まちだ ひろがりネット

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町田・生活者ネットワークの活動日記

エネルギー政策転換!

2011年03月27日 | 活動
午後、銀座1丁目にはるばる出かけました。水谷公園を起点として練り歩く抗議行動があったのです。
手短かに言えばデモですね。

原発いらない、
原発止めよう、

なんだか急に切なくなってきました。

子どもを守ろう、
僕たちを守ろう、

顔がくしゃりと歪みました。まだひと言も発することができないまま、涙が出てきます。

原発止めよう、
浜岡、止めよう、

そうだ、私にも言いたいことがある。

命と引き換えの電気は要らない、
原発をすぐ止めよう、



沿道の警察官に守られながら隊列は進みます。交差点で信号を待つひとたちにプラカードを見せました。
そこからすぐに加わって!

エネルギー政策を転換しよう。

いちばん政府にして欲しいことです。ドイツのように、原発を全面的に見直してもらいたい。
これを誰に告げればいいのでしょう。

大きなマスコミの取材はありません。フランスのマスコミ取材と、たくさんの小さなカメラが回っていました。主催者側は警察に20名で申請したそうですが、最終的には約1200人になっていたそうです。(お)






コスト

2011年03月25日 | 活動
知人に教えてもらったニュース。
Videonewsが無料配信している「予言されていた”原発震災”」広瀬隆氏インタビュー(3月19日収録)です。私が見た半日前は35000あまりのアクセス数でしたが、半日後、ほぼ43000になっています。半日で8000というアクセス増。これからももっと増えることでしょう。

広瀬隆氏は昨年「原発時限爆弾」という本を出しました。あいにく私はまだ読んでいませんが、この番組を見る限り、氏の語る強い危機感には嘘だ!と言わせない迫力があります。おそらくご自分の書いた本が現実になってしまって『冗談じゃない』と怒り狂っておられるのでしょう。ご興味のある方はこのYouTubeをごらんください。

http://www.youtube.com/watch?v=ovv2__vc-Nk


原発は人の手に負えないとは、素人にも分かります。それなのになぜ今日本の海岸線をなぞるように54カ所もの原子力発電所を建ててしまったのでしょう。原発というのは人を引きつける輝きがあるのでしょうか。どんな輝き?

原発は発電時にCO2をださない、自然に易しいエネルギーだなんてコマーシャルを思い出しています。これがその輝きでしょうか。でも、発電時にと断り書きがつくのがいつも気になっていました。

事故になったら、何万人もに影響のあることも他国の経験を見てだれもが知っていたはず。それなのに反対しきれませんでした。なぜ?

これからのクリーンな快適な生活のためにどんどん電気は消費される、だから大量の発電能力が必要だ、だから原発だという発想は正しかったのでしょうか。

自然エネルギー利用は面倒くさい、値段が高い、だから原発だという計算は正しかったのでしょうか。

それとも、わたしたちは反対するということそのものに、恐れを抱いていたのでしょうか。

そんな私たちがこれから負わねばならないコストはもう、計り知れません。(お)


毛布が集まり、回収拠点に無事搬送しました。ご協力ありがとうございます。

2011年03月21日 | 活動
急遽の連絡で3日間の募集でしたが、ネット会員、地域協議会メンバーより
毛布が10枚 町田・生活者ネットワークの事務所に
届けられました。
午前中で締め切り、午後早速 回収拠点である生活クラブ生協多摩南統合センターに
届けに行きました。

ご協力有難うございました。
今後も取り組みがある度に
皆さんにお知らせしますので
ご協力をお願いしたいと思います。

道中、町田街道沿いの営業中のガソリンスタンドには 
行列ができており、
複雑な思いをしました。

またコストコの脇を通ったのですが
事故の現場はフェンスで覆っているものの
垣間見える様子から、震災の恐ろしさを感じました。

                  町田・生活者ネットワーク


急告!きれいな毛布を届けたい!

2011年03月19日 | 活動
今回の東日本大震災の支援活動のお知らせをいたします。
何かしたい、いてもたってもという方、ご協力をお願いいたします。

私たちのグループで、緊急に毛布を送ることになり、皆さんから集めています。

新品、またはクリーニング済みの毛布がありましたら21日午前中までに
町田・生活者ネットワーク事務所に持ち下さい。
町田市中町1-28-18 TEL042-729-2296

今回は猶予がありませんので、可能な方 お願いいたします。
本日午前10時から午後5時(あす日曜日も同様)、そして
あさって月曜日午前中いっぱいまでを今回の期限にします。

お届けいただいたきれいな毛布は、月曜日午後に所定の収集場所に搬送します。
今後も取り組みの知らせがありましたら、皆様にお知らせします。

               町田・生活者ネットワーク

津波、原発、そして計画停電

2011年03月15日 | ニュース
あの日が、一日、一日と遠ざかる。
時は過ぎてゆくが、いま、その時は人を深く傷つける。

津波のあと、茫漠と広がるけしきの中に、
探す人が見つからない、いまだに見つからない。
握っていた手が離れた時の記憶はどんどん鮮やかになり、
そして、生きていられる不思議にまばたきをする。



私たちが強い地震に驚いただけですんだその日。そして震源の幅が分かり、マグニチュード9.0だと訂正されたあくる日。新潟と長野でも新たな地震が観測されました。今回の地震は海底の何カ所でも起こった上、地震波には一カ所特に強いところがあって、それが巨大な津波となったといいます。被災地の様子が刻々とテレビに映され、余震を体感する毎日です。

そのあいだに福島第1原発で次々と起こっている爆発は、日本人のみならず世界を震撼とさせる事態です。2重、3重の安全策もあっけなく破れて行くことを知りました。きっと精一杯の技術だったのでしょうが、今回のことで原発の安全策などとうてい講じることは不可能なのだと学びました。想定外だった、という前に、想定などできなかったということを、原発を進めた国民として皆がしっかり腹に落とすべきだと思っています。

「計画停電」は原発での発電が止まったことを補う発案です。さっそく今日から一部実施されました。東電管轄下の世帯が5グループに分かれて、時間帯をずらしながら毎日どこかで3時間程度の計画的停電を受け入れるというものです。

誰もこれに不平を言う人はいません。
やってみると節電はできないものでもないという体験になるかもしれません。

これを契機に原発を思い切って止めてみませんか。核のごみは処分に困るし、地震のたびに必ず事故を起こすし、起こした事故は犠牲無くては押さえ込めない上に、押さえられないと末代にまで禍根を残す、それが原発ですから。

太陽光の利用や、地熱の利用や、水流の利用や、風の利用などを、最上のエネルギー政策、最大のエネルギー産業にする。CO2 削減、無限の資源、安全。どれをとっても原発に勝るとも劣りません。

原発事故はわれわれにそういうことを伝えようとしています。(お)