歩き日記

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九重登山口から指山に登る

2010年12月24日 | Weblog
山の案内 歩き日記  写真アルファベット→九重登山口から指山の案内マップ参照

 今日は、熊本市に所用があり、空いた時間に指山(ゆびやま)に登ることにする。ゆびやま、愛らしい山名だ。指山は、三俣山を背景に丸い山容の山で可愛い山である。

 熊本市内から車を走らすと、気温がグングン下がる。なんと牧ノ戸峠では氷点下3度。道路の凍結に注意しながら慎重に車を走らす。長者原9時10分着。

 車載温度計氷点下1度、驚く寒さではなのだが、風が吹いているので体感温度はそれ以下だが、防寒着を着て登るほどの寒さではない。空はどんより曇り空。

 用心のため雨合羽とザッグカバー、傘をリュックに詰める。雨が降ったら、ザッグにレットさんを入れ、ザッグカバーを被せる。雨合羽は防寒着にもなる。

 P地点(長者原駐車場)からA地点(九重登山口)にへ遠くに指山、三俣山が霞んで見える。幸いなことにガスはない。今日のレットさんは、やけに元気だ。足取り軽く歩いている。

 A地点から5分くらい歩くと自然観察路の標識が、立ち寄って見る。「立ち寄ったのではないよ、道を間違ったのだよwon!」「・・・・・・・」、レットさんの指摘とおり道を間違い左折したのです。

 観察道を終点まで歩いたら、長者原の草原に着いた。(距離1.2km)レットさんは、長い木橋が苦手、抱っこして歩きました。樹木名板、山の説明板などが設置され、観察道も整備され快適に歩けた。

★(A)9:28→9:35(自然観察路)9:57→

 自然観察路を終点まで歩き引き返し、コンクリート舗装道路の勾配がやや急坂になると、B地点(指山分岐)に着く。B地点から道標に従い左折する。

 水無沢を渡り緩やかな下りから、緩やかな登り(途中短い急坂あり)になり、落葉をサクサクと踏みながら、快適に歩くとC地点に着く。ここから本格的な登りになる。 

★(A)9:28→9:35(自然観察路)9:57→10:05(B)10:08→10:19(C)10:20→ 

 C地点から急坂登山道になる。急坂からを緩やかと短い急坂の登山道をジグザグに登る。ジグザグ登山を暫く歩くと視界が開け、長者原、泉水山の風景が見える。

 ジグザグ登山道から、灌木林の直登登山道になる。直登登山道を喘ぎ喘ぎ登ると・・・でもないか。急坂登山道両脇の笹が増えてくると指山山頂が近い。 

 登山道には、自然再生のための進入防止ロープがあちこち張られている箇所があるので、進入しないようにしよう。登山道は、露岩、ガレ場など変化するが、大部分は黒土登山道だ。

 黒土は泥濘易い土質で、霜・雪解け、雨期の泥濘に難儀するだろう。それに滑りに易い土質なので滑りに注意したい。高度が高くなるとミヤマキリシマ、ススキ、笹が顔をだす。部分的に荒れた箇所もあるが、問題なく歩ける。

 登山道には標識、目印テープ(山頂に近くずくにつれ少なくなる)、踏み跡もあり、迷う心配はないが、ガス発生時の灌木林登山は、迷いやすいので初心者にはオススメしない。

 変化する登山道を楽しみながら、最後の直登急坂をひと登りすると、ススキ原になりD地点(指山山頂)に着く。岩の上が山頂だ。背景の三俣山の樹氷が美しい。

 登山口温度から計算すると、山頂の温度は氷点下4度以下と推定される。それに風が吹き、体感温度はもっと低い。そんな中、レットさんは、寒さを堪えモデルとしてポーズをとってくれました。ほんとにお利口な犬です。「won!」(^_^)v

★(A)9:28→9:35(自然観察路)9:57→10:05(B)10:08→10:19(C)10:20→11:01(D)11:19→

 

 山頂からは、北東の平治岳から南東の泉水山まで360度、美しいくじゅう連山が見える。その中で、正面にドッシリと座る三俣山の迫力には圧倒される。

 ここから三俣山北峰に登れる。今日は雲に覆われ美しいくじゅう連山を楽しめなかった。レットさんは風を避け、リュックに陰で震えている。ここでお茶と思ったが、可愛そうなので早々に山頂を後にする。 ※写真右:下山後晴れたので撮影。

★(A)9:28→9:35自然観察路)9:57→10:05(B)10:08→10:19(C)10:20→11:01(D)11:19→11:45(C)11:47→11:57(B)11:58→12:11(A)

  下山は、休憩無しで快適に下る。登山口から駐車場へ、風が吹くので車の荷台にレットさんを乗せ、水とおやつを与え、キャリーバッグに入れ、運転席でコンビニ弁当の昼食。

 昼食後、くじゅうの情報収集で、ビジターセンターを見学したが、くじゅうの歴史や山に関する詳しい資料は何にもなかった。期待はずれだったので、公園管理事務所、観光案内所を訪ねたが、ここにもなにもなかった。

 観光案内所を出ると、青空が広がっている。駐車場から三俣山がクッキリ見える。2時間前に晴れてくれればと恨めしく思ったが、これも山人生と気分を切り替える。変わり身の早さが信条。(^_^;)

 熊本市で一仕事して我が家に帰るかと14時帰路に着く。車内で「楽々登山だったねwon」「そうだったね、晴れの日に登りたいね」「won!」と会話しながら熊本市に向かう。楽山時間3時間43分。

 


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