ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

教育実習生と一緒に

2014-06-11 20:27:39 | 日記
先生「今日は、実習生の○○さんと一緒に授業します。
   ○○さんは、大学のオーケストラでコントラバスを弾いています。
   まず、コントラバスの音色を聞いてみましょう。」
児童 ○○さんの演奏を聞く。
先生「とても、低い音でしたね。この曲の名前は、動物の名前がついています。何だと思いますか?」
児童「カメ。」「カバ。」「ゾウ。」「サイ。」
先生「正解は、『ゾウ』です。当たった人がいましたね。
   次に、○○さんにコントラバスについて、教えていただきます。」

実習生 コントラバスの奏法(ボーイング、ピチカートなど)、音、仕組みの説明。ヴァイオリンと楽器の大きさ比べ。

先生「コントラバスのことが、いろいろ分かったところで、一曲聞いてください。」
児童 「エンタテナー」を聞く。ピアノ伴奏付き。

先生「すてきな音だったね。これを聞いて、コントラバスを弾きたくなった人がいるかな?」
児童 挙手。数人、指名。コントラバスを弾いてみる。
   聞く人、弾く人、楽器の大きさに、またまたビックリ!!実習生の補助で児童が楽器を弾く。

先生「さあ、今度はみんなで演奏するよ。『しっぱれー!』と『笛星人』の二曲。みんなは、リコーダーの準備をしよう。」
児童 実習生のコントラバス、先生のピアノの伴奏で、リコーダーを吹く。

先生「今日は、もう一人、フルートを演奏してくれる△△さんが来てくれています。今日は、特別に『カントリーロード』をフルート、コントラバス、ピアノで伴奏します。すてきな伴奏になってます。伴奏の音を聞きながら、歌ってください。」
児童「カントリーロード」を歌う。

先生「今日の最後は、みんなで『ミッキーマウスマーチ』を合奏します。担任の□□先生に小太鼓とシンバルを演奏していただきます。それから、○○さんのコントラバス、△△さんのフルート、先生のピアノ。豪華ですねー!!みんなは、鍵盤ハーモニカの準備をしよう。」
児童 豪華な伴奏にのって、鍵盤ハーモニカを演奏する。

 
 最後は、演奏してくださった先生と教育実習生に感謝の気持ちを伝えて終わります。

 毎年、6月は教育実習生が学校にやってきます。いろいろな特技をもった若者がいます。今回は、コントラバスとフルートでしたが、トランペットのときもありました。進んで自分から、授業の参加や指導を申し出てくれる人が多く活用しています。児童にとって、身近な人の特技やそれにまつわる話を見たり聞いたりするのは、とても心に残ります。

 今回は、クラスでの授業参加でしたが、音楽集会で全校に向けて発表したりもしました。また楽器の演奏の得意・不得意によって、音楽集会の伴奏を手伝ってもらったり、歌に付けた踊りや手話の見本をしめしてもらったりしました。その場にいるみんなが楽しめる場を上手に設定できると、音楽の喜びが広がる気がします。

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