都城市、小林市、えびの市の天気予報は、曇りのち晴れ、久々の晴れだ。韓国岳の火口湖を訪ねることにする。
朝、準備をしているとレットさんが登山を察知してついて回る。夏は早朝登山に限るが、朝寝をしてしまい6時15分出発となった。
県道31号を霧島に向かい車を走らせると、吉之元町周辺の美しい田園地帯が、7月の集中豪雨で河川が氾濫し、田植えの終わった水田が埋没している。
その悲惨な光景に「口蹄疫の次は災害か」と呟く。農家の皆さんの苦労を考えると、暗澹たる気持ちになる。
空を見ると青空、いつのもの高千穂峰が空に雲の帽子を斜にかぶり優しく迎えてくれた。今日は最高の天気で、素晴らしい韓国岳登山ができると期待しながら、7時00分登山口着。
レットさんをキャリーバッグから出してやると、嬉しそうに走り回っている。久々の登山で興奮してるようだ。準備をしながら今日は風景写真を撮影しながら、のんびり登ろうと7時35分登山開始。
登山口に口蹄疫防止の消毒槽が設置してある。靴底とレットさんの脚を消毒する。野生の鹿や猪に感染したら大変なことになる。みなさんも消毒に協力しましょう。
興奮レットさん、足取り軽くひょひょいと石段を登っていく。車載温度計18度別天地の世界だ。空気がうまい。登山道から駐車場方面を見ると、雲一つない青空の下に美しい緑の樹林帯が広がる、しばし我を忘れて見とれる。
「レットさん普賢岳が見えると良いね」「なに普賢岳って、暑いね」「・・・」。暑いはずだ、風がなく、強い日差しが容赦なく照りつける。風よ吹いてくれと願う。
1合目を過ぎ3合目あたりから霧が登山道を覆い始め、5合目で、下界が見えなくなり、8合目では完全に霧の中に埋没、ショックである。「何にも見えないね」「そうだね」
山頂に8時40分着、霧から霧雨に変化して、横風が吹き付ける中、霧が晴れるのを30分間くらい待つが変化なし。
もちろん火口湖は見えない。仕方がないので9時10分下山開始。この霧雨の中、次から次に登山者が登ってくる。
登山口9時50分着。霧雨から小雨になり、荷物を片付けて、晴れたら再度登る予定で、車中で待つことにする。
待つこと40分、小雨から本降りの雨になり、晴れそうにないので10時30分帰路につく。「再度チェレンジするかレットさん」「Won!」楽山時間2時間55分。
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お褒めいただき恐縮です。
今後ともよろしくお願いいたします。
なつかしく・・・・ふる里がなつかしいとか?