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まちだ ひろがりネット

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町田・生活者ネットワークの活動日記

原子力発電所と日本の物づくり

2011年12月22日 | 活動
NHKの番組を見ながら思った。

その番組はメルトダウンが、地震と津波のあと1日も経ずして起きていた事を告げていた。
そこに至る十数時間のあいだ、使い方の分からない原子力発電という装置の前で、
悪戦苦闘をしている現場の人たちのようすが演じられていた。

どう操るか分からない装置。

原子力発電所は日本の物づくりとはちがう出来のものだと、思った。
まじめで細部にまでこだわる日本人が自分たちのアイディアで造ったものではない。
つくづく、残念な思いがした。

それからまたNHKの番組を見た。

その番組では、当初原子力発電所とは重油がウランに置き換わったもの、くらいの認識だったと伝えた。
その燃料が、かほどに扱いにくいとは思わなかったのだ。

その燃料がいったん外部に拡散すると重油ととうてい比較できない大災害になると
考えなかった人たちが始めた事だとわかった。

石油コンビナートの大災害の映像を想像した。
ずっとましだったのだと、情けない気持ちになった。

いまさら、もっと安全な原子力発電所を建設するなどと、言ってくれるな。


(お)