歩き日記

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照葉(てるは)大吊橋遊歩道を歩く

2006年11月05日 | 2006年歩き日記
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 いつかは歩こうと思っていた、日本一の照葉樹林を歩くことにした。このコースは、ヒルが出没することで有名なので暖かい時期のハイキングは避けた方がよい。11月、さすがのヒルもこの夜の冷えには耐えられないだろうと計画した。自宅を8時出発。

 10年以上前に訪れて以来の照応吊大橋だ。その当時は道路は狭くカーブが多く離合するのも大変であった。今回も大変だなと思いながら車を走らすと、なんと2車線舗装道路に整備されている。カーブは多いが快適に走れる。狭い昔の道は僅かな距離で、工事中であった、たぶん年度内に全線2車線になるのでは。

 第4駐車場に9時着、A地点駐車場は第1~4まである。広くて無料なので駐車には苦労はない。遊歩道を歩くなら出口に近い第4駐車場がオススメだ。準備をして9時30分歩行開始。

 第4駐車場から照葉大吊橋まで歩いて3分、管理棟の付近に沢山の団体がいるので、「ウォーキング大会ですか」と聞くと「照葉樹林案内人の研修です」との返事であった。管理所でマップをもらい、入場料300円を払い大吊橋の前に立つ。



 大吊橋の前に三脚が置いてある。「撮影台ご利用下さい」と書いてあり、誰でも自由に使える三脚だ。早速利用し、カメラをセットしレットと撮影。九重町に日本一の大吊橋の座を先月譲り、「歩く吊橋世界一」の石碑が寂ししそうだ。見学、撮影で時間を要し9時45分大吊橋を渡りはじめる。

 大吊橋に渡る前に照葉樹林文化館など見学と撮影で時間を要し9時45分大吊橋を渡りはじめる。大吊橋の歩道部は鉄板敷きで真下は見えない構造となっているが、数カ所に真下が見えるようにグレーチングが設置されている。

 そこから覗くと渓谷の渓流が見える、高い、恐怖心が背筋を走る。観光客から「怖い~~凄い~~キャー」と嬌声があがる。高所恐怖症は覗かない方が良い。レットは恐がり一歩も歩けない、仕方がないので抱っこ歩きとなった。

 大吊橋は2004年土木学会デザイン賞を受賞している。照葉樹林に大きく張り出すその姿は美しくしい。九重町に日本一の大吊橋の名を譲ったが素晴らしい橋であることは間違いない。大吊橋を渡り、急な階段を登り「大山神」の家内安全を祈り、遊歩道を歩く。

 遊歩道はトロッコ道を利用しており、当時の面影を残す石積み橋脚や大岩を掘り抜いた跡など往事が偲ばれる。遊歩道は整備され、標識や樹木説明板もあり快適に歩ける。多少のアップダウンはあるが問題はない。

 樹木観察や撮影をしながら「かじか吊橋」に到着、照葉大吊橋のミニ版だ。この橋の右岸側から綾南川渓谷に降りられる。渓谷の清流見ながらお茶タイム、清流の音を聞きながらのんびりと時を過ごした。

 「かじか吊橋」の歩道部はグレーチングでなので渓谷の清流がよく見える。当然、レットは怖がって歩けず抱っこ歩きとなる。「かじか吊橋」から「照葉大吊橋」が見える。



 「かじか吊橋」からゴールは近い。出口には出口占用の回転式扉になっており、逆方向から入れない構造になっている。回転式扉を回転し出た後、振り向くとレットは扉の外に待機している。「しまった」と思ったがもう遅い。こちらからは入れない。

 「レット、レット」と優しく呼びながら回転式扉をゆっくり回し無事救出、ペット連れで遊歩道を歩く場合はご注意を。

 歩行2時間の照葉樹林の散策を終えた。歩き足らない、九州自然歩道も歩く予定であったが、通行止めになっている。残念(-_-) 第4駐車場の近くに25世紀の森の記念碑があり遊歩道の標識がある。

 25世紀平成元年をお祝いして植樹した県有林だ。照準樹林の地に針葉樹を植栽、変だなと思いながら登ったが、何処までのいっても杉ばかりで展望は良くない。山頂に展望台があると期待し登ったが、山頂近くの遊歩道はブッシュ状態で歩けない諦めて下山開始。残念(-_-)

 昼食は馬事公苑でと思い、馬事公苑に行ってでビックリ、沢山の車が道路や臨時駐車場にあふれている。競馬場には沢山の観客、「綾競馬」が開催されていたのだ。諦めて綾城駐車場での昼食となった。綾を14時30分発、15時10分帰着。やや歩き足らないが身も心も癒された良い一日でした。

 


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