手に変身……なんか前のやつと同じで、小夜が近付いたら体が反応してしまうのかねぇ。
 デヴィッドを倒し、小夜に迫るフォレスト。例の長髪のにーちゃんがやってきて小夜に剣を渡そうとするけど、拒絶する小夜。その剣を取ってフォレストに襲い掛かるオヤジだけど、全然役立たず。おいおい、その剣って使い手によって威力が変わるのか?
 オヤジを倒した途端に正気に戻ったフォレストはそのまま逃亡……デヴィッドの方がやばそうだと思ったけど、オヤジの方は直接傷を負って出血多量かい。もう死んだのか?
 ま、身内の犠牲を見て戦いを決意するとかいう展開のパターンだけど、それをやると何か俗っぽくなってしまうねぇ。むしろ『吸血姫美夕』みたいに自分から血に目覚めたとかいう方がヴァンパイアものっぽいんだけど……

◎CLUSTER EDGE
 (第3話)
 そろそろやめ。

◎蟲師(新)
 (第1話)
 左手で物を書くと勝手に命を持って動き出すって……いったいどんな能力じゃい。山奥で1人で住んでるしんらとかいうガキだけど、時々周囲に何か変なものが見えるって……それが蟲だってかい。
 夜中にギンコの前に現れた少女の蟲……死んだはずのしんらの祖母の廉子だってか。廉子は少女時代に蟲の宴に招かれたのだけど、宴が不完全になったから人間の体と半分蟲の体に別れてしまってたってか。
 割れた杯をしんらの力で補完することで完全な蟲になってしんらの前に姿を現してる廉子だけど……どうみても祖母と孫じゃないわな。相手が蟲じゃなけりゃ、こんな人里離れた山奥に2人だけで住んでたら絶対に間違いを犯すとこだな。
 ま、とりあえずは人から転じたこんな蟲もいるってお話ね。

◎銀盤カレイドスコープ
 (第3話)
 五輪代表候補選手といえども高校生。HNK杯の大会直前に期末試験とは大変だね……と思ったら、英語はともかく、その他の科目もピートに暗記させるって手に出たか。しかし、ピートが日本に住んでて文武両道に優れてたって、話のうますぎる設定だな。
 それにしても、いくらピートの記憶力が良くても、ちゃんとタズサが起きててテキストを読まないと覚えられないというのはお笑い。よく考えたら、記憶するコツはピートの技術でも、物理的に覚えるのはタズサの脳味噌のはずだけど、自分で引き出せないってことはタズサの頭脳の一部はピートに占領されててタズサは気付いてないってことだな。いとおかし。
 意外にも無事にテストを終えて、いよいよHNK杯。至藤響子との直接対決で運命を決するってとこだけど、この期に及んでも決め技のトリプルフリップのイメージングが出来ないって……おいおい、おまい練習で飛んでないのか? 練習で出来てたらそれなりのイメージングはできるだろ。
 しかし、こいつマスコミに対する態度悪過ぎ。露骨に目付きが凶悪だし。でも、マスコミはともかく、総監督にその態度はやめとけよ。わざわざ審査員の心象悪くしておいてどうするんだ?
 で、いよいよ初日のショートプログラム。至藤響子の演技は見ずに自分の演技に賭けたタズサだけど……案の定、トリプルフリップに失敗して尻餅。その後の演技を続けて何とか7位にはつけてるみたいだけど……幸先不安なスタートだね。

◎灼眼のシャナ
 (第3話)
 消えてしまった平井ゆかり。みんな忘れてしまったと思ったら、意外と覚えてたって……フレイムヘイズのメロンパン少女が後釜に居座ってたってか。しかし、完全に教師をびびらせまくってるって、元の平井ゆかりとは全然別人過ぎ。
 しかし、これだけメチャクチャやってて、メロンパン食うときの満足げな表情だけはなかなか良いね。
 悠二を狙って学校に封絶を作り出した燐子のマリアンヌ。動かなくなったクラスメイトの女の子をえっちらおっちら廊下に運び出してる悠二だけど……そんなことやって、後で影響とか無いのか?
 で、メロンパンのフレイムヘイズにあっけなくやられてるマリアンヌ……と思ったら、そこに現れた紅世の王、フリアグネ。何人ものフレイムヘイズを倒してきた狩人と呼ばれる強力な紅世の王みたいだけど……今回は顔見世だけで撤退。
 いや、紅世の連中は去っていくだけでいいのだけど、破壊箇所を治して封絶を解かないといけないって、フレイムヘイズも後片付けが大変だね。で、材料が無いからって瀕死の池の体を使おうとしてるけど……結局、悠二が自分の存在の灯を使って修復させてるかい。
 で、弱って残り少なくなったはずの悠二の存在の灯だけど、いきなし回復してるって、悠二の中にある宝具って生命力を回復させる力とかあるって話か?

週刊アニメ定点観察 Vol.464 (2/4)

2005年10月27日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/19~05/10/21

◎フルメタル・パニック!The Second Raid(終)
 (第13話)
 ガウルンが言ってた、かなめを殺したとかいう話を真に受けてる宗介。任務に復帰する意思も何も無くなってるみたいだけど……そこに届けられたアーバレストから逃げようとする宗介の前に現れたかなめ。ふぬけた様を殴られ蹴飛ばされてる宗介、いとおかし。
 なんか告白するつもりで来たみたいなかなめだけど……学級委員が戦場の香港まで迎えに来るかいっ!
 玉芳の目の前で玉蘭の死体をいたぶってるゲイツ……凶悪ね。逆上した玉芳だけど、呆気なく返り討ち。情けなさ過ぎ。
 行きがけの駄賃に周囲のミスリルの連中も倒そうとするゲイツだけど、そこにラムダドライブが起動したアーバレストが到着。使えたり使えなかったり、気まぐれなシステムだね。
 味方機を次々に倒され、近くにいたウルズ1の機体を人質に取ってるゲイツ。
「きさまぁ~、いったい何者なんだぁ~」
「ミスリルなんぞはどうでもいい。俺は東京都立陣代高校2年4組、出席番号41番、ゴミ係兼傘係の、相良宗介だぁっ!」
 一撃で吹き飛ばされてるゲイツ。ご愁傷様。
 しかし、高校生でゴミ係とか傘係って、そりゃ無能で他の係が出来ないって証明なんじゃないのか?
 で、結局、アーバレストを置き去りにして勝手にかなめの護衛に戻ってるってか。それを見送ってる何かミスリルのえらいさんみたいな人。諜報部の人間か? で、横にいる女がレイスの正体ってか。
 しかし、ギャラ半額と引き換えに強引にかなめの護衛役を認めさせてる宗介……いや、それはちょっとサービスし過ぎじゃないのか?
 宗介にテッサと呼ばれて舞い上がってるテッサ……なかなかうぶな子だね。
 退学届けは先生のところで止まってたってのは良いけど、いきなしレーザーサイトの光点を見つけて先生を押し倒してる宗介……レイスの嫌がらせかい。しかし、寒空に屋上から監視とは、レイスもご苦労さんね。

◎涼風
 (第16話)
 悪魔(服部)の囁きに惑わされて、萌果を押し倒してる大和。いや、ちゃんと逃げられないようにしないとダメだろ。(おい)
 ま、こんな最低なやつ、とっとと見切りを付けろよ……と思うんだけど、怒りもしないんかい<萌果。

◎ARIA The ANIMATION
 (第3話)
 上級者向けのコースをえっちらこっちら練習してる灯里と藍華だけど、それをスラスラと追い越していくまだオレンジプラネットのペアのアリス。ペアってのはまだシングルにも達していない見習いみたいだけど……ミドリスクールのゴンドラ部にいたのをスカウトされたって、天才少女かい。
 灯里を「もみ子」と呼ぶアカツキ。灯里が始めて乗せた客だけど……指導教員が付いていたらシングルでも客を乗せられるんかい。空の浮き島の上で働く人はサラマンダーって言うんかい。それじゃ、地下で働く人はノームとかいうのか。で、飛行機のパイロットがシルフィールってとこか?
 待ち人に会えずに暇をもてあましてるアカツキに人物観察を提案する灯里だけど……そのジジイ、人間の体格か?
 アカツキの用事は兄から金を借りることだってか。おや、浮き島ってロープウェイで登れるのね。下から見ると大きな気球のように見えてただけだけど、けっこう巨大な構造物みたいね。
 灯里の笑顔の秘密に気付いたアリス。満足そうでよかったね。

◎ガンパレード・オーケストラ
 (第2話)
 訓練中に呼び戻されてる第4中隊。本部からの調査団がこの前の幻獣出現と第4中隊の出撃状況を調べに来てるんだけど……その調査団の中に咲良の同期がいて、なんか良い感じの2人。それを見て咲良への恨みを募らせてる菅原乃恵留たち。咲良の評価を下げて中隊長を交代させようと目論んでるんだけど……
 調査隊が消息を絶ったという連絡で出動する第4中隊。この前の戦闘で自分たちが破壊した市街地の様子に衝撃を受けてるとは無責任すぎ。
 振武台の同期を助けようと必死の咲良だけど、そのために負傷してしまう副官の村田彩華に乃恵留たちの怒りは爆発。完全に指揮官としての信用を無くしてる咲良だけど……ま、彩華が負傷したのは結果論に過ぎなくて、軍の命令系統的には救出を優先した咲良の判断は間違いではないんだけど……これまで実戦から離れてた連中が急に現実を突きつけられて受け入れられずに戸惑ってるとばっちりを咲良1人に背負わされてるって感じね。
 そこにすぐ北方に幻獣が出現したとの連絡。この状態で果たしてまともに出撃できるのかねぇ……

◎トリニティ・ブラッド
 (第23話)
 おいおい、一撃で殺されたんかいっ!>ナイトロード。いや、ま、人間じゃないから死んではいないんだろうけどね。
 カインの部下が謎の攻撃兵器でアルビオンを空襲して破壊しまくってるけど……何だろうね。ま、ロストテクノロジーの兵器だから、ゲットーの連中ならわかりそうなものだけど、それとも帝国やゲットーのメトセラ連中にもわからない技術なのか?
 ナイトロードが殺されたのは自分の責任だとばかりに塞ぎ込んでるエステルだけど、そこにやってきたゲットーの責任者のにーちゃん……おいおい、エステルはアルビオンの正当な王位継承者だったってかいっ! なんか唐突な展開だね。

◎SHUFFLE!
 (第14話)
 1人目の実験体は強力な魔力に耐え切れず、実験施設ごと消滅。そこで2人目は元々強い魔力をもつ者を実験体にしようとしたのが、ネリネからクローニングされたリコリスだってかい。そのリコリスが実験施設で出会ったのが3人目の実験体のプリムラだったってか。
 稟とネリネの帰りを待つ楓とシアの前で突然倒れてる亜沙。海でのことはこれの伏線だったのか。
 ネリネが重い病になったときにリコリスは自分の生命エネルギーをネリネに戻して消えてしまったってか……ネリネの歌も元々はリコリスのもの。そして……ネリネが言いかけてやめたのは、稟との思い出もリコリスのものだったっぽいね。
 元々体が弱かったという亜沙。カレハに勧められて亜沙の見舞いに行き、そこで亜沙の昔の話を聞く稟。亜沙はプリムラのことを体が弱かったときの自分に重ね合わせてたってか。
 しかし、いつものことだけど、このお母さん、若すぎ。
 魔界への門の前に立つ稟たちだけど……別に魔王のおっさんとか神王のおっさんなんか頻繁に行き来してるとこなんだから、あんましもったいぶっても意味無いと思うんだけど。いや、魔族や神族なら大丈夫でも人間には問題があるって可能性があるかもしれないけどね。
 でも、少なくとも人間と魔族の間にはハーフが生まれる(例:麻弓)ぐらいだから、生命構造にそんなに違いは無いと思うんだけどね。そうじゃなきゃ、魔王も神王も娘の婿候補に稟を選んだりはしないわな。

◎苺ましまろ
 (第11話)
 いくらなんでも金魚が鯨みたいに大きくなったりはしないと思うぞ。
 くそ真面目な千佳だけど、この環境で1人だけ宿題するのは絶対に無謀だと思うぞ。
 紙相撲は良いけど、そんなに極端に大きさの違う力士同士で戦ってて面白いのか? しかし、毎度のことだけど相撲に異様に詳しいアナ、いとおかし。
 騒ぎすぎて部屋から締め出しを食ってる3人。そこに煙草を買いに行って帰ってきた伸恵だけど……10円玉落として不精したために寒風の中で水をかぶってるとは、いとおかし。で、風呂を沸かして入ろうとしたら……故障で水風呂。悲惨ね。
 そこで銭湯と言うのが、お約束だけど……銭湯の女湯だけ延々と舞台になってるアニメってのも珍しいね。
 小学生のくせにいろは順で文字の在り処がわかるアナ。なんか見栄張ってイギリスのシャンプーとソープを持ってきてるのは良いけど、ふだん使い慣れてないから使えないってのが笑えるね。しかし、ボディシャンプーで頭を洗ってる伸恵もねぇ。

◎ガラスの仮面
 (第29話)
 舞台でヒロイン役を食ってしまって、乙部を再起不能にしてる亜弓。ま、相手がマヤなら亜弓のアドリブにもちゃんと切り替えして来れるんだろうけど、マヤの真似しただけで役を横取りしてきただけの実力不相応な乙部には無理な話だったってか。でもねぇ、マヤみたいに小道具に小細工されたりして、どうにもならないアクシデントを乗り切ってきてるのを見て、そこから何も学ばなかったのかね。
 一方のマヤはもう演技も出来ずにおしまい状態。これが最後の仕事とばかりに亜弓が主演の舞台に端役を与えられてるけど……他の役者の嫌がらせで、投げ付けられる石は本物だし、食わされる饅頭は泥団子に……
 どうでも良いけど、都会の真ん中でやってる芝居だと思うんだけど、当日いきなしに本物の石とか泥団子とか、よくとっさに用意できたものだね。その悪知恵の働かせぶり感心するぞ。

◎ノエイン もうひとりの君へ
 (第2話)
 なんかもう一人現れたと思ったら仲間割れしてるし。で、結局そのまま引き上げてるけど……この世界はこいつらの世界から15年遡った限りなく近い世界って……一応は別世界なんだろうけど、どうなったらこんな雰囲気の違う未来になるんだ?
 塾に行こうとしてたユウだけど、母親が余計なこと言ったから錯乱して家出してるし。で、何か知らんけどハルカもくっついてきてるんだけど……夜中まで展望台に残ってたら昼間の人々の残像みたいなのが現れてるって……時空にひずみが出来て何時間か前の光景が出て来てるのか?
 で、再びやってきた例の連中。今度はアトリとかいうやばそうなやつが一番近いって凶悪だね。
 カラスが15年後のユウなら、フクロウとか言うやつがイサミっぽいんだけど……そういう単純な設定なのか?
 このまま函館を舞台に話が進むのか、それとも一端捕まってあっちの世界に行くって話になるのか、今のところは微妙だね。でも、カラスは15年前に同じことを体験して、その時はハルカ(?)は守れなかったみたいなんだけど……
 しかし、ユウってなんか性格うざいな。アムロとカミーユのマイナス面を掛け合わせたような感じのガキだな。

◎ケロロ軍曹
 (第81話)
 朝起きたら右手にギロロがくっついていた夏実。学校を休めという提案にソフトボール大会だからって無理やり登校してる夏実。芋碁理恵って宿命のライバルがいるんかい。敵に手を向けたく無かったんだな。
 右手がギロロのまま先発で登板してる夏実……はいいけど、ギロロが大変だな。特に金属バットをくわえて思いきし打ってたら、絶対に歯が折れるぞ。
 最後の土壇場で出てきた芋碁理恵だけど……ストライクゾーンに来てる球を大リーグボール1号打ちできるかいっ!
 しかし、ソフトボールは7回までって薀蓄語るのはいいけど、スライディング禁止ってのが出来てないんじゃインチキだね。スライディングありならブルマや短パンのユニフォームでなんかやってられないぞ。

 いきなし小雪に攻撃してきた宇宙特殊部隊ムーンライトのシルビーはいいけど、宇宙幻術ダークマターとかアステロイドとかってメチャクチャ恐ろしそうな技だね。
 夏実を守るために未完の小雪忍法ツララ落としを使い、自らの命と引き換えにシルビーを倒そうとしてる小雪だけど……
 おいおい、ムーンライトのメンバーにスカウトに来ただけってか。

◎アニメ魂
 ToHeart2
 (第3話)
 土手を歩いてる小牧愛佳と十波由真。花見をしてる貴明を見て1年のときのクラスメイトだと言ってた愛佳だけど……結局、2年も同じクラスで委員長を押し付けられてるってか。しかし、どこぞの保科智子と違って愛想が良さそうだね。その代わり頼りなさそうだけど……で、耳の飾り(バレッタか?)がなんかマルチみたいな……
 図書館の管理をバーコードでやるのはいいけど、そんなの数少ないスタッフでやってたって、いつ終わるか分からんだろ。はっきり言って個人の蔵書でもそんなのやるのは大変だと思うぞ。
 しかし、図書委員でもないのに他にスタッフもいないのにそんなの毎日やってるって、物好きだね。
 愛佳が男子が苦手そうなのを見て、自分も女子が苦手だと言って意気投合してる貴明だけど……
「河野くんには見せていいかな。私の大事なところ」
 おいおい。
 貴明が苦手だというのはこのみ&環に付きまとわれて育った反動で同級生の女子とはうまく付き合えないって……レベルが違うだろ。
 愛佳に部外者が余計なことするなと言ってる図書委員長。仕事を1年生2人に押し付けて、愛佳から書架の鍵を取り上げようとしてるけど……結局、愛佳は勝手に仕事を続けてるし、他の図書委員はそれを認めてるってオチ。
 ま、動機が図書委員長が自分の手柄にして内申書を上げたいのと、書架を自分の個室代わりに使おうとしてたみたいなので反感を買ってたのと、誰も余計な仕事は他人に押し付けたいからってところね。

 前作(無印)同様に1話完結で各ヒロインごとのエピソードやっていく作りか。
 由真が貴明のこと嫌ってるみたいなんだけど、その辺のことは次回で明かになるのかなぁ。しかし、EDに由真のキャスティングが載ってないんだけど、単なるミスか?

週刊アニメ定点観察 Vol.464 (1/4)

2005年10月27日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/17~05/10/18

◎はっぴぃセブン ~ざ・テレビまんが~
 (第3話)
 開運研究会に女にもてないからって相談に来た先生。女にもてないのも禍神とか穢れの仕業に出来たら楽でいいわな。
 しかし、この先生、自分から相談に来ておいて石にお祈りするのを拒否してるって、ひどいね。いや、信仰上の理由だからとかいうのならわからんでもないけど……
 で、代わりに先生を笑わせるって……要するに本人を幸せにして負のパワーを正のパワーに転換できれば穢れの方から去っていくってかい。
 しかし、穢れを払った途端にいきなし元教え子と結婚って……恋愛ってそんな簡単なものなのか?

◎ブラック・ジャック
 (第45話)
 ブラック・ジャックの学生時代の友人、ゲラ……はいいけど、ブラック・ジャックの通ってた頃の学校にしては校舎がコンクリート作りで新しそうだね。
 それにしても、ブラック・ジャックが医者になるまでずっと入院していて、新米医師のブラック・ジャックが手術をしてようやく治ったって……それまでの医者は藪医者ばかりだったのか?
 で、ブラック・ジャックは成功とばかりに意気揚々と帰っていったけど、敗血症で肺炎をこじらせて死んだって……長年の闘病生活で体力が弱ってたからだろうけど、他の医者はそれがわかってたから手術をしなかったのか? そうするとブラック・ジャックが殺したようなものだけど……
 しかし、ゲラを助けるために医者になったとか言ってたけど、ホンマか? てっきり、自分を助けてくれた本間丈太郎に感銘して医者を目指したとか思ってたんだけど……それに、なんか他の人間と机を並べて仕事してるみたいだから当時は無免許医じゃなかたんだろうけど、いつからどういう経緯で無免許医になったんだ? 医師免許って交通免許みたいに定期的に切り替えが必要だとは思わないんだけど……

◎名探偵コナン
 (第416話)
 小五郎と横溝以外は部屋に入るなって……そういうことはロックを外す前に言えよ>コナン。

◎チャンス トライアングルセッション
 (第5話)
 課題曲に失敗した3人。失敗したのはアカリとノゾミに足を引っ張られたからだとばかりのジュンだけど、失敗の烙印を押されたのは3人一緒だというアカリの指摘に反論できずに再練習に渋々付き合ってるとは、いとおかし。
 さっそくSクラス入りかい<ユウキ。ユウキの参入を3人に失望して切り捨てられるからだと考えたジュン。自分だけ挽回しようと例によって単独行動。アカリとノゾミはなんとかユウキとうまく付き合おうとしてるところ。これじゃ、どう考えても尻尾を切られるのはジュンだろ。おまい、少しは身の程を考えろよ。
 なんか同じ歌(ED曲だけど)を知っていたアカリとユウキ……2人とも孤児で本当の親のことを知らないみたいだけど、何か同じ出生の秘密がありそうだな。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第16話)
 海で純一に近付いたら音夢がいて邪魔だってのはわかるけど、いきなしすっぽんぽんって、どういう夢を見てるんじゃいっ!>アイシア。
 散らかりまくったアイシアの部屋を見かねて片付けてる音夢。ボロボロのマントも洗濯してるんだけど……
 純一と音夢がべたべたなのを見て不機嫌なアイシア。部屋を触られて音夢に怒りまくって、おまけにマントが無けりゃ魔法の修行は出来ないってか。なんか変なとこに拘るやつだな。
 枯れない桜のところで美咲と出会ったアイシア。しかし、お昼はこんなことに来るのが日課だって、美咲も暇だね。ま、夏休みだけの話だろうけど……
 純一が音夢と一緒だからことりも幸せだと言ってる美咲。いや、それはおまいの感覚であって、ことりもそうだとは限らないと思うぞ。それにしても、やっぱし頼子の記憶って美咲に受け継がれてるんかい。
 美咲に他の人も純一が好きだと聞いたアイシア。環の神社にやってきてるけど……面と向かって純一が好きかと言われたら、さすがの環も矢を射損ねるかい。おや、こいつ純一の許婚だったってか? それにしては前作では純一にそういう相手がいる素振りはまったく無かったんだけど……それじゃ、音夢とさくらが対立してる場合じゃないだろ。どうでもいいけど、照れ隠しに矢を乱射するのは危ないからやめろよ。
 例の喫茶ムーンライトで自作の原稿を朗読してるななこ……おいおい、ほかに客はいないのかも知れないけど、恥ずかしくないのか? しかし、浅野真澄そのまんまの声だね。ああ、本人が朗読してたんじゃなくて、アイシアのイメージボイスか……
 どうでもいいけど、小鍋で弁当箱の代用はするなよ>水越姉妹。いつものペースで眞子の心情を声に出して語ってる萌。ま、眞子の性格からすると萌以外に他の人間がいる前では絶対に認めないだろうけどね。
 みんな純一が好きってことで最後に杉並のことを思い出したアイシアだけど……怪しげな想像の世界には行かないのか。
 しかし、みんな純一の世話になったとか言ってる美春だけど……おまいにその記憶あるのか? 世話になったのは美春ロボの方だと思うんだけど、それを後から暦にでも聞いたのか、それとも美咲みたいに記憶を引き継いでるとかなのか?
 アリスに、それじゃアイシアはどうかと聞かれて戸惑ってるけど……まだまだこれからってとこだろうね。しかし、夕暮れになってからマントを持ってきても意味無いだろうに<純一。

 どうでもいいけど、なんか今回の話、好きの意味合いを混同してるようにしか思えんのだけどね。そりゃ、過去のある時点での各人の純一に対する感情は同じ程度だったかも知れないけど、現時点では完全に恋愛関係に至ってるのは音夢だけで、他の連中は心の整理をつけて一歩か二歩かそれくらい下がって二人の様子を見てるってところ。
 ただし、唯一心の整理が付かなくて食い下がろうとしてたのがことりって感じだろ。ここでことりを他の連中と同じ扱いにしてしまったら意味無いと思うんだけど……
 しかし、美咲が頼子の記憶を受け継いでいて、そこらをクリアしてしまってるというのは納得行かないね。やっぱし、美咲には窓から純一を見て満足してるんじゃなく、そこから一歩踏み出してほしいからねぇ。
 これじゃ、美咲はとっくに整理が付いてて、ことりも前回で踏ん切りがついたって感じで、どっちも今後リベンジを掛けてくるって展開の可能性は極めて低くなってしまったって感じだね。ま、どのみち、今後のメインはアイシアなんだろうけど……

◎Canvas2~虹色のスケッチ~
 (第3話)
 街で子供たちに風船配ってるクマさんから風船を分捕ってるエリス。ロリキャラにしか出来ない横暴だな。で、喫茶店で困った表情をしてる可奈を見掛けた浩樹だけど……
 『Doす恋!ちゃん娘LOVE』(那珂野際)……いったいどういうセンスの小説なんだ?
 それは可奈の書いた作品みたいだけど、恋愛小説なのに恋愛体験が無いからリアリティが無いってか。それを指摘した責任でデートに付き合せれてる浩樹、ご苦労さんね。で、そのデートを尾行してるエリスと霧……暇だね。
 まずは喫茶店でお茶……って、メイド喫茶かいっ! しかし、可奈の担当の編集のねーちゃんって、なんか霧の知り合いみたいなんだけど、大学の同期とかそんな関係か?
 次はプリクラ……って、携帯にデジカメ標準装備の時代になってもプリクラってまだ流行ってるのか? しかし、コスプレしてまでプリクラ撮るか?
 今の女子高生はデートで鬼ごっこするのが定番なのか。しかし、可奈を追いかけてる編集のねーちゃん。その走りっぷり、霧と互角だな。
 自分の夢で作家になったのに、やりたくない仕事を押し付けられたりで迷ってスランプになってるという可奈。いや、デビューしたててやりたくない仕事でも次々に来るってのは、そりゃ才能が認められて期待されてるってことだぞ。
「夢を追いかけるって辛いよな。夢を諦めるほうが楽に思える……実際は逆なのにな」
 最後の言葉に何か実感がこもりすぎだな<浩樹。こいつもまだ絵を捨て切れてないって話か。
 エリスと霧の尾行に気付き、浩樹にお別れのキスを迫ってる可奈。いや、弘樹が手を出したらどうするつもりだったんだろ?
 毎度毎度エリスと霧に昼食のおかずを取られてる浩樹……哀れね。

 しっかり過ぎる女の子ってのは付き合ってたら物凄く圧迫感を感じるだろうね。

◎Angel Heart
 (第3話)
 XYZのキーワードを頼りに、リョウを探してさまようグラス・ハート。路地裏でうずくまってるところを、通りかかったおっさんに新宿東口の掲示板の話を聞いてるんだけど……掲示板は1年前に撤去されてたって、ま、よくある話ね。
 そりゃ、携帯でみんな連絡取り合う時代になったら掲示板なんか、怪しげな連中の暗号通信に使われる不穏な場所になるだけだから、撤去も当然だろうけど……これじゃリョウがやる気になってても依頼の受けようが無いよな。
 かつて掲示板があった場所で卒倒したグラス・ハートを助けたリョウ。運んだ先の医者がさっきのおっさんってか。

◎闘牌伝説アカギ(新)
 (第1話)
 麻雀には興味ないし、何の魅力も感じない作品だね。パス。

◎ラムネ
 (第2話)
 一緒にお風呂とはうらやましいね。
 先週の七海と同じパターンでベッドの脇に落ちてる健次……似た者夫婦ってとこか。
「近衛さん……言ってみただけ」
「じゃ、じゃあ……友坂くん……言ってみただけ」
 呼び方が全然似合わんね。
 鈴夏の友人の佐倉裕美に校外学習に参加するかどうか聞かれてる健次だけど、バレンタインのチョコとか思い出して七海の機嫌を損ねてるとは、マヌケ。結局、校外学習に参加しないってことで機嫌を取ってるか。
 しかし、回想ばかりで物語の進まない作品だね。

◎舞-乙HiME
 (第2話)
 学園長に直訴したからって入学できるとは限らんだろうに。しかし、さっそくアリカに手を付けようとしてるのか?>シズル。
 おいおい、アリカが王位継承者かもしれないってか。アリカが母親だと思ってるのは城から王女を連れ出したオトメだったってところか。
 呪いを見られたシホに追いかけられて学園中を逃げ回ってるアリカ。災難ね。で、行き付いた先が審議会で、ニナと武闘で対決して勝った方が学園に残るって話に……いや、アリカにとってはチャンスだけど、ニナにしたら嫌な話だろうね。

◎地獄少女
 (第3話)
 野球部のエース・花笠に痛めつけられて、内臓破裂で死んだ後輩部員。不祥事の発覚で出場停止を避けるために自分がふざけたことにしてた岩下だけど、被害者が死んだことでバットでの撲撃が発覚。
 花笠はまったく他人事のように知らない振りって、酷いやつ。こういうやつが超高校級の右腕ってことでちやほやされてるとは、世の中腐ってるね。で、罪はすべて岩下に着せられ、誰も無実を信じてくれないって凶悪。
 しかし、「野球は生きるか死ぬかの真剣勝負」には笑った。

◎魔法少女リリカルなのはA's
 (第3話)
 なのはの魔力の源であるリンカーコアが小さくなってるって、リンディたちの口ぶりでは初めての事件じゃないみたいね。修復中のレイジングハートとバルディッシュは、何かタダじゃすまない感じ。
 敵の使ってる魔法はベルカ式という対人戦闘に特化した危険な魔法ってかい。
 クロノの担当教官だったグレアム提督の面接を受けてるなのはとフェイトだけど……このグレアムってこの地球の出身でイギリス人だってかい。
 今回の事件が担当になったリンディたちだけど、アースラは修復中で使用不能。事件の中心はなのはの世界が中心で、時空管理局本部からは中継ポートを使わないと転送できない場所ってことで、現地に作戦本部を設置……って、なのはの近所のマンションかい。で、エルフとユーノくんはペットモード。しかし、エルフは小犬にイメチェンかい。
 さっそく、すずかとアリサが遊びに来てるし、なのはの家にも挨拶ってか。で、なのはと同じ学校に通うことになってるフェイト……
 敵の連中もはやての家が本拠地だから、作戦行動は出張出来る範囲ってか。ご苦労さんだね。
 エイミィに届いた本局のメンテナンススタッフのマリーからの通信。レイジングハートとバルディッシュの修復にはCVK-792とかいう部品が足りないってかい。で、それってのはベルカ式のカートリッジシステム。なんか本来必要な部品ではないような感じだけど、どっちも対人戦闘魔法に特化した形態に進化しようとしてるってか。

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第16話)
 建設中のビルの鉄骨に座って何かメールを打ってる一条さん……相変わらず謎の人だね。
 一条さんが学校休んだからって、ここ数日奇妙な行動をしていたと言ってるベッキーだけど、奇妙な行動してるのはいつものことだろ。
 ウェディングドレスを見て涙を流してる一条さん……はいいけど、何かカニに拘りすぎだな<姫子。で、さすがの諜報部も一条さんは調べきれないか。しかし、いつの間にか諜報部に引きずり込まれてる来栖と宮田って……
 で、ベッキーたちの一条さん追跡作戦だけど、何か完全にRPGの世界になってるな。しかし、都と手錠でつながってる6号がいいね。
 おいおい、一条さんのメール相手って宇宙人の艦長だったんかい。
 路地でおでこが引っ掛かってる都。脳が発達してるのは良いけど、学年55位って、そりゃ何ともいえない微妙なポジションだね。
 あたり一帯、一条家だらけの一条時空。何か尋ねると爆発を繰り返す一条さんの妹。そしてルパン走りをする一条さん。説得しようとするベッキーにヘルメットとマスクをつけてプラカードで抗議を示す一条さん……あんさんは中核派か?
 一条さんを連れ出した車の男……艦長だな。で、一緒にソーラン節を歌ってるけど……いきなし衛星軌道上からのビーム攻撃。こいつら艦長殺すのは良いけど、一条さんを殺したら問題なんじゃないのか?
「私はいつもの姿の方が好きですよ」
 宇宙人の正体知ってるんかい。で、涙の正体は花粉症って、べたなオチね。

 勇気部に捕まってしまった諜報部の3人は良いけど、中には一条さん。怪しげな入部試験に失敗して落とされる綿貫。来栖も宮田ももう二度と外には出られそうに無いな。哀れ……